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―― 現実世界<Mundane>/電波塔付近 ――
[パイプを持ち上げてみせる花とヴェールを戴く頭を見下ろす]
[エレベーターで見た姿と記憶(メモリ)で照合した]
……フゥン。余裕ダナ。
召喚(呼ビ出シ)タノハ、オ前カ?
[新たに動く者と邂逅する度に繰り返す問い]
[先頭の余韻か、漆赤の裂け目は薄く*開かれていた*]
─ 現世 / 南部学術区域 カフェ ─
[双子と紳士──であるかは不明だが──と挨拶を交わし]
[レベッカのときと同様。手持ちの情報を提供する]
(師匠の渋面が目に浮かぶわ)
[師は沈黙を善しとする傾向があると彼女は考えている]
[テーブルに用意される茶器に、目を輝かせ]
そんな場合ではないのでしょうけれど、お茶会みたいね。
[ぱたぱたとレベッカを手伝いつつ]
[視界の隅に通信を知らせるアイコン][発信者は師]
[通信に現在位置の返答を返し]
カップ、もう一つ用意しておいた方がいいかしら。
[はたりと思案]
もう一つ、用意します?
良い器がまだたくさんありますよ。
[手伝ってくれる少女には、ありがとうと、そんなことを尋ね。]
お茶会みたいに、ちゃんとお菓子もあれば良いのですけれど。
来られるのかどうかもわからないの。
来られればそのときに用意すればいいのかしら。
お気に召す珈琲豆があればいいけれど。
お菓子は残念だけれど、贅沢も言えないわね。
ゆっくりもしていられないだろうし……。
[目には見えないが、周囲を見る限り確実にタイムリミットは存在している]
["何の"リミットなのかは不明としても]
それならカップは伏せておきましょうか。
温めて。
珈琲豆……豆からこだわるなんて、とても珈琲が好きな師匠様なんですね。
[目で探すも、棚の中、どの袋が望まれるのかわかるわけもない。]
珈琲が好きなら、ご自分で淹れた方がきっと良いのでしょう。
そうね、ゆっくりはできないと思いますけれど。
だからといっても、急いてばかりでも、どうにもならないのではないかしら。
―― 現実世界/中央部周辺・通り ――
[何事も言わずとも補佐AIはわかっている。]
『......Closed領域 魔窟と呼称される空間を形成する基幹的AIです。Closed/Library及びAdministrative bureauに提出された事項に拠れば、製作者の意思を尊重し各領域へのAttackingが指定基準まで承認されており、B/U(バックアップ)は魔......』
[補佐AIの報告はトビーへだけのstill voice。流し聞きながらじっくりと深化させた義眼で観察しているようでもある。]
問いの答えを求めるなら、
回答者と同じ目線に立って頂きたいね。
こちらに来なさい。
[自らは動かず、漆黒のAIに教師のように言った。]
そう、気が急いては考えることも出来ないけれど、だけど。
[オレンジジュースのストローを銜えいつもの癖で思考]
わたしに師匠──レベッカさん──双子さんに──キャロおじさま──おじさまのお知り合いの方──
他にも──どうなのかしら──何故──共通項──不毛?──
─ 現世 / 南部学術区域 カフェ ─
≪「ゆっくりしてはいられない」……。
そう言いつつ、そこで怠惰を味わう矛盾。≫
[姿はない。機械音声のような電気信号は、
ウェンディの頭の中のみに響く。]
≪堕落……ッ!何という堕落……ッ!!
君には「勤勉」を与えよう。実に今この瞬間
君にとって一番必要なものだッ!!!≫
[唐突に頭に響く"音声"に思考は遮られる]
なに──?だれ?
声が……。
[辺りを見回すが特異な点は見あたらない]
[或いはすべてが特異とも]
そうね、――動いている
[視線を流すのは、カフェの外へ。]
わたくしたちに、"何か"があるはず。
ほぼ皆が、――あんな状態になっているのですから。
その"何か"を探すか、
それとも"原因"そのものを探すか、――
どちらも同じ場所に辿り着くのかしら。
[ポットからカップへ移すときに、ダージリンの香りがふわりと立ち上った。]
―― 現実世界<Mundane>/中央部周辺 ――
[キュルリ、キュルリ]
[瞳孔はストリートの上に立つ姿に焦点を合わせ、アナライズ]
[人間/電脳世界<Utopia>にもアクセスしている電子の流れ]
[召喚(呼び)つける声に漆赤の亀裂は深まる]
人間ハ面倒ダナ。
マアイイ。回答ガ、アルノナラ。
[軸などどうでもいい/必要なのは情報]
[瞬時に黒の姿は消え、ストリートで像が結ばれる]
――答エヲ聞コウ。
これは音声通信?
直接繋ぐなんて、どうやって──だれなのっ?
[左目に表示されたインジケータが酷く変動を繰り返している]
[組織のほぼすべてが生体であり、唯一の"窓"である義眼を通じて音声を伝えているのか]
≪逆に考えるんだ。「どうしてこの状況になったのか?」…。
それがわからなければ、「この状況をなぜ作り出したのか?」。
こう考えれば、答えは案外足もとに転がっているかもしれない。≫
≪とりあえず、落ち着いて考えることだ。≫
[ウェンディの目の前に、ホログラムの鏡。]
≪君の今の顔笑えるぞ?≫
― 現実世界<Mundane>/南部境 オープンカフェ ―
いやね、レベッカちゃん。
様づけなんかしちゃって、改まらなくっていンのよ?
ビンちゃんって呼んで。教師ビンビン。
そそ、ハックマン女史のハックションだいまおーは殺したって死なないタフネスなおねいちゃんだもんだからさ。きっとへーきへーき。メールくれてちょうどこのへんにいンの。もうちょっとで来るんじゃないかな?
[レベッカがお茶を煎れるため立ち上がった仕草にあわてて腰をあげる。コットという少女もレベッカを手伝いだした。]
あややん。
いーのいーの。そういうのはうちの子にやらせるのよ?
[そつのない仕草で、双子がレベッカやコットの所作の邪魔にならない程度に補佐をしていた。]
この状況──倒れた?残された?──誰かが作り出した──何者かの意図──
落ち着いてって言われてもっ!!
[ひときわ甲高い声で叫び、一転][ホログラムの鏡を凝視して]
──たしかに、変な顔。
[己を落ち着かせるように、一呼吸]
レベッカちゃんは火星から来たのね。『火星の女』ってば夢野久作。
俺もね、火星にプロモーションに行ったことあんのよ? 出張で。
びっくりしたね。タコチューはいないのね。クレクレタコランなアンドロイドを火星原住民シリーズって企画しようとしたらばさ、火星の色んな団体から怒られちった。
[思い出したように、レベッカとコットにプロモーション用の名刺大の小さなsonosheetを配った。]
そうそ、俺はね、こんなお仕事してんの。
ささ、コットちゃんにもあげる。キラキラ。
[SBY109が歌う、オンデマンドTVの子供向け番組『からだであそんで』挿入歌『くねくねマンボ』、『ミニスカ、ちらり』の三次元PVが入っているものだ。
どちらもホログラム再生で目の前に出現させて見ることができ、比較的ウケがよかった。それらは主に男性の評価だったが。]
[ホログラムといえば、と路上に視線を送った。
カフェにほど近い路肩のパーキングエリアに停車したままのUGVの傍らに、シスターのホログラムが浮かび上がっている。
あの宗派のAIやシステムは生き残っているのだろうかと考えながら、しばしその姿を見つめていた。
突如、グリフォンと共に漆黒のしなやかな女が現れる。]
ななな、なにこれ!
びっくらどっきり!! びっくりどんきー!
[グリフォンと対峙するシスター。派手に明滅しては砕け散るホログラムに愕きながら立ち上がった。
眼鏡は電脳世界でのデータの流れを二重に現実世界に重ねて見せる。
新たな魔獣キマイラが現れ、激しくなる力の拮抗はしかしやがて場所を中心部方面へと移していった。]
――南部・カフェ傍――
[陰に隠れてからさほど時間は経っていない。手元に地図を取り出し――一枚のフィルムだが――点の数を確認する]
【んまー、相手がこゆの持ってると、あたしがいるのも丸判りなんだけどね。雰囲気からすれば、危険はないと思うけど。どうしよっか】
[考える、間もなく、柱の影から出る。そしてカフェへと向かった]
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