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【自宅兼作業場】
[壁の色を白に塗りおえて、一息ついた]
今日はここまでかしらねぇ。
あの子はちゃんとご飯食べたかしら。
[道具を片付けて、子供部屋を覗く]
それじゃあ、集会場に行ってくるから、後はよろしくね。
[キッチンによって冷蔵庫からフルーツを取り出し籠へ入れる]
これだけあれば良いわよね。
もうみんないるみたいだし。
[足早に自宅を出て集会場へ向かった]
ネリー、元気出しなよ。
ほうじ茶は、すっごく美味しかったよ?
[すっごく、に力を込めて微笑んだ。]
練習ならいつでも付き合うから言ってね。
紅茶もコーヒーも淹れられるように器具は揃えてあるからさ。
うーん、美味しいものを貰ったら、自分も何か作りたくなってきたなー。
ここの冷蔵庫見て、簡単にデザートでも作ってみよう。
[空の皿を重ねて器用に持ち、台所へと。]
[ニーナの言葉に首をかしげる。]
ゆっくり?
おそい、かな。
[まだ半分残ってるカップを見つめる。]
ん。イザベラ先生。
先生のお茶、おいしかった。
[こくこくうなずくと
カップにぶら下がったこうもりが追従するようにぶらぶらゆれた。]
ふゆー、ありがとうございますなのです。
ネリーのお母様はお料理もお茶もすごく上手なのでございます。
一緒に練習してもらうこともあるんですけど、上手くなるにはもっともっと修行が必要だと言われちゃうのです。
でも、がんばるのでございますよ。
[その頃、黒猫ロボがそばでしょんぼりしているモーガンの方へトコトコ歩み寄って、首を傾げながら]
『にゃー?』
はっはっは、中々賑やかだな集会場も。
[ジャーマンポテトを貪りながら]
いやあ、やっぱりジャーマンポテトは最高だな!
ママンから「ジャーマンポテトを食べないと大きくならないわよ」と言われていたが、確かにジャーマンポテトを食べた事で私はビッグになった。ママンのいうことは正しかったな!
[多分だが、それは牛乳の事だったと思うのだがアーノルドにとってはどうでもよくなっていた]
【集会場】
[白兎が先導して跳ねていく。
たどり着くと、ゆっくり集会場の扉を開けた]
こんばんは。みんな集まってるわね。
お菓子じゃないけど果物を持ってきたわ。
これなら食べる分だけ皮を剥いてカットすれば良いでしょう?
[果物の入った籠を持ち上げて見せた]
わーい!イザベラ先生気が利く〜♪
さっきラッセルがデザート作りに行ったみたいだから、フルーツ渡してくるよー。きっと美味しいものを作ってくれると思うんだ♪
[イザベラの籠をひょいと取って、台所にいるラッセルのもとへもって行った]
[ごそごそと物色していると、何やら人が増えた気配がする。]
誰か来た――……と、
[ニーナの手にある籠に顔が輝く。]
すっげ!ナイスアシスト!
んー。
簡単に出せるものを出しておいて、時間がかかるのは後から食べて貰う事にしよう。
[独り言を言いつつ取り出したのはバナナ。
レモン果汁を振ってヨーグルトをかけ、はちみつを垂らす。
次に砂糖をまぶしたブルーベリーといちごをそれぞれレンジにかけて即席ジャムを作り、クリームチーズの上に載せた。]
完成っと。
余ったヨーグルトはヴェリーヌにしよう。
スイカは……グラニテかな。
[ラッセルにもらったお皿を持ってきてテーブルに置いた]
デザート第一弾来たよー。
みんな一個づつだよー。食べ過ぎちゃダメだよー。
あ、ヘラ。スイカのおやつが後にできてくるらしいよ。
『おおっ、じゃあおれっちはそれを食うか!』
イザベラ先生こんばんは。いつもありがとうございますです。
[ぺこり]
あ、あのー…。
皆さんに用意したお茶があるんですけど、良かったらどうですか?
[少し遠慮がちに、それでもせっかく用意したので、イザベラにもすすめることにした。]
[暗い部屋で、じっ、と花を見つめるように座る男。]
…。
[花のどこに美しさを見出し、どこを削り取ることでそれを引き立てるのか。
迂闊に手折り、迂闊に鋏を入れたならば、花の美しさは台無しになってしまうだろう。
そんなことを考えているのか。]
デザート…。
[こうもりがチキッと鳴いてデザートを運んでくる。]
ありがと。
…おいし。
[ちみちみと食べて少しだけ頬を*ほころばせた*]
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