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それと……あの人には、力を使ってほしくない……あの人を……信用するなんて……私には、できそうにないもの……
[異言を語るもの。このまま彼女を放っておけば、なにか悪いことが起こるような気がして――ひどく、胸騒ぎがした]
……
[複雑な色を湛えた眼でナサニエルを見遣り]
……知識だけだよ、私は……
だが、
こんな状況、まるで作り話だ。
冗談めかした娯楽小説の世界だ。
謂っていることも、
行おうとしていることも。
人がそんなに便利になれるものなのか……?
[深緑の少年、若葉色の女性。
2人を交互に見た後、
首をゆるゆると横に振った]
――――……分からない。
[琥珀の青年。その綺麗な言葉遣いには、何処か通じるものを感じる。同じ世界の匂い。]
……いいえ。
そのような粗野なことは申しておりませんわ。
殺戮?何故そのようなお考えに至るのでしょう?
私は唯、占い師さまが犯人を見つけ出した暁には、其の犯人は法によって裁かれることを暗示しただけ。
あぁ。殺人罪ではないのですから、極刑は言い過ぎたかもしれませんわね。つい、カッとなってしまいましたわ。御見苦しい姿でした。申し訳ありません。
[微笑む。
人形のよう。微笑みを、何年も掛けて、作られた]
[翠色の―――確か、ローズさんと呼んでいた―――女の人の方を向き直り]
ほんし、つ・・・?
本質って、なんだろう・・・。
[未来では無く、本質を占うと言った。
……よく意味が解らない。
それは向き、不向きのことなのだろうか?
それなら―――]
えっと・・・、ローズ、さん?
あの、ぼくは……セシリアです。
今度ぼくにも、占いの方法を教えてくれませんか?
ぼくも、本質が知りたい、です。
おねがい、します。
[ぺこりと、お辞儀をする。
それなら、知りたいのは
父親の言う通り、自分に向いているのはピアノなのか?*それとも―――*]
赤一色。
成る程、なんだか斬新で素敵。
幼い頃の夢を思い出します。
部屋中に、ペンキをぶちまけてみたい。
彫像も絵画も何もかも埋め尽くして。
汚してみたい。それはきっと綺麗だから。
――この部屋で、夢が叶いそう。
[白い壁。染まる光景を想像して、目を細めた]
ふん、何かやらかそうたって女の一人の力で何ができる。
馬鹿げたことやろうってんなら、腕づくで止めてやりゃいい。
[これ見よがしに拳を握りながら、ハーヴェイが話しかけるソフィーをちらりと見やった]
暇つぶし…
[案外言うねと、疲れたような表情を和らげて、キャロルに噴出しそうな顔を向ける]
物は考えようだな。暇つぶし…か。
せいぜい、アッチの世界の住人になっちまった方に引き摺られない範囲で…そういうのも悪くないかもな。
やる事が無くて参ってたんだ。
…それにしたって、自分を妙な力で見て欲しいなんぞ、嬢ちゃんも見かけによらず勇気のあるこった。
[思いやり深そうな顔をして、それでもはっきりとソフィーを信用するなんてとてもできないとも話すウェンディを、意外そうに評した]
……人は、便利にはならないわ……
[思わず答えてしまった。言葉の行き先は考え深げな栗毛の青年――思索に加わりたかったのか、水を差したかったのか。それは判らないまま、彼の方へと歩んだ]
……人が、便利にする、だけ……自分の、過ごしやすいように。
……これが、ただの夢……なら。
きっと、楽なのにね。
…………然様か。
私こそ―――早とちりを。
失礼した。
[ビスクドールのような、完璧な笑顔。
欠けの無い、故に決定的に何かが欠けた笑顔。
綺麗だとは、思ったけれど。
どこか痛ましく感じられたのもまた事実。]
……閉じ込めた者が分かるのなら、
此方とて願ったり叶ったり、だが。
そもそも、
何故、我々を閉じ込めた輩がこの中に紛れているのだ。
何の目的で?
何の為に?
このような異質な白い舞台まで用意して。
正体が暴かれれば、彼らの身も危ういだろうに。
[理由の分からない狂気がひやりと背筋を撫でた気がした。]
……便利には―――そうか……
そうだな……変えてしまう、楽なように。
[見上げてくる幼げな少女へ視線を落とす。
其の瞳はとても深い色をしていて]
……夢なら。
ああ、夢ならどんなにか。だが……そうではない、か……
[瞳を伏せ、小さく呟く]
自分の過ごしやすいように、
この空間で、
狂うの、か……?
[常軌を逸した言葉の群れが脳裏をよぎった。
蝶が、
死者が、
暴く力が]
[目まぐるしくこの部屋の人間が変わった事に、疲れが見えてきている。
ナサニエルに和らいだ表情に笑顔を返した。]
まだ信じてないけど、これからどうなるのかもわからないしね。
その力ってのに付き合う位しか、する事ないと思うし。
で、仮に本当に本質が見れるとかいう力で、
誰を調べたら良いのかしら。
…知識すらない人間から言わしてもらえば、そいつは十分な財産だねハーヴェイ。俺にとっちゃ、便利な生き字引き。
[そんな表現を使いながらも、堂々と自慢しろよと応援するような顔で、複雑な色を湛えた眼を見返し]
どうせ作り話の世界に入るんなら、もっと華やかでうきうきする、楽しい世界が良かったね俺ぁ…。
人がそんなに便利になれるかどうかはともかく、ま…、キャロルの言うとおり暇つぶしの材料くらいにゃ、なる。
[自分の過ごしやすいように便利にするだけ、幼い少女と見ていたそんなウェンディの言葉にふっと笑って]
夢か。次に目覚めたら俺がこんな所に居るのは嘘だったってんなら、何も考えず眠るとしよう。
…起きてもここならまァ、材料使ってソフィーやラッセルの真似くらいはしてみようかね。
なーんもない時間が、過ごしやすくなるように。
ちったぁ気が紛れて…、永遠の時間の中で完全に狂っちまうよりゃマシだろよ。
白すぎて距離感掴めないもんね。
しかもこれだけ白いんだから、
ラクガキでもしてくだいって言ってるものよ。
幼い頃、そうねぇ・・・。
今も昔も変わらないかな、
考えただけでちょっと楽しくなってきちゃった。
大人も所詮子供の延長なのよね。
……勇気なんて……ない、わ……
……ただ、願いがある、だけ……
[それは死せる願い、だけれども――とまでは言えず、傍らの青年に向けて呟いた]
もし、これが娯楽小説なら……犯人も……物語の円の中に居なくてはいけない、のよ……作法、なんでしょう?
――いえ。
[琥珀。
彼の簡潔な物言い。
微笑んで、目を逸らす。
人々と会話が噛み合わないのは何故だろうか。
嗚呼そうか、元々、か。
伯爵家の娘は少年の持つチェスの駒と同じ。
権威主義の遊戯盤の上の切り札。多くを思っては*ならない*]
[どこか寂しげな笑みをキャロルに向け]
酒場では、ただの話のネタでしかなかったですし……今すぐ信じて、なんて言わないです。
でも……いつかは信じて欲しい、かな?信じあうべき者同士が信じあえなければ、侵食されるだけ…そんな予感がします。
[セシリアと名乗る少女を見やり]
本質――その人の真実の色、とでも言えばいいのかな?
そうね……もし、一緒にここを出られたら、その時に教えるわ。
[小さく微笑んで。
胸の奥に芽生えた予感を押し殺すように。]
[一つ、息を吐く。]
その人を見つけても、その人の目的までは私の力では見えない。
そして、見つけたとしても、素直に目的を吐いてくれるとは思えないけども。
それでも、ここを出るきっかけを作る事は出来るはず。
[そして、改めて色彩たちを見回した。誰に力を使うべきかを*見極める為に*]
[怯える少女に近寄り優しく言葉を投げかける]
その犯人ってのも、
ロージーとトビーが言うにはこの中にいるらしいわよ。
そう考えると怖いけどさ、
でもその犯人がわかったらとっ捕まえれば良いのよ。
そしたら私達家に帰れるかもよ?
あぁ、確かに。
この赤い世界も距離感つかめませんけれど、ね?
[すっと伸ばした腕はキャロルに届くのか、否か]
楽しい――新しい遊びでしょうか。
自らの望むものを築く、それが赤い壁や人の死というだけ。
逆らう者は殺して仕舞えばいい。
[ローズに困ったような、悲しいような、複雑な表情で]
それは・・・私だってロージーの事は信じたい。
ううん、信じてる。
ただ、いきなり、その、そういう力があるって言われてもさ。
どうしたら良いかわからないじゃない?
その力の事は信じきれない、でも、
何もしないよりなら
何かアクションを起した方が良いと思うのは本当よ。
・・・・・・今はこの位の言葉しか言えないや、ゴメン。
[理解はしたい、されど]
……うきうきする、夢……良い、ね……ふふ。
[ナサニエルの何気ない笑みに、ふっと釣られて出た吐息。微笑というものなのかな、と感じた。不思議だった。笑えるのなら――多分、これは悪夢じゃないんだろう。そんな楽観的な気分になった。だからその単語も、あまり怖くなかった]
狂う、か……そうなったら、私は……どこにいってしまうのかな。
[狂う。忌避し続けてきた単語。なのに、なぜ彼らは平然と口に出せるのだろう――そう思いながらも、その強さにあやかりたくて。口に出してしまった]
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