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どうだろう、私も此処なんて来た事なんてない、はず。
私が何者かって言われても、私は私よ。
ソフィーだってそうでしょう?
違?何、が…
[呟きに問おうとしてラッセルを見れば、彼も少し様子がおかしいような気がして、生まれ始めた不安に声が小さくなる]
ころした?殺したとか…あいつ何言って…
[ナサニエルには意味の読めない言葉を呟きながら、涙を零し出したラッセルについて彼のための助けを求めてか、あるいは理解できる説明を求めてか見回すと、何かを言い出す時の瞳で周囲を見回すトビーと、一瞬だけ目が合った気がして]
…何だろうと、はっきり口に出して説明してくれにゃわかるもんもわからねぇや。
正気で説明できる事なんなら、言葉にしてみろよ、トビー。
ぼくは、見たんだ。
紙に書いてあった事。
ここには、占う力を持った奴がいるみたい。
だけどさ……
そんなの邪魔。
だから、ぼくが占い師になってしまえばいいんだ。
(くすくす)
<思い出すんだ 胸がくるしくて>
<死ぬ>
<押しつぶされそうになった時のことを>
どうして兄さんはいつも眠っていたの……?
どうして一緒には生きられなかったの……?
どうしてぼくたちは……
ひとつじゃ助からなかったの……?
[虚空への問い掛け]
[答えは無く]
なん……なの……あの、ひと……まるで……
[形容する言葉はすぐに思い浮かんだ。けれど、思考の表層に上がってこようとするその単語を私は必死で押しとどめる。連想してしまったら負けなんだ。同じ領域に囚われてしまったら、私の持っている現実が壊れるから。感覚を、侵蝕されてしまうから。だから私は――ただ、目を背けた]
いいんだ……そんなの……見なくて、いい……
……占い、……って……?
[――少年の声が聞こえ、思わず呟いた。たしか、トビーと呼ばれていた子だけど。占いをここでして、何になるというんだろう?]
[ソフィーの視線の先を見る。
何も、無い。虚無の空間。
けれど、彼女は。一体、何を。]
ソフィー様…?
一体、一体どうなさって…
[気付けば、赤毛の少年の様子もおかしい。
何に、怯えているのだろう。]
……ええ。
わからないけれど、私は私。
[一つ、緩やかな相槌を。]
気が早い男の子がいますわね。
嘘を吐く必要、か。
私は口を閉ざすも閉ざさないも自由。
今後の様子を見ることが出来る。
貴女は嘘を吐きたいか、或いは知らない振りをしたいか。
お決め願えます?
ナサニエルお兄ちゃん、そんな顔しないで。
ぼくだって、言ってすぐに信じてもらえるなんて思ってない。
けど…お兄ちゃんも見た、でしょ?
(すっ)
[指をさす]
[その先は] [箱]
紙に、書かれていたことを。
いいえ…何も見えないです。
ただの……白しか……。
[その時、聞こえてきた少年の言葉にはっと顔を上げ。]
……君も、占を……?
占の力は、私だけのモノのはず……。
…なん……で?
[そっと、懐から取り出したのは、ハンカチに包まれたタロットカード。酒場の客との話のネタにと自分で描いた物。]
[感嘆と恍惚。
人々の声は耳に届いてなど居ない。
彼女の瞳に映る景色は、誰に見えるわけでもなく
その姿を変えていく。
戦慄に変わる。]
やっ……
醜い生き物、あなたたちは何をする心算ですか。
世界を壊してはいけない、いけない!
棘に刺されて、そんなにも血を流して、薙ぎ倒して
――……嗚呼!
その果実を食べてはいけない。
禁忌を破ってはならない。
<どちらが死ぬ?>
<ぼくは死にたくない・・・>
<では、ぼくが、殺される>
――……
ぼくが……
ぼくが死ぬべきだった……
兄さんのかわりにぼくが死ぬよ!!
ぼくが死んで兄さんが生きてよ……!!
[ポーンを握り締めた拳]
[はらりと涙が落ちる]
[自分の半分が無くなる痛み]
……あら。
[くすり。笑う]
貴女のお友達。
ロージー、でしたか?
嘘吐きはだぁれ。
占い師、霊能者。
騙らなくても良いかもしれませんわね。
これだけ隠れ蓑があるのですから。
帳は降り、暗澹と無窮
不浄の色に支配された世界
毒杯は注がれ
薔薇の一株はもがれ
銀の斧を振るう
月夜の晩に主は仰った。
トビー君…?
占い…って、どういう…
それで、私達を此処に集めた人が誰か解ると…?
[トビーが意を決して言った言葉は、信じ難くて。
けれど、とても強い意志は感じた。]
[若草色の女性の言葉が耳に入る]
[ゆっくりと視線を投げる]
[カードを見て、ふっと笑う]
ぼくが言っているのは
そんなカード占いなんかじゃ、ないよ?
<ぼくはきみの中にまだいる>
<きみの中のぼくを殺さないでくれ>
ぼくのかわりに、兄さんを……
[ガウンと包帯の上]
[心臓は掴めない]
[突き立てようとした指はだらりと落ちて]
[少年の言葉は確か"紙"に書かれていた言葉、
けれどそれが一体何を意味するものなのか]
ご、ごめん、何を言ってるのかサッパリわからないんだけど。
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