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-密林-
何を言っているのです万寿次郎。
この危機をベリーロール一つで乗り越えてこそ、真の武士。いつでも暴力に走り、敵を恐怖で陥れていては、ただの暴れん坊将軍・ジパングのトオヤマです。
[目を閉じた。
頭からタイガーに咬まれた。サーベル。]
――喜びなさい万寿次郎。
今晩は竹鍋です。
[虎は泡を吹いて倒れた。
万寿子は肩の汚れを叩き落とした。パンパン。]
-密林-
わーい! やったぜ姉さん!
[万寿次郎は虎を担ぎ上げた。]
よし。修行も終わったしさっさと出よう!
――――――すぅ
[はい。大きく息を吸い込んで。]
―廊下→医務室―
[衣服を整えつつ医務室の戸を叩く]
……すいません
2-Bのレジオン・ガーランドです。
…気分が悪いので寝させてください
[――サボりでした。」]
―医務室―
は、はあ。…どうも
……。寝てる……。
[フリーダムだな…と思いつつ
内心感謝しながら、ベッドのうちの一つに横になった。
天井を見上げ、手を眼の上にかざす]
……わけがわからない……
[首筋に手を沿わしつつ、息を吐いて眼を閉じた。]
-黄門前-
[無事に登校を果たした万寿次郎は
虎を担ぎながらきょろきょろ見渡している。]
夜までに鍋の用意をしなさいって言われたけど、どこがいいのかな。手近な部屋に入ろうそうしよう。
[戸口万寿次郎。ランダムエンカ(ry
1.家庭科室
2.保健室
3.理科室
4.図書室
5.オレサマ、オマエ、マルカジリ!
6.地下迷宮
{4}]
うわあ、クセモノーっ
[昨日の食堂の人外だ!
咄嗟に慌てて投げつけたのは――
1.煙玉
2.マキビシ
3.腐り蝦蟇
4.借りようとした10冊の本
5.匙
6.魂の図書委員・ソウル
{6}]
クサモノだって!?
うわっ。確かに汗クサイッ!
[擲たれた謎の甲冑男。なんだあの顔。
万寿次郎は困惑にたたらを踏みかけたが――]
はっ。
そうか、姉さんはこの時を見越して――!!
[万寿次郎は飛んでくる甲冑に鍋を投げつけた。
ばっしゃーん。]
ふう。厳しい戦いだった。
ありがとう姉さん。
-体育館-
[一方その頃。
戸口万寿子は体育館で謎の茶封筒を紐解いていた。]
さて、今日の鍛練は何でしょうか。
[戸口剣術道場の師範代として、強さの純度を保たなければならない――として、万寿子には毎日新たな鍛練が提示される。
師範の万寿男には叔父が、師範代の万寿子には万寿男が、それぞれ鍛練内容を考えていた。
そして今日の鍛練内容は]
語尾に
『ね、お兄(姉)ちゃん♪』
をつける。
――ですか。
[独り頷いた。]
汗臭いとは失敬な。
人類にとっては未だ、無味無臭なは――ず――!?
[くるーり、愛らしいマスコットの頭部が180度背後に向けられる。火傷こそしなかったものの、鍋の中身を吸収して出汁臭くなった。]
これが人類の選択か。面白い。
[半濡れのQBがくつくつ肩を震わせる。]
チッ、こいつはもう使えぬな。
[着ぐるみ頭部を放り捨てた。だが、顔を構成するのを忘れていた。黒甲冑の首無騎士状態。しかも首であろう断面から、にゅるにゅると無数の触手。]
なっ
まだ生きていたのか!
[愛らしくもシュールなかぶりものが外される。その下から現れたのは、無数の触手――]
貴様!
ノンマルトの使者、ガイロスだったのか!
[何人元ネタが分かるんですか先生。]
ラピュタは奪わせやしないっ
[万寿次郎は手を背後に一度やって、またすぐ戻した。
木刀を握り、まっすぐに突撃する!]
巨人兵、ぼくに力をっ――!
[三分後、何事もなかったかのような平然とした面持ちで、黒甲冑を着込んだ青年の姿があった。不自然に右に折れ曲がった首を、くき、と自身の両手で正しい位置に整える。]
――――文化祭の余興だ。気にするな。
気になって仕方がないと言うのならば、
忘れる手伝いをしてやるが。
[全身甲冑を放り投げた豪腕ニンジャーと、鍋をぶっかけてきた不届き者を、温度の失せた眼差しで見渡した。]
此の度の人類は、血気盛んな者揃いだな。
自身の置かれた状況も分からずに――愚かしい。
[とりあえず今迄、怯えるとか殻に閉じこもるとか逃げるとか精神を病むとか、後ろ向きな反応が大半であったので、珍しいことだ。
避ける素振りすら見せず、突進してくる男を睨む。]
そのような棒切れで、鎧に挑むとは笑止千万!!
棒切れ――か。
お兄さん。知ってるかい。
『虚仮の一念、岩をも通す』
確かにぼくは未熟だ。
姉さんよりも弱いし
気だって探れない。
筋肉だってまだまだだ。
でも――
雨の日も雪の日も
血豆が潰れてもド風邪引いても
伊達に毎日
この鰹節を素振りしてはいないっ!!
[なぎ払い。愚直なまでの横一閃。
――すっごく硬い鰹節で。]
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