[顔を洗い終わってから部屋に戻ると、父親は相変わらず轟音を立てながら熟睡しており、起きる気配が無い]このままほおって置いて、飯食ってから海に行くか。ま、どうせ心配しないだろうし、いーだろ。[それでも律儀にボールペンを取り、メモに「海に行きます」とだけ書いておく。]