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[近寄って]
[ぴちゃり]
[つま先が血に染まる]
[溢れる血は白い床に緋い影を]
……ぁ……あぁっ……っ!!
[喉が引き攣ったように]
[意味を成さない音が零れる]
[首筋から正中にかけて]
[まるで裂かれたように]
[二つに分かれた体]
酒場の看板娘 ローズマリーは、村長の娘 シャーロット を能力(占う)の対象に選びました。
あれは…何?
あれが…あれが……
ここにぼくらを連れてきた人がやった…こと?
嗚呼……
震えが止まらない。
[しかし、それはどこか恐怖ではない。]
女神だなんてそんな風に言われたのは初めてだわ。
[照れくさそうに、それ以上に嬉しそうに微笑む]
それじゃぁソフィーは何だろう?
私以上に綺麗な女神よね。
[見つめ、紅い姿に笑みを浮かべ]
[ああ。美術館の「獄の間」に飾ってあったあの絵。
思い出したのは、其れと似た光景が
広がって、いるから、だ]
……や、
あ、ッ――
[悲鳴を呑み込んで。
嗚呼これは、敵は本気か。
命を懸けた、世界だ、と
悪魔の囁き。]
[双頭のドラゴン――]
[誰かがそんなことを言っていたか]
[まるで無理矢理それを作ろうとしたように]
[腰から下は1つ]
[上は2つ]
し、んで……死んで……っ……!!
[歯の根が合わない]
[後退さる]
[緋い足跡が][転々と][彼の軌跡を]
トビー、
ラッセル、
駄目だ、後ろを……ッ
[口元を押さえ、不快感を露わにしながらも呼ぶ。
だが、この密室でそれに如何程の意味があるか]
くっ……!
[何か、 ひとだったもの を遮るものは無いか。
探そうと見渡した]
は、ははははは……っ!
何で、死んでるの……?
何でこんなとこで、死んでるの……?!
[引き攣った笑み]
[虚ろな視線は死体へと投げられたまま]
<ぼくは死んだ>
<きみは生きた>
こ、こんなとこで死ぬくらいなら……っ!
[兄さんに心臓くれてもいいのに――]
[脳裏に過ぎった一瞬の考え]
[酷く甘美な考えのように]
[一体これは何の冗談なのだろう。
異質な空間に異質な死体。これは現実なのか。
目の前の光景が現実離れしていて理解ができなかったが、
周りの叫びが否応なしに認めさせる。現実。]
・・・ぁ、あぁ。
[漏れた声は恐怖に染められていた]
[身体がガタガタと震えていた]
[抑制しても無駄なくらい]
[立つ事もままならない]
[血][赤][白]
[ 赤 ]
[血][にんげんの血]
[異臭][吐き気を覚える]
[引き裂かれた] [身体] [から だ ?]
う、ぁ…あっ…ぁぁっ……あああっ!!
さっきまでそこにいたのに…誰が…誰が………!
う、ぁぁ…あああっ……!!!!
[言い聞かせる][あれは、見間違い]
[あそこには…誰もいなかった]
[そうだよ、いなかったんだ]
あの赤いのは…血、か?
[座ったまま後ずされば、背が白い壁に押し付けられるばかり。
ハーヴェイのようには、他を思いやる余裕もない。
目に飛び込んでくる、赤い赤い――]
――…あれは、人、だったのか?
[掠れた声が、自分のものではないように響いている]
でも、腰の先が分かれて…
私は女神に仕える天使で如何?
[天使の和毛。紅く滴る。染まった天使
最早、堕天使か。]
貴女の紅に仕えますわ。
[微笑む。
眠った侭だった男が、永遠に眠りについた。
その姿を見遣っては、感嘆の吐息]
屑のような灰色の男も、引き裂けばあんなにも美しい赤を見せるのですね。ふふ、此処のペンキは秀逸ですわ。
[いない][いないんだ]
[だって、あれは]
[にんげんのすがたじゃないもの]
[だから、ちがう]
[ちがう] [ちがうんだ] [ちがう…!!]
[ ...は、己の体を抱く。
いっそ、叫べれば楽なのかも知れない。
けれど、言葉を失くしたように、何も紡げないまま。
だから、俯き、唇を噛み締めた。
―――恐怖に呑み込まれないように、と。]
[箱へと飛びつく]
[他の刃が傷を作るのも構わず]
[夢中で狂気を探って]
……その心臓、兄さんに、頂戴……?
[引き攣った笑み][彩るのは狂気か]
[握り締めたナイフを][切断面から差し入れて]
[ぼとり]
[動きを止めた心臓が落ちる]
……は、ははは……
動かないんじゃ、使えな……っ
[からん][凶器も一緒に地面に落ちて]
[口元を押さえる]
[こみ上げてくる涙を抑える余裕は無かった]
えぇー?そんなのイヤよ。
[困ったように笑みを浮かべて]
天使と女神じゃ対等じゃないわ。
友達なんだから同じ目線で同じ世界をみようよ?
あんな奴でも結構綺麗に赤い花を咲かせてくれるのね。
・・・臭いは点数あげられないけど。
[何時の間に眠っていたのだろう、突如響いた悲鳴に目を覚ませば。]
[鼻をつく、鉄錆の臭い。]
[視線を、横に、向けた、ら。]
・・・・・・え・・・?
[嘘だ、と思った。思いたかった――けれど。それは紛れもない]
[血みどろの死体][まっぷたつの身体][屍][亡骸][Slice and Dice]
[引き裂かれた魂][無惨の饗宴]
うそ……で、しょ……さっき、まで……そば、に。居た、のに……
[だとすれば私も――たぶん、あんなふうに]
[そう、これは現実だ。全ての五感は働いている。
それならば、それならば。どうしたら?]
・・・ぁ。
[小さく声を漏らし視線の先は最愛の友]
ロージー、ロージー?
大丈夫?なんともない?
[駆け寄り震える声で無事を問う]
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