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酒場の看板娘 ローズマリー は、お尋ね者 クインジー を占った。
次の日の朝、自警団長 アーヴァイン が無残な姿で発見された。
……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……
そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。
現在の生存者は、踊り子 キャロル、牧童 トビー、新米記者 ソフィー、書生 ハーヴェイ、村長の娘 シャーロット、お尋ね者 クインジー、冒険家 ナサニエル、文学少女 セシリア、学生 ラッセル、酒場の看板娘 ローズマリー、双子 ウェンディの11名。
でも……12人、か……みんなが見たっていう、その紙、見せて。
他に、何か……書いてあったの?
[立ち上がり、部屋の中央にある白い箱へと歩く。置かれていたメモを手に取ったけれど――読めなかった。
否――正確には、意味が読み取れない、というべきなのだろうか]
これ……なんて、書いてあるの?
……ん?
[少女が紙切れを手に取る。だが]
……私には理解が出来なかった。
ただ、何かしらの異能を持つもの、と言う事しか分からない。
例えば、今名乗り出ている2人のように。
[と、緑の彩を持つ少年と女性へと視線を―――]
[胸元の石を握り締める はずだった]
[その手は力がなく]
[僅かに震え]
……っ!!
[瞳の先は][ただ一点を見つめる]
[そこには][眠り続けていた男]
[だったもの]
占い師、霊能者、守護者――もう一つは何でしたかしら。
[それは理解出来ない存在。
少女が手にする紙の内容を思い返して呟く。
ふと、ローズマリーやトビーに目を向け]
もう占いは出来ますの?
[期待の篭った様子で言うが、
――気づく。
トビーの翠の瞳が揺れていた。]
[微かに変わる空気]
[明滅する明かりから視線を]
[逸らして]
……な、に、これ……
[息を呑む]
[死体]
[人の成れの果て]
[――きみが殺した]
[――ぼくを殺した]
……っあぁぁぁぁ?!
――――ねぇキャロル。
人を殺したのは初めてかしら、それとも既に経験があるかしら。
私はよく覚えてはいませんの。
懐かしいような、とても新鮮なような
何と例えたら良いかしら。
……―――快楽(けらく)
「キミ達の力で生き延びろ」……その後の、何か。
――が6人、――が2人、――が1人、とか……
[もしかしたら目がおかしくなってしまったのかも知れない。そう思って擦ってみても、読めないのには変わりなかった。
ちがう――私の脳が理解することを拒んでいるん、だ。これは読んではいけないものだから。知ってはいけないことだから。でも、だとすれば、これを読めたというトビーや、ローズは――]
……いや……
[カードを切る音だけが耳に届く。
イメージを掴もうと。指先が規則正しく動く。
引いたカードは――VII The Chariot――正位置。]
[顔を上げ、告げる。]
彼は、信用できるひ、と……。
[言い終えようとした時、悲鳴が耳に突き刺さった。]
…ゃ…ぅ、ぁぁっ……!!
[声にならない]
[喉の奥から別の人物になったかのような錯覚]
[悲鳴とも言えない悲鳴]
――――……っっ ぁぁぁあぁぁ!!!!!!!!
―――な、
[言葉を喪う。
何が、起きたのだ。
眼前に広がる光景、 それ は]
やめ、
見ては―――見てはいけない!!
[子供が居る 女性が居る そして。
声を張り上げるが届くはずも、ない]
んで、その力を使った結果とやらはどうだった?
[にやにやと僅かでも興味の色が混じった目で、石を握りしめるトビーや、カードを切るローズマリーを見やる。
…しかし、様子がおかしい。
揺れるトビーの瞳の先、響くラッセルの悲鳴、その中心には――]
……な、なんだ?
ということは、前世かもしれませんね?
キャロルの前世――死神の鎌を震う緋い風車の女神。
なんて、どうかしら?
[問いかけ、すぃ、と彼女に目を向けて
その表情に一寸、見惚れる]
……まさに、女神。
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