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手紙があり、意図的に残された"生存者"がマークされている。
お爺様のお手紙には、誰かの意図がしっかりと書き込まれているのね。
わたしのお手紙にはそういったことは書かれていない。書いてあったらよかったのに。
[しゅん、と手紙を見る。近づく光点に気付き]
お爺様、誰かいらっしゃるみたい。
ふむ……盗み聞きは感心せんなあ。
[脈動する「槍」を水平に身構える。]
何か用ならば、堂々と出てきたらどうだ?
それとも、この”手紙”を送り付けた張本人が
私に「真実の終焉」を与えに来たのか。
[大勢を低くし、いつでも飛びかかれる姿勢。]
不可侵領域への鍵…あれを開けてどうする?
そのつもりならば、私はあれを護らねばなるまい。
[意識は光点、その"方角"に向けたまま]
──ああ、そうか──お爺様の手紙──"目的"──"不可侵領域への鍵"──不可侵領域──SSS──絶対に入れない場所──おばあちゃまならあるいは?──わたしの手紙──"かけらは血に/SSSを開け"──
──お爺様のお手紙とはずいぶん様相が違うけれど。
言っていることは同じ?
― 現実世界<Mundane>/南部境 オープンカフェ ―
[レベッカのUtopiaへ行くのかという問いかけに、眼鏡の端を少し持ち上げた。]
んん。今はどっぷりとは潜っちゃわないけんど。
様子見だけ。チラリちらりとね。
にしても、せっかくの旅行のつもりがとんだ災難なのね、レベッカちゃん。ひとりたび? お連れさんとかいな〜いの?
俺はこの街の北部の会社に勤めてっから地元なんだけどもさ。ジローラモ。
[レベッカが封書に手を触れているのに気づき、ほへ、と息を吐く。]
ありり、手紙って珍しいのね。
不幸の手紙――とか流行ってたりなんかしたりして。
俺っちもさァ――
[彼女の仕草に自分も手紙を持っていたことを思い出し、スーツのジャケットのポケットから封書を覗かせた。]
[堂々と、
そう言われてAIは、静止した平原の中へ。
槍の穂先と、思考を漏洩する少女のようなものへ頭を垂れた]
≪真実の終焉。テクストに記された終焉から逃れるために、人は苦行します。輪廻の終わりは解脱とされています≫
≪不可侵領域。聖域と呼ばれる概念について、宗教的意義以上の知識を持ちません。また、それ故に”手紙”の意図を理解することは出来ぬ身です≫
≪あなたは私に施すと述べ、私に対価を求めると述べた。私は施しを受け、望むものを分け与えるべく此処を訪れました≫
―現世/南部-中央部・カフェ―
連れが居たのですけれど……
どうなったかは、想像できると思います。
[ヴィンセントの言葉に、口元をゆがめた。]
[焦りだ/MASTERを求める。]
[だが、手紙のことを聞いて、]
…… あなた、も?
手紙を?
[それを見て、口を引き結んだ。]
そう…目的は不可侵領域への鍵。
その認識で充分だ。悪いことは言わない、
それ以上は、詮索しない方がいい。
[Kotにも、脅すような声を投げかける。]
あれに興味持てば、中が知りたくなる。
中を知れば、それを開けてみたくなる。
それを開ければ……いや、やめておこう。
[ぎりりと「槍」を握り直す。]
謎は謎のままが、一番美しいんだ。
[ドリスが強い視線を向けた時、トビーの双眸は伏せられてはいたが、口元の笑みは絶やされておらず。
腕は直ぐにすり抜けてしまう。]
―― 現実世界/トラム→中央部⇔南部境界 ――
[静かに開き静かに閉じる扉
窓際の席に座り、一時、思考を深め。
横顔は無表情。
頭部を飾る花の一部が萎れ、新しい花が咲く。]
[――やがて、やや離れた南部境界に到着すると、
トラムから行動可能な複数人が居るであろうカフェへ向かった。]
― 電脳世界<Utopia>/Closed・Morgan's Space ―
[パスコードを入力し、クローズド領域へと入っていったコットを追いかける薄い影が一つ。
電脳への完全な接続を行っていない状態では、それは平面的な切り絵の影のように情報量の少ない姿でそこに存在している。
地図を持つ者には、コットと老人のいる場所に、また一つ光点が点ったように知覚されたことだろう。
影は少女の影にくっつき擬態したまま、そこでの話を聞いている。]
「盗み聞きは感心しない――」
[老人の言葉が自分を指しているのかと一瞬警戒し、じっと身を潜めた。]
S級に挑むのは今のわたしには過ぎた行いだと思っているわ。いずれは、とも思っているけれど。
謎を謎のままにしておくには、謎が大きすぎるもの。
……驚いた。街頭AIまでが、動けて。
いえ、"生存者"に?
[まじまじと現れたAIを眺める][多少、無遠慮な視線]
なるほど……私に与えるか、輪廻の向こう側。
[今にも飛びかからん大勢。「槍」が震える。]
よかろう。そこまで言うならやってみせい。
私に「真実の終焉」を。君に「個性」を。
[地面を蹴り、一直線に向かう。]
― 現実世界<Mundane>/南部境 オープンカフェ ―
あんれェ――
お連れさんが眠ったままだったら心配だァね……
[レベッカの言葉に、表情を曇らせた。]
こりって長引いたらなんかひどい影響あるのかなァ
って、あるぇー!!!
[劇場での公演の様子を自動録画していたはずなのだが、保存ログが途中で切れている。
最後には、バタバタとドミノ倒しのように入り交じりながら崩れていったメンバーとファンたちの姿が記録されていた。]
こっちもひどいことになってるってェ??
むむ、待った待った。
手紙――??
[電脳領域に意識を向ければ、手紙という言葉が引っかかった。]
≪好奇心。求める心は留まるところを知らず、いずれ人を滅ぼすものです≫
[他意は、無い。]
≪私が活動を続けている理由を私は知りません≫
≪知らぬ以上、私は現状では活動を続けるのみ≫
≪人々を癒し、与えるのみ≫
[与えることを美徳として登録されているPGMは
思いを漲らせ震えんばかりの槍が迫り、触れ、交わろうともただ*佇む。*]
―現世/南部あたり カフェ―
ええ。
[言葉少なに頷いた。]
――長引いてわたくしたちもこうなるとか、そういうことはおきえるかもしれないとコットお嬢様とお話していましたけれど。
……どうなさいました?
[言葉を待つ。手紙はまだ、*あけてはいない*]
[「槍」が眼前を貫く。が、傷はないようだ。]
我が「槍」は身を貫くに非ず。心を貫く。
[ズッと、「槍」を引き抜いて静かに*呟く*。]
Brahmaは「誕生」を与える……。
― 現実世界<Mundane>/南部境 オープンカフェ ―
劇場が、夢が崩れてる真っ最中なのよ。
夢がもりもりもりぐちひろこってな感じにさっきまで歌ってたってェのに。
[あわわ、と途方にくれて周囲を見渡した。
眼鏡でブックマークに入っているネット配信の番組をチェックしてみれば、リアルタイム配信のものはすべて止まっている。
中心部だけの異変であればさして動揺はなかったが、都市全体に影響が及んでいるとなれば話は別だった。]
[手紙を取り出してみる。
封蝋がいつの間にか溶け去っていた。
そこには、血が滴るような真っ赤な染みが残されている。
眉間に皺をよせ、薄く開かれた手紙の口を睨む。
そこにある、誘いかけるような気配を感じながら。]
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