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さあ、自らの姿を鏡に映してみよう。
そこに映るのはただの村人か、それとも血に飢えた人狼か。
例え人狼でも、多人数で立ち向かえば怖くはない。
問題は、だれが人狼なのかという事だ。
占い師の能力を持つ人間ならば、それを見破れるだろう。
どうやらこの中には、村人が19名、人狼が1名いるようだ。
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
この間の旅人が○された件、やはりチン狼の仕業のようだ。
当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
とにかく十分におっ勃ててくれ。
ダミー ちんこじゃんぷが「時間を進める」を選択しました。
―1階 廊下―
ああ、そこの君。
[職員室の扉に手をかけた所で、擦れ違った生徒を呼び止める。]
…駄目じゃないか。鼻の穴が3つも空いているぞ。
ニンゲン観察が足りない証拠だ。
そのままでは卒業すら出来ないと肝に命じておきなさい。
[こつん、と。手に持っていたファイルで生徒の頭を軽く叩いた。]
……そうじゃない。
左右の鼻の穴は繋がってるんじゃなくて、それぞれ独立していてだな…。
[自分の鼻の辺りを見てみろと、指す。]
―プロローグの翌日―
[気は重いがとりあえず投稿はしていた。
端々に噂がのぼる。
――頭がQBの黒鎧が歩き回っていたとか
――蛞蝓のようなあとがやっぱり残っていたとか
――地下迷宮への穴を掘り当てた奴が居たとか]
…人外魔境か此処は…
[やはり教室に上手くたどり着けずに
迷っていた。ため息ひとつ、吐く]
[つい、注意深くなってしまいつつ]
…どうも
[と、教師の方に頭を下げた。
生徒の中にまさか鼻の穴が3つとか
そんな愉快なことになっている者がいるなど知らない。]
ん。
[自分の方に頭を下げた青髪の少年を、じっと見つめる。]
……丁度良い。
確か、転校生のレジオン君だったね。
ちょっとこっちに来なさい。
[すぐ近くまで来たレジオンの背後に回り、後ろからそっと顔に触れる。]
――はい。
こちらが【ニンゲンの】転校生レジオン君だ。
よーーーーーーーーーーーーく見て、ちゃんと覚えて早く仲良くなりなさいね。
[ぐいっとレジオンの顔を左右にゆっくりと捻り、全方向を生徒に対してよく見えるように動かした。]
…ッ!?!!
[目を瞠る。]
…は、
[ニンゲン、と言ったか 今。
首をゆっくり捻られる。後ろを振り向きつつ]
ちょ、…っと待て先生
それ、どういう事、だ
…どういう事、とは?
[質問に質問で返しながら薄く笑うと、体温のあまり感じられない手で、レジオンの首筋を撫で、胸元へ滑らせる。]
…人に紹介する時は、種族まできっちり説明するのが僕の癖でね。
まあ、気にしなくて良い。
そうそう、僕はギムレット。美術教師だ。
何か困ったことがあれば、美術室に来るといい。相談に乗ろう。
[そう言いながら、レジオンの服の胸元のボタンをひとつずつ外していった。]
…今、ニンゲンって、
……ニンゲンじゃないのも
居るみたいじゃ、ない 、 ッ…!
[びく、と首をすくめる。]
…そういう問題 じゃ、っ
おい、なにしてるん、です か
やめろ、って…!
[ひやりとした手を掴んで止めようとしつつ]
[ぜくすは人の姿になるとぴとりとギムレットの背後に立った]
私…せんせいのこと大好きなのに。
後でどうなっても知らないもん。
[ぷんすか。何かの予告をしてダッシュで廊下の向こうに走って*いった*]
[ガラッ]
話は聞かせてもらった、地球は崩壊する!!
……間違えた!!
[カチャッ、とP90をギムレットに向け]
そいつから離れろ、アフランシ!!
この学校は呪われている!!
[たぶんレジオンの事]
……それは君、考えすぎというものだ。
あまり細かい事を気にし過ぎると、若ハゲになるから気をつけた方がいい。
[手を掴まれれば、くすりと笑って首筋に口付け。
ひるんだ隙に最後のボタンまで外し終えて、服の前を広げた。]
はい、見えましたか。
これが上半身です。
[目の前には、真剣な顔で観察している生徒が多数]
……ミウ?
[何か(不吉な)予告を背後に残して去って行く少女を見て、首を傾げた。]
な、なんだtt
[突然現れた少年に、お決まりの愛の手を入れつつ。あれ、滅亡の間違いだったk]
アメフラシ…?
[微妙に聞き間違えた。]
……考えすぎ、っていうには
ちょっと異常なんじゃない か
…ハゲとかじゃなくて!
……ッ んぅ
[びく、と力が緩んだ隙に
服がすっかり肌蹴た。
背後の更に背後から聞こえた声はやや聞き取りにくく]
お、い ばか やめろ
…この、見てるんじゃねえ!
[見学者に吠えた――ら。]
[ゼロ登場!]
… ッは!?
[滅亡ってなんだ。それなんてキバヤおっと]
アフランシって誰だ!
おれはレジオンだって言ってるだろ!
…アメフラシでもないっ!!
[振り向きツッコミ]
[アメフラシとは、腹足綱後鰓類の無楯類に属する軟体動物の総称だ。ちなみに漢字で書くと結構かっこいい。
それはともかく]
なあ、姉さん。
やっぱり迷ったんじゃないのか。
[戸口姉弟はジャングルにいた。]
ゼロ君……だったかな。
その物騒なものを仕舞いたまえ。
男だったら、そんなものに頼らないで下半身で勝負してみたらどうだろうか。
[先日自分で生徒に銃を向けてました。]
呪われている?
君はその手の新興宗教の信者か何かなのか?
[手は、レジオンのズボンのチャックを下ろし終えた。]
ば ばか
何平然と涼しい顔して
チャック降ろしてるんだ…!!
[体を離そうとしつつ
後ろ蹴りを入れようとしつつ]
っ、この 変態教師!
…見てるなっつってんだろ!!
[見学の生徒に向けても蹴りを放とうとした。]
まあまあ。落ち着いて。
[レジオンの腰を自分の方に抱き寄せて、生徒の顔面にヒットしそうだった足を遠ざける。]
教師たるもの、生徒の事で知らない事があったらマズイからね。
大人しくしていれば、…すぐに終わる。
[開放した隙間から手を差し込み、肌の上の薄い布地の上からレジオン自身の形をなぞるように撫でた。]
君達、ちゃんとこの部分もきちんと表現しなさいね。
[生徒がこくこくと頷く。]
くっ…貴様!その手を止めろ!
アフランシのズボンをこれ以上下ろすと。
近い未来、第五次オイルショックで日本が滅ぶんだぞ!!
[やっと判った。判ったよママン!俺がこの時代にタイムトラベルした理由が!]
ッ落ち着けるか!!
[羞恥やら屈辱やらで真っ赤だ。身を捩る。
もういっそ撃ってくれてもい いやそれはまずいのか]
っ――!!!
[哀しいかな
触れられれば反応してしまうわけで――
必死で手首をつかみ]
表現 って なんだ よ…!
風が吹く
↓
女子高校生のスカートの中見ちゃう
↓
その女子高校生にいきなり振り向かれて 「せ、責任とってお嫁に貰ってください・・・」 って言われる
↓
女子高校生が俺のシャツをチョコンと指で掴んでずっとついてくる
↓
家までついて来て 「はじめてですけど覚悟は出来てます・・・」とか言ってくる
↓
もう理性が吹っ飛んじゃって・・・
↓
部屋に入った途端、いきなりスカートを
↓
(全てを読むには桶を買ってください)
↓
桶屋が儲かる
この例と同様、君のズボンが脱がされることで僕が来た未来では日本は滅亡している!!
僕はそれを阻止するために未来から来た、タイムトラベラーなんだ!!
[ドヤアッ]
…日本が滅ぶだって…馬鹿な…。
[驚愕しながら、レジオンのズボンを引きずり下ろした。]
おっと。
そろそろ予冷が鳴るな。
――はい、今日はここまで。
後は各自、自分で勉強しておくように。
[そう生徒に告げると、レジオンの頭をぽん、と叩いて職員室に入っていった**]
―図書室―
[一方その頃。
この学園の違和感についてなにか手掛かりはないかとリリアは図書室へとやってきていた。]
――まさに動揺してるのね。
[そして全然関係ない本を読みふけっていた。]
…〜〜〜ッ!!!
[結局下ろすのか!!
全力で隠すようにがくり座り込み]
…この ッ!!変態教師!!
変質者!!
[背中に声を叩きつけたのだった。
まずズボンを整えつつ。]
ふう、まあいいだろう。今のところは引き分けって事だな。
[P90をヴァイオリンケースに無理やり仕舞いながら]
さああフランシ、君のギャラクティカマグナムをこの光学迷彩で守るんだ。
[そう言いながら、エレガントに迷彩柄のハンケチを一枚アフランシの股間にサッと差し出した]
ではまた来る。
君の身に危険が迫ったら遠慮なく僕を呼びたまえ。
[手が空いていたら助けに来る。と心の中でつぶやきながら風のように去っていった**]
─ 図書室 ─
[いつの間にか、図書室のカウンター脇で調度品の様相で突っ立っていた。]
本を借りたくば、この貸し出しカードに
住所使命年齢性別、趣味と特技と性感帯を記入し
オレと契約して魔法○○になるのだ。
[○○へは少女なり少年なり熟女なり老獪なり触手なり人類なりタイムトラベラーなりお好きな単語を入れてください。]
…は、
[ギャラクティカマグナム?
と とても 問いかけたい かお。
ハンケチはありがたく受け取ったが]
……、……
あ、…ありが とう…?
[呆然と、見送るのだった。]
…タイムトラベラー?
[確か、そんなことを言っていたような、気が――]
-密林-
何を言っているのです万寿次郎。
この危機をベリーロール一つで乗り越えてこそ、真の武士。いつでも暴力に走り、敵を恐怖で陥れていては、ただの暴れん坊将軍・ジパングのトオヤマです。
[目を閉じた。
頭からタイガーに咬まれた。サーベル。]
――喜びなさい万寿次郎。
今晩は竹鍋です。
[虎は泡を吹いて倒れた。
万寿子は肩の汚れを叩き落とした。パンパン。]
-密林-
わーい! やったぜ姉さん!
[万寿次郎は虎を担ぎ上げた。]
よし。修行も終わったしさっさと出よう!
――――――すぅ
[はい。大きく息を吸い込んで。]
―廊下→医務室―
[衣服を整えつつ医務室の戸を叩く]
……すいません
2-Bのレジオン・ガーランドです。
…気分が悪いので寝させてください
[――サボりでした。」]
―医務室―
は、はあ。…どうも
……。寝てる……。
[フリーダムだな…と思いつつ
内心感謝しながら、ベッドのうちの一つに横になった。
天井を見上げ、手を眼の上にかざす]
……わけがわからない……
[首筋に手を沿わしつつ、息を吐いて眼を閉じた。]
-黄門前-
[無事に登校を果たした万寿次郎は
虎を担ぎながらきょろきょろ見渡している。]
夜までに鍋の用意をしなさいって言われたけど、どこがいいのかな。手近な部屋に入ろうそうしよう。
[戸口万寿次郎。ランダムエンカ(ry
1.家庭科室
2.保健室
3.理科室
4.図書室
5.オレサマ、オマエ、マルカジリ!
6.地下迷宮
{4}]
うわあ、クセモノーっ
[昨日の食堂の人外だ!
咄嗟に慌てて投げつけたのは――
1.煙玉
2.マキビシ
3.腐り蝦蟇
4.借りようとした10冊の本
5.匙
6.魂の図書委員・ソウル
{6}]
クサモノだって!?
うわっ。確かに汗クサイッ!
[擲たれた謎の甲冑男。なんだあの顔。
万寿次郎は困惑にたたらを踏みかけたが――]
はっ。
そうか、姉さんはこの時を見越して――!!
[万寿次郎は飛んでくる甲冑に鍋を投げつけた。
ばっしゃーん。]
ふう。厳しい戦いだった。
ありがとう姉さん。
-体育館-
[一方その頃。
戸口万寿子は体育館で謎の茶封筒を紐解いていた。]
さて、今日の鍛練は何でしょうか。
[戸口剣術道場の師範代として、強さの純度を保たなければならない――として、万寿子には毎日新たな鍛練が提示される。
師範の万寿男には叔父が、師範代の万寿子には万寿男が、それぞれ鍛練内容を考えていた。
そして今日の鍛練内容は]
語尾に
『ね、お兄(姉)ちゃん♪』
をつける。
――ですか。
[独り頷いた。]
汗臭いとは失敬な。
人類にとっては未だ、無味無臭なは――ず――!?
[くるーり、愛らしいマスコットの頭部が180度背後に向けられる。火傷こそしなかったものの、鍋の中身を吸収して出汁臭くなった。]
これが人類の選択か。面白い。
[半濡れのQBがくつくつ肩を震わせる。]
チッ、こいつはもう使えぬな。
[着ぐるみ頭部を放り捨てた。だが、顔を構成するのを忘れていた。黒甲冑の首無騎士状態。しかも首であろう断面から、にゅるにゅると無数の触手。]
なっ
まだ生きていたのか!
[愛らしくもシュールなかぶりものが外される。その下から現れたのは、無数の触手――]
貴様!
ノンマルトの使者、ガイロスだったのか!
[何人元ネタが分かるんですか先生。]
ラピュタは奪わせやしないっ
[万寿次郎は手を背後に一度やって、またすぐ戻した。
木刀を握り、まっすぐに突撃する!]
巨人兵、ぼくに力をっ――!
[三分後、何事もなかったかのような平然とした面持ちで、黒甲冑を着込んだ青年の姿があった。不自然に右に折れ曲がった首を、くき、と自身の両手で正しい位置に整える。]
――――文化祭の余興だ。気にするな。
気になって仕方がないと言うのならば、
忘れる手伝いをしてやるが。
[全身甲冑を放り投げた豪腕ニンジャーと、鍋をぶっかけてきた不届き者を、温度の失せた眼差しで見渡した。]
此の度の人類は、血気盛んな者揃いだな。
自身の置かれた状況も分からずに――愚かしい。
[とりあえず今迄、怯えるとか殻に閉じこもるとか逃げるとか精神を病むとか、後ろ向きな反応が大半であったので、珍しいことだ。
避ける素振りすら見せず、突進してくる男を睨む。]
そのような棒切れで、鎧に挑むとは笑止千万!!
棒切れ――か。
お兄さん。知ってるかい。
『虚仮の一念、岩をも通す』
確かにぼくは未熟だ。
姉さんよりも弱いし
気だって探れない。
筋肉だってまだまだだ。
でも――
雨の日も雪の日も
血豆が潰れてもド風邪引いても
伊達に毎日
この鰹節を素振りしてはいないっ!!
[なぎ払い。愚直なまでの横一閃。
――すっごく硬い鰹節で。]
こ、これは――。
[予想外だった。ノーマークの図書委員も人外だったとは。
おかしな着ぐるみ頭に甲冑なんて不思議な格好しているなあとは思っていたけれどでもまさか人外だとは夢にも思わなかった。本当にこの学園はなんと油断ならないのか、まさに帰り道は危険がいっぱいだ。]
でも、事態はいい方向に動いてる かも。
[そう、人外同士が対決を始めたのだ。このまま共倒れになってくれればしめたもの。労せず敵を二体倒せるかもしれない。
リリアはこそこそと本棚の影に隠れて様子を伺うことにした。]
フッ――そんな攻撃、痛くも痒くもないな。
[鋼鉄製の無骨な黒甲冑は、果たして鰹節に貫かれた。背中まで貫通する串刺し状態。しかし、男の表情は微塵も揺らがない。結局中身は空っぽだ。]
立派な触手になりたくば、もっと精進することだ。
[肘の先から現れた本体っぽいもの。
万寿次郎はカッと目を血走らせた。]
よおしっ
今だ!
そりゃあああああ!
喝!
[万寿次郎は片手を鰹節から外し、握っていた手を開いた!
皆さま方。さっき背後に手を回したのを覚えておいででしょうか?
そう、戸口剣術奥義――握りっぺです。]
[反対の手で、腕の先からにゅるにゅる蠢く触手をペチリと叩く。何事もなかったかのように、拾い上げた手甲パーツを嵌め込んだ。]
接続が甘かったようだな……。
[アロ○アルファを隙間に流し込んで固めておいた。これで安心。]
文化祭の余興だ。気にするな。
気になって仕方がないと言うのならば、
忘れる手伝いをしてやるが。
[大事なことなので二度言いました。意外と万能なのではなかろうか、ふぃーあ発案のこの弁明。]
何故だろうな。
オレからは指一本触れていないというのに、
昨日からやたら攻撃されている。
暫く見ぬ内に人類は
随分と野蛮な方向へ進化を遂げたらしい。
[涼やかな瞳は正面の男に向けたまま、腹部を貫通した鰹節を掴んでポイ。]
くっ…
あれだけやって腕一本か――
[万寿次郎はバンダナの臭いにガードされていた!]
ああ!
ここは全部なかったことにしよう!
次は、ぼくが……いや
俺が勝つからな!
[万寿次郎は床に鰹節を突き刺した。
そのまま挟み込むように合掌の形を取り――思い切り回した!]
また戦ろうぜ!
戸口剣術奥義!
破壊ノ芳香(くれいもあ)!
[高速で回転する鰹節により僅かに生み出た火花。――先の握りっぺに着火するまで、――0.9秒。]
……人類の進化もまた、目覚ましいものだな。
触手も、日々新種や亜種が誕生しているが。
[空の彼方へ発射されていく男を、感慨深そうに見送った。アレが許されるなら、指の数が倍になったり鼻の穴が三つだったりは余裕で人類の範囲ではあるまいか。]
――さて。
[空気中には微量のメタンガス。本棚の傍らにリリアの気配。]
-2-A。ね、お兄ちゃん♪-
[……なんか爆発したが華麗にスルー。
ね、お兄ちゃん♪
謎の流れ星が綺麗だ。
ね、お兄ちゃん♪]
はい。
そこの答えは聖徳太子です。
……ね、お兄ちゃん♪
[生徒がどよめいた。
ね、お兄ちゃん♪
生徒からの追及に教師が困惑して弁解を始めた。
ね、お兄ちゃん♪]
私と先生は生徒と教師ですよ、皆さん。
ね、お兄ちゃん♪
[ひそひそひそっ]
にゃ、にゃーーーーーー!!
[爆発のショックに我を忘れ叫ぶ。
何者か(というか触手)によって助け出された頃にはとっくに意識を失っていた――]
間一髪、か。
[髪の先とマントの端がちょっと焦げている。芸が細かい。]
再戦を仄めかしつつ、名乗らず去るとは礼儀知らずな。
しかし戸口――あの木刀女が、一夜にして鰹節男に?
[姉弟で編入してきているとは知らない。]
売店の修理代とあわせて、図書室の分も請求せねば。
この学園は、オレたちの安住の地だというのに。
[ぶつぶつぼやきながら、足は医務室へと向かうのだが、何故か近付いてはいけない結界が張られている。気がする。]
[上からレジオンの顔を覗き込み、首を傾げる。]
大丈夫ですかぁ?
転校生さんですよね〜
色々たいへんでしょうから、ゆっくり休んでいくといいですよぅ。
[にへり、と笑うと大あくびをした]
確かこの娘は寮生だったな。
[甲冑の腕に抱いたリリアの瞑目した顔を覗き込みながら、先ほどの貸し出しカードを思い出す。
ガショーンガショーンと重々しい足音は、医務室の48歩手前まできて、逆に遠ざかっていった。]
外傷は見受けられない。ショックで気絶、というわけか。
ならば部屋まで送り届けるのが次善の策……。
―医務室―
……大丈夫、 …です
[よく見れば保険医、だと思い口調を直した。]
…はい。
大変というか……。
教師の中には変態も混ざってるんですか…?
[大あくびの女性に尋ねつつ。
前髪押さえつつ上半身を起こした。]
-食堂。ね、お兄ちゃん♪-
[レジオンがNTRフラグ、ソウルが送り狼フラグを立てている頃、万寿子は授業を終えて食堂にいた。
ね、お兄ちゃん♪]
……………。ね、お兄ちゃん。
[無言だった。無言もまた言葉だった。
ね、お兄ちゃん♪
万寿男の課した鍛錬。
ね、お兄ちゃん♪
周囲の視線。
ね、お兄ちゃん♪
――――意外と辛い鍛錬だった。
――――ね、お兄ちゃん♪]
変体ぃ?
[言葉の意味を間違えつつ、首を傾げて考え込む。]
うーん?
教師に変体(できる能力者)はいないはずだけどなぁ。
[瞼が少々おちかけて、目を擦った]
良かったら、それ使ってぇ。
未熟な子が多いから、きちんと粘液出して弄ってくれるとは限らないからさ〜
[間延びした声で言いつつ、枕元の瓶を指差す]
─ 学生寮 ─
[寮監から教えて貰ったリリアの部屋の前。]
――非常事態だからな。
[誰が見ているわけでもないのに、そう一言断ってから、扉を開ける。両腕はリリアで塞がっているので、触手でドアノブを回した。
転入生だから引っ越してきたばかりだろうが、該当物件の抱える問題に匠はどういった秘策を用意しているのか――!?]
―医務室というか保健室?―
…アレを変態って言わずに
何て言えばいいんですか…
[微妙にずれた変換をしながら
ベッドには腰かけたまま。]
…はい?粘液?
なんです…これ。
[さっぱりわからん、とばかりにとりあえず瓶に手を伸ばした。液体のようだ。]
[ガシャガシャと擦れる金属音まで再現しながら鎧姿で跪き、とりあえず褥に弛緩したリリアの身体を横たえた。難題はここからだ。]
―そういえば保健室だった―
ん〜?
誰かになんかされたのぉ?
あたしが怒っといてあげようか〜?めっ!って。
[へにゃっと目を細めて笑うと、そのまま寝そうになってふらついた。]
あ〜、それはほらぁ。
潤滑油と、ハッスルできるくすりー。
いただくべきか……いただかざるべきか……。
[接着しはたずの手甲の間から、にゅるにゅると粘液の糸引く触手がはみ出てくる。リリアに触れるのを躊躇うように、ぐねぐねと寸前でとぐろを巻き、縺れながら蠢いていた。]
―保健室ですね―
…ギムレット先生が問題です。
あのセクハラ教師め…
[うぐぐ。とやや赤くなる。]
…先生眠いんですか。
倒れる前に寝といた方がいいですよ。
――――は?
[瓶、取り落としそうになった。]
な、なんでそんなもんここに!!!!
匠と聞いて爆発するの?!と焦ったらすでに爆発した後だったことを思い出したよ!
そんなことよりどうしよう。もしかしてボク、今日寝られない――?
あ゛……ァ゛…… ニンゲ ン ノ …………。
[やがてはびっしり側面に吸盤を備えた触手が、髪の一房を絡め取る。青みがった半透明の軟体は、捕えた毛髪の色素に倣うように、端から徐々にに明るいピンクに染まっていく。
得られた情報の味に、歓喜し震える触手。見た目を似せるだけよりも、接触した方がより多くの情報が得られる。それは売店の食材などとは比べ物にならないほどの甘美を齎すのだった。]
モッ ……ド ォ 識リ タ いぃ イ゛
ギムレット先生かぁ。
じゃあ、でこぴんしといてあげるね〜
んー?
だってほら、生徒の体をなるべく怪我させないようにするのは保険医の役目だしぃ?
直腸に付いた傷は、一生消えないって言うからぁ、気をつけてねー。ふあぁ…
[そこまで言うと、大きな欠伸をして机に突っ伏した]
じゃあ、おやすみぃ……
ヨシュア先生かぁ。
どうぞー、好きなところで寝てぇ。
[机に突っ伏したまま、後ろ手でベッドの方を指差す]
あ〜、その子は転校生だから優しくしてあげてねぇ。
―保健室―
…でこぴん。
や、まあ、なんでもいいですけど…。
―――直腸?
や、待て待て、何謂ってるんだあんたは…!!
[瓶を持ったまま慌てた。
そこに扉が開いてびくり、と]
…―――溜まり場なんですか此処は…
[半目で、見た。]
サンキュー、助かる。
ユリアは弛みすぎて溶けるなよ。
……ほほう、転校生か。
なかなか活きの良さそうなニンゲンだな。
[あごに手を当てて青年を観察]
転校生、名前は?
――ッ、
[微かに漏れた寝息に、不定形が寝床から飛び退る。ヒトガタを取り繕おうとするものの、カタカタ震える指先は、爪や肌には有り得ぬ鮮やかなピンク色。]
こ、の――オレとしたことが、
久々の味に我を忘れそうになるとは。
本能のままに、貪り尽くすも悪くはない、が。
時間をかけて追い詰め、恐怖を煽れば煽るほど
芳醇さを増すのもまた事実。
[色付いたままの指先を、うっとりとリリアの頬に這わせる。]
もっと奥の奥の。遺伝子に刻まれた情報。
絶望、憤怒、悲嘆、悦楽――膨れ上がる感情の全て、
オレは識りたい。それが極上の糧となる。
―保健室―
[溶ける?溶けるってなんだ。]
…また、“ニンゲン”ですか…
それ、どういう意味なんです。
[眉を寄せてやややぶにらみ]
…レジオン。レジオン・ガーランド。
2年生です。
ん、んん――。
[頬を指先で撫でられくすぐったげに身を揺らす。そのままシーツを手繰り寄せながらソウルに背を向けるようにして寝返りをうった。]
[睨まれて肩をすくめる]
そう怖い顔をするな、レジオン。
俺はヨシュア、一応ここの教師をやってる。
どういう意味……って、お前はニンゲンじゃないのか?
とてもそうは見えないが。
[からかい混じりの視線でレジオンを見た]
[一度触手へと変じ、再構築しても指先の色は落ちなかった。仕方なしに、耳にかかる短い髪を数度撫でる。すると、黒髪の合間にメッシュのように、一筋鮮やかなピンクが移った。]
――――識りたい。
[酷く喉が渇いて、声は低く掠れていた。無防備で美味しそうな獲物の方へと、また視線は惹き戻される。ギシリ、と轢むスプリングの音に、背を向けたリリアの全面に回りこもうと、無意識に体重を傾けていたことに気付く始末。
肩甲骨の合間を伝い、乙女の柔肌を粘液で穢しながら、服の中に潜り込む寸前で、触手はピタリと動きを止めた。]
――ぁ。
[肩すじから這い、胸元へと潜ろうとするそれに身体がぴくりと動く。
が、しかしそのナニカはそこで蠢くのを止め、そしてリリアの意識はまた深いところへと沈んでいく。]
しかし、随分と暢気な寝顔だな。
[フ、と興が削がれたような失笑。]
どうせならば、もっと――――、
[後ろ髪を引かれつつも身を起こす。纏うのは動作の度に煩い金属鎧でなく、ありふれたシャツとスラックス。
昏々と眠り続ける娘の白い首筋に、吸盤の吸い付いたような跡を一つ残して、部屋を*出て行った。*]
―保健室―
…ヨシュア、…先生。
…先生が昼寝とか、いいんですか?
[少々斜に構えたような調子で言った]
ニンゲンですよ?
…当たり前、でしょう。
違うのが、いるっていうんですか。
おいおい、先生だって聖人じゃないんだ。
昼寝くらいするさ。
……ふむ、お前、ちょっと固いな。
どれ、可愛い生徒達のために、少しほぐしてやるか。
[レジオンが腰掛けるベッドにつかつかと近付き、おもむろに押し倒した]
そりゃ、そうかもしれませんけど。
固いってなんです、
…緊張してるように、みえますか。
[どっちかと謂うと警戒だ、と思いながら]
―――――え?
[視界いっぱいに天井とヨシュア。
目を丸くして固まる]
ああ、生徒の緊張をほぐしてやるのも、教師の務めだからな。
[レジオンが固まっている間に、上着を脱がせた]
レジオン、こういうのは初めてか?
尤も、メス相手にも経験はなさそうだが。
[露わになった胸部に舌を這わせる]
…は、いや、…緊張緩和、
どう考えても逆効果でしょうこれ!!!
[気づいたら上着が脱がされていた。
慌てて体を起こそうとして]
っ、初めてに決まってるだろッ!
[メス。とか謂ったこいつ。
やはりなにか“ニンゲン”じゃない、やつなのか]
…ぁ…!
や、 やめ…!
[起きようとする上体を尋常ならざる腕力でねじ伏せ、愛撫を続ける]
いい声で啼いてくれるじゃないか。
若造どもにくれてやるのが惜しくなる。
[言いながら、下半身を覆うものも剥ぎ取った]
……身体はやめて欲しくないようだが?
――ッ!!?!
[すごい力だった。抵抗が抵抗を為さない。]
…な、 な…!!
こ、この、離せ、離せったら!!
変態教師!!
[下まで剥ぎ取られて困惑も露だ]
し、…知るか!ッ…!
残念だな。
生憎、変体できない身体になってしまったのだよ。
そちらの楽しみは、他の誰かに譲るさ。
[レジオンの抵抗や困惑など意に介さず、指先に粘液を分泌させて臀部をまさぐる。]
そら、お前らはここをこうされるのが好きなんだろ?
[目的の場所に辿り着くと、粘液の滑らかさに乗せて、つぷ、と指を押し込んだ]
は?…へ、ヘンタイって
それ意味、違…ぅ っ…!!
こら、おい何処触ってんだ やめろって!!
[焦って身を捩る。]
や、―― …!!!
[触られたことなどあるはずがない。
腕を掴む手が強張って声が掠れた。]
怖がる事は無いさ。
俺はあいつらほど未熟ではない。
[腕に伝わる緊張を、根元まで達した指先がほぐしていく]
……くくっ、こんなにして。
口とは違って随分素直じゃないか。
[いきり立つソレを、空いた方の手でぎゅっと握り締めた。
こちらも粘液を分泌させて、音を立てながら上に下にと刺激を伝える]
だ、だから何の、話… ぅ あ
[口を手で覆い 指をかみ締める]
…っ、…!!
ぅ、 よ、よせっ た ら 、…ぁ…!
[どうしようもなく息が上がり仰け反る。
甘い声は隠しようもない。
反応は触れている彼には露骨なほど伝わるだろう]
いいぞ、その反応。
レジオン、お前はさぞかし良い教材になってくれるだろうよ。
[洩らす声に歓喜の笑みを浮かべた]
このままでは切なかろう?
そら、達していいぞ。
[それぞれの手が激しく動いて、レジオンに絶頂を促す]
きょう、ざ …ぃ ッ ?
[切なげに寄せられた眉が僅かに動くが
与えられる快楽に押し流され]
ぁ――あ…ッ!
[堪えきれず悲鳴じみた嬌声をあげ、
びくり、と跳ねて 白を吐き出した。]
っ…… … っは…
[信じられぬ、とばかり青い眼が揺れた]
[己の白濁で穢れた青年を乾いた視線で見ると、放出したばかりのソレを、一際力を込めて握った]
くっく、レジオン。
お前は良い素質を持っている。
これからも楽しませてくれよ。
[最後の一滴まで搾り出すと、満足気な足取りで保健室を後にした**]
ッ―― …!!
[ぎゅっと、眼を閉じれば眼の端に滲む水。
痛み、それから快楽の残滓。]
… じょう だんじゃ な …ッ
[力の入らない腕で体を支え起こそうとして
上手くいかず歯噛みした。]
っ……
[白で汚れた肌、
手で拭ってもべたつくばかりで]
… く、そ
[息はまだ荒いまま。
そろ、と保険医の方を伺う。
起きてない わけが ない とは、思うのだが]
…もう、ヨシュア先生ったらぁ〜
[机に突っ伏した体に、えいっと気合いを入れて立ち上がると、脇にあったトースターのような機械を開けて蒸しタオルを取り出した。]
……だいじょぶぅ?
[はい、とレジオンにタオルを差し出すと、首を傾げる。]
-食堂。ね、お兄ちゃん♪-
[皆が熱い一日を過ごしている頃、万寿子は食事を終えてのんびりしていた。今日は平和な一日になりそうだ。ね、お兄ちゃん♪]
原油価格高騰ですか……トイレットペーパーを買い占めねばなりませんね。
[テレビでは、何でも日本の少年がズボンを降ろされたことに動揺した石油大国の油田が爆発したとか。
席を立ちながら、一体何が起きているのだろうと首を傾げた。]
―保健室―
[そろりと出て行こうとしたら
案の定おきていた。なんてことだ。
シーツを汚しながら自分に引き寄せた]
…っ、
……ぅ
[蒸しタオルがさらっとでてくるあたり
慣れているのだろうか、汚れのないほうの手でそれを受け取って]
[きれいな保険医がいる前で
あまりにもあまりな醜態である。
教材だとかニンゲンだとかヘンタイだとか不穏すぎる単語も並んだのでそちらにつっこむべきなのだが]
しゃ、…シャワーとか浴びれるところないですか…!
[まずはそう、羞恥のまま逃げ出したかったのである。
犬笛を吹く余裕も
ゼロを呼ぶ余裕もなかった。
動揺しまくりである。]
-職員室-
[解決編。]
鍵を返しにきました。
はい。きっちり閉めておきましたよ。
中に誰かいたかまでは確認していません。
[鍵棚に鍵を返し、満足気に万寿子は廊下へ出た。]
─ 寮もとい合宿所 ─
[見取り図を見ると、合宿所にシャワーがありそうな気がする。と言うわけで、ふぃーあの現在地は寮のシャワー室。]
―保健室―
…寮か…、部活棟…。
[うぐぐ、とシーツを握りしめながら難しい顔。
水道の方もちらっと見た。]
…軽く流してから
そっちに行って、みます…
…あとヨシュアにもなんかデコピンお願いします
[顔を見れないまま微妙に気だるげに謂った。押さえ込まれていたあたりがいたい。]
[上機嫌で得体の知れない歌を歌いながら、ボディーソープの泡まみれになっているふぃーあの近くには、もう一体触手(NPC:生徒A)が倒れている。]
人生やりなおして あg
んんんっ
やっぱり、触手が変身してる女の子を型取りしても
なんか変なおっぱいになるんだよねえ。
原作は小説
↓
マンガ化
↓
アニメ化
で、媒体変化の度にシナリオが変わって、登場人物の死に方が色々になっちゃう感じ?
[触手生徒Aは、右半分女の子の左半分は触手と言った姿でデロリ、恍惚とシャワールームの床に転がっている。]
せんせえも何時も言ってるし、
昨日先輩も同じアドバイスをくれたけど、
直接、にんげんの女の子に型取りさせてもらうのが、一番?
よおし、ふぃーあ。
今日は型取りをがんばっちゃうぞ──☆
[やる気を出して、きゅるんと渦巻く触手。
泡を流し切って、シャワーの栓をキチンと閉めた。触手で。]
―保健室→―
…ここの教師は
ああいうの ばっかりなんですか…
[服を整えて やはり保険医
(ユリアと呼ばれていた)の顔を見ずに尋ねる。
尋ねたものの、答えを聞く前に
恥ずかしすぎて保健室を逃げるように後にするが]
-廊下-
[一仕事終えて汗を拭っていたところ、人類の気配が現れた。]
おや。
レジスターくん。また会いましたね。
[万寿子は道を開けるように一歩退いた。]
白馬なら用意してありますよ。
[白い馬がブルヒヒーンとか言っていた。]
先生の指示です。
赤絨毯を敷いて白馬を用意するように、と。
[魔法の言葉。]
するとレジ…………
……そう、貴方が現れたので、てっきり
レジ…………。
……そう、貴方が使用するものとばかり。
[二文字以上の名詞は覚えられないらしい。
違うのですか? と首を傾げてみた。]
その先生今すぐここに呼んで来い。
ぶっ飛ばしてやる。
[床を指さしながら言ったが
さっき蹴りが効かなかったのを思い出した。
しまった。]
…もうレジでいい。
[だが1050円になりまーす、とか
何処からか聞こえてきそうで。]
誰が使うかッ!!!
まあまあ落ち着いてください。
暴力で解決しようとしてはいけません。
[えっ]
レジ。考えても見てください。
白馬とは王子様の象徴です。
つまり、この先で誰かがレジを待っているということです。他の誰でもない、貴方の到着を。
多分。
[450円のお返しになりまーす。]
おや。おはようございます先生。
レジが先生と(ベッドで)決闘したいそうです。
[ぶっとばす、を決闘の意味と受け取った。
戸口万寿子。脳筋そのに。
あっ。立ち去ってしまった。]
お前がそれを謂うのか破壊魔ッ!
[購買は補修中です]
…王子様?王子様の?
いや、どういうことなのか。それは。
学園に王子様待ってるやつがいてたまるかよ!
[レシートいりませーん]
…ベッドはあまり趣味では無いですね。
ああ、戸口(女)君。弟のゴリラ君から話は聞きましたか?
暇な時にでもいつでもいらっしゃい。
[それじゃ、と言うと、職員室に向かう。]
私の破壊は破壊ではありません。
神仏の意志です。
[横暴だった。]
そうですか?
なんでも学校には「伝説厨の木」というものがあり、その木の下で告白すると漏れなく伝説のポケ○ンでパーティを汲みたくなってしまうというまじないがあるそうですし。
男女のマロンスというのも、また人の道の一つ。
私には与り知らぬ道ですが。
[では、レシートを受け取らない分は貴様の大切なモノで払ってもらおうかアアアアアァ!!!!]
?
万寿次郎からは何も聞いていないですね。
常に鍛錬ですので暇があるかは分かりませんが、時間が取れれば足を向けさせていただきます。
[頷いた。
そしてレジの方を向いて、]
……ね、お兄ちゃん♪
[鍛錬継続中。ここまで一語だったらしいです。
ね、お兄ちゃん♪]
恐らく、路地裏などが趣味なのでしょう。
[あおk]
シャワー、ですか。五右衛門風呂なら、いつでもご用意できますが。野外で。
[校庭で堂々とドラム缶に入る生徒。
やだちょっとかっこいい。]
ええ、やはりマイナーパーティに限ります。
パワフルハーブでのロマン砲はまさにロマン。
[ククク、悪いねぇ、こちとら商売なんだァ。レシートを受け取らない客を……ただで帰すと思ったのかィ?]
大丈夫ですよ。
「あれ、あの子達兄妹プレイとかしてるんだね。昼間から若いわねえ。くすくす」
とか言われるだけですから。
ね、お兄ちゃん♪
[笑顔。]
……そういえば先程も変態とか言っていましたが、あの先生にも何かあるのですか?
ね、お兄ちゃん?
[バリエーションを増やしてみました。
ね、お兄ちゃん☆]
…へんたい か…!
[布団とかいう選択肢がすっとんでr]
…ゴエモン?なんだそれ…
野外?やだ。絶対御免被る。
[どう見ても変質者です]
ロマンだな…。自分のすきなやつで戦うのが
おれはいちばんいいとおもうんだ…
[何の話だ]
[くっ、わからねえやつだな!そうやって何人犠牲にしたんだ!]
大問題だろ!!
[いい笑顔に裏手ツッコミ。
授業を終えた人たちがなんだあれ
って感じで見てきた。こっち見んな。]
…お兄ちゃんってなんだ、それは
語尾なのか、趣味なのか、なんなんだ…っ
[うぐ、と眉を寄せてから目をそらし]
……廊下で脱がされた。
―職員室―
[やはり、台所で立ったままが王道だろうと考えつつ、自分の席に着くとファイルに目を通す。]
今回の転校生は何人でしたかね…
自分のすきな人と戦う……
なるほど。私を奪うなら決闘で勝ってからにしろ! というやつですね。男らしいです。レジ。
[万寿子・ガーランド先生の「レシート・カウンター」連載は終了しました! 次回作にご期待ください!]
いい裏手突っ込みです。
鍛えれば、あなたの必殺技となれるでしょう。どうですか。戸口剣術道場で鍛えてみては。ね、お兄ちゃん♪
[スカウト。周囲の目は気付いているがさほど気にしていない。]
脱がされた?
つまり、
衣服を剥ぎ取られ全裸を強要された後、路地裏で後ろから致され挙句にパトカーのサイレンが聞こえてきたので「場所を変えるぞ」と昏倒させられ、気付いたらそこはキッチン。衣服は裸エプロンにモードチェンジしており、そこにいた先生と生徒たちによって代わる代わるマワされ、最後には「ほおらご褒美ですよ」と後ろから純潔を奪われ、あなたは白濁とした液を撒き散らしてしまった。
ということでしょうか。
ね、お兄ちゃん?
[最初から最後まで真顔だよ。
ね、お兄ちゃん♪]
なんでそうなる!?
お前は何でも戦いに繋げようとするんじゃねえよ!
[未完!]
戸口剣術道場でなんで裏手なんだよ!
お兄ちゃんっていうな。
[視線が痛い!]
ち 違 っ …!?!?!
[眼を白黒させた。]
お前、脳の構造どうなってるんだよ!!!!
人生は生まれてから果てるまでが長い戦いであり、有益無益に関わらず巻き込まれることになります。私は戦いよりは斬り合いが好きですが。
[さらっと木刀を抜いた。]
剣術ですから。剣道とは違い、戦闘・殺傷を目的としたものです。元は同じですが分化したと考えていただければ。
金的もあれば目潰しもあります。
試してみますか?
[隙あらば金的の構え。ホアーッ]
…………なんという狼狽でしょう。
万寿男くんでなくても分かってしまいます。
これは、ズボシというやつですね。
[動揺するレジオンを上から下まで見つめた。そういえばさっきシャワーがどうとか言っていた。まだ汚れているのだろうか?]
もしかして、まだ汚れたままですか?
宜しければ綺麗にしてさしあげますが。
[思った事は口にする人でした。]
私の脳は穢れ無き神の頭脳です。
死合いの為ならば通常の66倍で働きます。
…お前はいつの時代に生きてるんだよ…。
木刀を抜くな、似合うから余計たちが悪い。
[戦国時代?]
ああ…成程…ってそれはまた物騒な…。
……。
やめろ。その構えは駄目だ。
[じりじり下がった。
しんでしまう]
…っ違う、違う!
お前の妄想のようなことはされたない!
あと万寿男って誰!
[見られてでも狼狽した。
何かされたのは間違いない。
ざっと拭いただけなので汚れてるは汚れてるが]
い、いい!
自分でやる!!
[真っ赤になりました]
もっと普段も働かせろよ!!
っ、も、もう行くからな!行く!!
[レジオンは そのばからにげだした!!]
あっ。
[レジオンがイクイク言って行ってしまった。
白馬が猛り狂いながら彼の後を追っていく。]
逃げられてしまいました。
何が悪かったのでしょう。
[なんか引きずり込まれた。]
それで、何か御用でしょうか?
[引きずり込んだ張本人に問いかけた。]
─ 寮のシャワー室 ─
[多分、レジオン君が(全裸で)シャワー室に入ってくると。
女の子に間違われて、胸を乳首の中まで触手でにゅるにゅるとまさぐられたあげく、股間の形状がメスではない事にふぃーあが気付き、
やだ!
女の子がシャワー室に入ってるのに、
全裸なんて最低ッ
性欲をもてあましてないって言った
レジオンさんが変態だったなんてーッ!!1
と、触手でぽかぽか殴られ、ケロヨンの桶を投げつけられ、ふぃ−あが逃げ出すと言う展開になります。]
ん〜?
もう、暑くて眠くてダルイからぁ。
一緒に寝ちゃおう、ね。
[にへらっと笑うと、着ていた白衣と服をぽいぽいと脱ぎ捨てて、あっというまに全裸になった。]
…ほらぁ、君もはやくはやく〜
[そう言って、ロロの衣服に手をかける]
心頭滅却すれば火もまた涼し。
眠気は集中すれば忘れられますので、私は特に眠くはありません。それに二人で寝ていると夜襲への配慮が足りなくなり非常に非効率であると進言します。
[衣服にかけられた手を離させた。]
とりあえず、全裸はまずいかと。
年頃の生徒がやってきたら第六次オイルショックが引き起こされます。
難しいことはわかんないなぁ〜
[てきぱきとロロの衣服を脱がし、靴下だけ残して全裸に]
ふふっ、乳首ぴんく色でかわいいねぇ
[胸元に咲く突起に、軽く口づけ]
―シャワー室で―
んー。夢だったのかなあ。
[気がついたら自室のベッドで寝ていた。はて、不定形甲冑生物と野人の対決はどうなったのか、図書室の爆発に巻き込まれたんじゃなかったのか。
首を傾げながら目を覚ますためにシャワー室へと。]
[何故靴下を残したのだろう? ロマンですか? と電波を流しつつ、双丘の頂上に口付ける保険医を見ていた。]
多少形状が変わるだけで、かわいいも何も無い気がしますが。
[とりあえず保険医を巴投げして、衣服を着た。]
[投げられた体を、ぐにょっと空中で不自然に曲げると、何事も無かったように着地]
かわいいっていうのは只の自然な感想だよぅ。
君はいちいちむずかしい事考えるんだねぇ。
疲れない〜?
[すっ、と近寄ると、唇に自身のそれで触れた]
え――。
[服を脱いだところで鏡を見て驚く。
首筋に小さな朱い痕があったのだ。触れてみても腫れてはおらず、発疹の類ではないとわかる。]
なに、これ。
[あ、レジオンとは性別が違うので別のシャワー室かと。念のため。]
[唇が触れる前に、すっと後退した。
なんだこの戦い。]
何を難しいとするかは人それぞれです。
戦争を知らない子供と平和を知らない子供が価値観を共有する事がないように、生まれ以って従う本能、その偏りも様々でしょう。
性欲に溺れる、と戦闘欲に溺れる、はどちらも欲です。しかしどちらも欲ですが、貴女は性欲に溺れることはあっても戦闘欲に溺れることはないでしょう。
[首を傾げた。]
私は斬り斬られる境遇が好きです。
強者との戦いは血湧き肉踊るものです。
自信の肉体を裂かれ、相手の肉体を裂き。
その感覚は如何とも言いがたい。
それは私の自然な感想ですが、覚えの無い人にとってはむずかしい事に該当するでしょう。
ですが、それでも求めるというのでしたら
[ピッピッと携帯を操作した。]
弟をお呼びしましょう。暫くお待ち下さい。
[召喚マデアト42分……]
欲ぅ?
[目をぱちくりとした後、首を傾げた]
違うよ〜。
むずかしいって言ったのはさー、かわいいって思うことに理論的な理由を求めたからだよ〜。
食べ物の好き嫌いとかぁ、理由もなくそう感じるものもあるってこと〜。
そんな感じぃ。
わかった〜?
[にへらっと笑った]
いえ、全く。
[スパーン。]
強い、とか面白い、とかなら分かりますが、かわいい、とか綺麗、となると私には未知の分野です。
子が出来ればまた変わるのかもしれませんが、それもまた人によって違うものでしょう。基軸とする世界が違う限り。
[ふう、と息をついた。]
引きずり込んで押し倒す、というのも先生にとっては当たり前の事なのかもしれませんが、私にはやはり不可解な事です。
…………
眠りに就くくらいまでの話し相手くらいなら、請け負わないこともありませんが。
……ま、まあ。まるで母の――ジパングのどこにでもいる女子の振る舞いのようで、私にはむずかゆいですけど。
[少しだけ目を逸らして、頬をぽりぽりかいた。]
そっかぁ。
きっと、君にとって大事な人ができたら、わかるようになるよ〜
[へらっとした笑いを浮かべてロロを見る]
…ホント〜?
じゃあ、子守唄歌ってもらおうかなぁ。
[ころんと(全裸のまま)ベッドに寝転がると、目を閉じた]
こ、こもりうた。
……いきなり、難易度が高いですね。
ええと……。
[とりあえずベッドの傍によって、ぽんぽんとたたいてみる。力加減は間違ってない……はず。多分。]
……そ、
SOガンバレ、SOガンバレ
あきら〜め〜ない〜で〜
くち〜ぶえふき
さあ あるきだそ〜よ〜
Going Now〜
[※子守唄です。]
……!!?
[声が聞こえて驚愕した]
…ま 魔王…?
えっ なんで
痛 ッ!!!
[ケロヨン多段ヒット。
顎のあたりを押さえてうずくまっているうちに
触手は消えてしまった。]
……眠ったようですね。
[安らかな寝顔を見て、ほっと一息。
あの子守唄は間違っていなかったようだ。]
全裸はまずいような……。
しかし、このままここにいる訳にも。
[むう、と考えた挙句。]
万寿次郎に門番をさせておきましょう。
これなら安心。
OH。確かに全裸だな。
よし。ここはぼくが請け負った。
[万寿次郎は鰹節(ちょと折れてる)を取り出し
先生をつんつんつついた。]
―――――すう
戸口剣術防護術!
[万寿次郎が叫ぶと、ユリアを中心に球形の結界が張られた。]
喝!!!
[そのまま押し広げ、保健室単位に覆った。]
よし。結界の完成だ。
[ちなみにこれは万寿男が生み出した術で、仏とかそういうのが関係しているらしい。詳しくは知らない。]
じゃあ、後は見張っておくよ。
[万寿次郎はベッドの傍に腰掛けた。]
―シャワー室(男子)―
[あわあわと泡立てた石鹸で体を洗う。
すぐに流れて行ってくれるのはいい。]
…くそ…
[触れるはずのないところに
触れられた感触が残っていて
壁に額をつけた。]
教材?……やっぱり
人間じゃないのか…?
[そこにあの触手だ。声も聞き覚えがあると来た。]
─ 3-B教室 ─
校舎の方から、侵し難い雰囲気を感じる……。
まさかこのような高度な結界を張れる者が
まだ人類に残っていたとは。
さてはこの学園攻略の拠点にする気だな。
[参謀気取りでチェス、せめて将棋ならサマになるのだが、教室の机上で展開されていたのは触手ポーカーだった。ゴ○ブリポーカーの一種で、触手の間で今大流行! 授業は聞いていない。触手にとっては三角定理だろうと90角定理だろうと然程問題でもなく、人類の観測こそが最大の命題だ。]
─ 3-B教室 ─
「ところでその姿はふゅんふクンの一つだったか。
キミの教室は隣だよ」
……………………。
[触手教師の指摘に、男は無言で立ち上がると、侘びも謝辞もないまま堂々と教室を横切った。黒板が見えず、後ろの方の触手生徒が揃って轆轤首のように首を伸ばす。文字通りの意味で、物理的に。]
生存戦略――もとい偵察に赴いてやるか。
―廊下―
…ん?
[女子シャワーのほうからも音が聞こえた。
どうやら何か、或いは誰かが使用しているらしい。]
……
[先ほどの触手っぽいモノのこともある。
そろ、と足音を立てないように気をつけながら離れることにした。]
―廊下―
[赤じゅうたんをたどって戻っていくのは
なんとも謂えぬ心地であったが]
…迷うよりはいいか…
[丁度いい道しるべであった。
濡髪を風に乾かしながら
校舎を見る。]
…!?
[なんか 首が伸びてる奴が居た気がした。]
な …
-玄関口-
どうどう。
[万寿子は白馬を洗っていた。
相変わらず馬は性欲旺盛な様子で興奮している。]
万寿次郎はこういうの上手いのですが……やはり、向き不向きですね。
どう、どう。
[ぺしぺし]
医療施設から占領するとは、
人類めなかなかやりおるわ……。
[ゴクリ、と生唾を飲んで口元に手の甲を当てる。触手には不要だが、人類の研究に余念のないエリートは、ごく自然にこの仕草をやってのける。
一度外から窓越しに中を窺ってみると、触手養護教諭ユリアを人質に立て篭もる鰹節男を視認できた。]
――アレは――識りたくない。
きっと人類ではないからして、
美酒に酔いしれるようなあの感覚は味わえまい。
[戸口万寿次郎は触手にまで人外認定されていた。]
-保健室-
ぬう。
誰かが(この結界を)侵そうとしている。
[生物・非生物、あらゆるものを防ぐ仏的な結界。外輪に触れたものの探知も役割している。]
ぼくが出て行くわけにはいかないし……そうだ!
ぬうううん!
時薄伽梵得一切如來智印如來
復説一切如來智印加持般若理趣
所謂持一切如來身印即爲一切如來身……
[万寿次郎は、邪悪なオーラを放った。
やわな生物なら何が起きたのかも分からず昏倒する謎のお経。実在のお経とは関係ありませんあしからず。
とりあえず、入ろうとする何者かに威嚇。]
―廊下―
[ふるふる、と首を横に振る。]
……
…気のせい。
[薄ら寒い気がして
自分を抱くように片腕を撫でる。
角を曲がって少し遠目に]
…全裸がいる。
[ソウルの認識はそうなっていた。]
残念ながら、本日はまだ
人を見るなり服を切り破り剥いで来る
過激に積極的な木刀の彼女とは遭遇していないので、
きちんと服を着ているが。
ご期待に添えなかったか。
[何故かレジオンの背後の影から現れ、声をかけた。
研究に研究を重ねた結晶、シンプルなシャツにスラックスと、私服校の学生らしい風体。ただ、髪の中にピンクが混ざっているのがちょっぴり浮いている。脱色染色無色有色蛍光色保護色問わない自由(過ぎる)校風のSKS学園では、全く校則違反にはならない。]
まあ、オレの芸術的とも言うべき
完璧なる人間の肉体を鑑賞し、
五体投地で讃美したいと宣うなら嗇かではないが。
[いそいそとシャツのボタンを外して、脱ぎ始めた。本来ならパージも一瞬なのだが、これが人類の作法というものらしい。]
っ…!?
[背後をとられて眼を見開いたあと
体ごと振り返る。]
い、いつの間に…ッ!
全裸の期待なんぞするわけあるかッ
[睨み気味に見た後
髪の毛の謎のピンク色に気づく。]
…何だその色。
-廊下-
ふう。意外と労力がかかりましたね。
[馬洗いを終えて、万寿子はひとまず休憩を取ることにした。食堂で好物の鮭定食を食べよう。そんなことを思っていると。]
…………。
[脱ごうとしている人。
その腕をつよく掴んでいる人。
あれは きけんだ。
ちかづいてはならない。]
……。
まさかレジが白昼堂々押し倒しにかかるとは…。
[万寿子はレジの幸運を祈りつつ食堂方向へ撤退。邪魔はしませんよ、とかすかに微笑んでいた。]
なんだ違うのか。
オマエから、――――の気配がしたのだがな。
[意味深に北叟笑む。
ちなみに掴まれた腕はシャツの袖越しでもおよそ体温というものがない。外見だけはどうとでも変容できるが、内実が全く伴わないため教師陣のような完全体とはほど遠いのが、未だ見習いの生徒である理由だ。おまけに質感も、男の肌というよりはやたらぶよぶよしてゼリーのようだった。]
この髪か。つい色移りしてしまって、な。
もうすぐ文化祭だから、問題あるまい。
[異常の指摘には、もう全て文化祭で強引に誤魔化そうとしている。]
…は? なんの、気配だって…?
[聞こえなかった。怪訝そうに相手を見た。
意味深な笑いに眉が寄る。
が、それよりも。
触った腕の感触に息を飲んだ。]
っ――
[腕を見て、それからもう一度ソウルを見る。
ありありと驚きが見て取れよう]
……色移りとかするもんか?髪の毛、に。
どんだけ派手な文化祭なんだよ…
[背後から木刀女らしき存在を感じて、僅か緊張するも、それどころではなかった。]
不用意に触れてくれるな。
人類からの接触情報が齎されると、オレは――オレは――、
[厨二病患者よろしく、腕を掴むレジオンの手を邪険に払おうとする。が、それより先に既に腕は溶け、幾多にも裂け、腐敗した魚に似た生臭い粘液を周囲に撒き散らしていた。]
[右腕が疼く――そんなお決まりの台詞が不意に過ぎった。]
っ
…!?
[掴んでいたはずの腕が崩れる。鼻をつくにおいがする。]
な に
――――自分が抑えられなくなる。
[最早腕だったものはその形状を留めておらず、掴んだレジオンの手へと束となり襲いかかる。]
あ゛ ぁー ウ゛で ノ サイセ い゛……。
オ――マエ゜ノ 情報 wo ヨコ せええええ――――ッ!!
…… ひ ッ!!?
[状況処理の能力を超えた減少に
眩いライトを当てられた猫よろしく硬直する一瞬。
束になって襲い来るは、“何モノ”か]
や、――う、わ…!!
[腕を退いてソレを避けようとしたが遅い。
ニオイに目を眇める]
[張りついた吸盤が、皮膚の表面から体温を奪う。
悪臭を発する液体は、毛穴という毛穴から人間の体内へと侵略を開始する。
レジオンの片腕に隙間ないほど巻き付いた触手は、半透明の内側に腕を構成するあらゆる情報を取り込んでいった。]
う゛ウウウウ ……美味ナ ル ハ aAaa
――――なかなかの味だった。
[邪気眼テンプレートならば、「鎮まれエエェエ!」と一喝するところだが、略奪の終わりは唐突だった。感情のあまり見えない顔を、それでもどこか恍惚とさせながら、人の手の形に戻った腕を翳す。足は一歩も動かず、静かに直立したまま。]
文化祭の余興だ。気にするな。
[が、その腕は他の部分と微妙に肌の色も異なり、レジオンの手を無理矢理くっつけたかのように、アンバランスだった。]
っ、 !!!
[その勢いのまま 体が傾いだ。]
…!?……
……――な、何が…
[呆然と新しく「腕」を再生させたソウルを見た。]
お前、…なんなんだよ…!!!
爛れたりかぶれたりするようであれば、
人類用のよく効く薬が保健室に常備してある。
それを使え。
[涼しい顔で淡々と述べつつ、竦むレジオンの顔を見下ろした。酸で皮膚を焦がしたような刺激臭が混ざっているが、男自身がそれを人間と同じように感じることはない。]
今のオレでは、保健室には入れん。
[新しい義手でも試すように、手を握って開いてを繰り返す。まだ少し馴染まない。]
オレが何者か、識りたいか。
ならばその代償に問おう、オマエは――――、
[一瞬の、間。]
いや聞くまでもなく童貞だな。
では何か別の質問を考えるとしよう。
[どこまでも真顔だった。]
[腕をかばうように胸元に引き寄せながら
警戒心も顕に距離を少し取る]
……っ
[粘液のついた所がじりじりと痛む。]
は…?保健室が、どうしたって…。
[色の違う腕が付いているさまは
グロテスク、継ぎ接ぎ人形のようだ]
昨日であれば、漆黒の騎士とでも名乗るところだが……、
[どうやら、人類研究のための資料が、かなり偏っているらしい。学園で取り込まれた犠牲者が、思春期でアレコレ発症し易いお年頃なのも多分に影響していた。]
魂の器――ソウルとでも呼ぶが良い。
全裸を拝みたくば全裸でも、何ら支障はないが。
[最初の呟きもちゃっかり聞いていたようだ。]
−職員室−
[自分に宛てがわれた席へ向かい、椅子に腰を落とす。
キィという音が響いた]
よう、ギム。
今度の新入りはなかなか活きのいい奴がいるようだな。
思わず味見してしまったくらいだ。
レジオンと言ったか、あいつは良い教材になるだろうよ。
おや違うのか。
転入早々、悪食の誰ぞに食われて童貞を卒業したと?
[噛みつくような抗議の叫びに、顎に手を当てながらフムと首を捻る。とりあえずこの学園に来るまでは童貞だったと確信しているらしい。]
……これでもオレは、学園内では
紳士的な部類だと自負していたのだがな。
最近は、欲に任せて
浅ましく食い散らかすこともしていない。
…ち、 ……
[言いかけて、言葉に詰まり]
……――食われてないっ…!
[訂正した。何にせよ顔がムキになっていて赤いが
落ち着くために一度深く息を吸ってから吐く。]
…っ、… は…?
なに。この学園、どう、なってる。
食い散らかすとか 普通じゃ ないだろ
まあ、せいぜい抗い足掻いて見せろ人類。
その感情の奔流が、よりオレの空虚を満たすのだ。
[フ、と唇を引き結んだまま鼻で嗤って、歩き出す。]
そうだな、質問として聞いておいてやろう。
どうせ何者にもなれない、オマエの名は?
えっえっえっ。
せんせいをニンゲンにとられないためには、やっぱり人間に近づくしかないのかなぁ…。
せっかく転校生いるんだし、もっと観察しなきゃ。
[ずるり、と音を立てて移動し始めた]
よく吼えることだ。それも悪くない。
食われていないなら、食ったのか?
でなければ童貞だと自己申告しているようなものだな。
いや、滑稽滑稽。
[三段活用は黙殺スルーした。]
この学園のことは、自分の目で確かめるのだな。
尤も、その片鱗は既に味わったのではないか?
[今はこれ以上話すことはないとばかりに、早足で遠ざかる。
が、ふとポケットに突っ込んだレジオンの瓜二つになった腕を振る。]
指の形は悪くはないが、少し不器用なようだな。
さかむけには気をつけろ。
後、こんなところにホクロが……。
[忌憚なく長所短所を並べ立ててから、授業中の教室を素通りしてどこかへ*消えた。*]
…〜〜ッ…!!この、厨二病が!!
[厨二病で謂うなら
ゼロも大概なのだが気づいてない。]
…く、…っ。
……
おいなに腕批評してるんだ
腕がそっくりだから気色悪いだろ!
[抗議は聞き入れられなかったようだ。]
-体育館裏-
[レジのDTが看破された頃、万寿子は体育館裏で鍛練をこなしていた。
集中を重ね、極致に保ったままの剣気放出。
周囲の雑草が震えていた。]
―――。
[それでもまだ、万寿男には届かない。
師範代と師範といっても、六十六斬全てを防がれる程度の実力差はあった。]
――――ふっ!
[目を見開くと、独り手に雑草が薙ぎ払われた。
片手にした木刀で六十六度斬りつけたのだが、傍目には独り手に吹き飛んだように見えただろう。
――などとシリアスな展開を醸しつつ。]
[ぴぴるぴるぴー]
もう帰るのか……
また出席日数足りなくて面倒なことにならなければいいけど。
[戸口姉弟は、前の学校も剣術の鍛練を優先した結果、色々と取りこぼした――とかではなく、決闘を挑んできたヤンキーをやっつけたら退学になってしまったのでした。]
先生に服を着せておこう。
[姉以外に初めてみる女性の体。どきりとしたが、白衣を着せる程度なら問題なかった。
ちなみに下着とかはスルーした。のーぱん]
―職員室―
[声をかけられ、そちらの方を見る。
微かに漂う匂いに、すん、と鼻を鳴らした。]
……ああ、レジオン君ですか。
そうですね、彼は綺麗な身体をしていますし、見本としては申し分無いですね。
内部も上々でしたか?
[くすりと笑いながら、そう尋ねる。]
―廊下―
あいつ…
いきの良いウドン食ってたやつじゃないか…
[すごく警戒している。
廊下の曲がり角に身を隠しながらスネーク状態。
腕を見た、じくりと熱を持っている。
保健室に薬があるとか言っていたか。]
ああ、あれは上玉だな。
ガキどもにくれてやるのが惜しいくらいだ。
……臭うか?
一応、手という部分は洗って来たんだが。
[自分の手をくんくんと臭うがわからない]
匂うと言ってもごく微かなものですから、気になさらなくても良いかと。
…どうしても嗅覚が鋭敏すぎるようで。難儀なものです。
[鼻先を親指で少し擦る。]
まあ、ほどほどに。
生徒達より先に壊してしまわないように気を付けて下さいね。
はっはっは、何を言っている。君は1万と2千年前からキンケドゥじゃないか。
[そして、彼の進行方向に保健室]
で、君はこれからあの保健室で生存戦略なのか?
ならばデスティニー。
[そう大声で話しながらヴァイオリンケースからP90を取り出す]
―舞い戻って保健室―
一万年ってなんだ!長いだろッ。
あと、おれはレジオンだ!
[訂正しつつ]
…生存戦略ってなにが。なにがだ。
流行ってるのか。あと無駄に英語にするな。
[そして取り出されるP90。]
おい、いきなり発砲するなよ…?
…失礼します
[扉を開ける。]
-戸口剣術道場-
[突進して撃ち込まれる鰹節を、後退一つせず真っ正面から受け止めた。]
まだ撃ち込みが素直過ぎます。
力は強いですが、それで斬り伏せられるのは人間程度。
魔には再生する者や、増殖する者、不定形な者――様々です。
気をもっと有効活用なさい。
貴方は清らかな言霊を持つのですから。
――はあぁっ!
[万寿次郎の鰹節を押し返し、そのまま胴を決めた。]
き、きかないだとお!?
こうなったらやるしかないぜ師匠!
[背中のビクンビクン刀を取り出し、ベッドで安眠中のユリアに突き立てる]
ファイナルジャスティス!!
[ぷすっ]
―保健室―
っ…!?
き、効いてないというか
全く無傷…!?
って こらばか、ゼロ!やめろって!
[服の裾をつかんだけれど間に合いませんでした。]
[大の字に寝転んだ万寿次郎を見届けて、一息。
剣術道場とは言っても、叔父と万寿子と万寿次郎と、もう一人しかいない。
理由は明白だったが考えないことにした。]
おや。
[休憩に入ろうか――と顔を上げて、その人の姿を見とどめた時、不意に胸が高鳴った。]
万寿男くん。
今日は出稽古だったのでは?
[アロハにサングラス――更には遊○王を携えた、いつもの万寿男くんだ。
知らず、万寿子は微笑んでいた。]
どうですか。
折角ですから、一つ死合いなどは。
[木刀に梵字が浮かび上がる。
応じるように、万寿男くんの木刀にも同じ梵字が浮かび上がった。]
[合図はない。
ここは実戦本意の剣術道場。
不意討ち目潰し金的上等。
稽古ではなく――純粋な命のやり取りなのだから。]
――――!
[剣を振るう度に、互いの体が朱に染まる。それでも万寿子は笑っていた。
鼓動は際限なく高鳴り続ける。]
嗚呼。
やっぱり、愉しいですね、――!
[万寿男くんは複雑そうな顔をしていたが、理由はよく分からなかった。
そのすぐ後、彼も笑顔で応じてくれたから。]
やぁん〜
[ずぶずぶとめり込んだ切っ先が動きを止めると、ゴムで弾き飛ばされるかのように柄ごと飛んだ]
びょい〜〜〜ん
[切っ先は高速でレジオンの方へ]
あっ、すまん!
[腕を浅く斬ってしまった。慌ててビクンビクン刀を仕舞う]
くっ、しかしこの女。まさかビクンビクン刀の一撃をかわすとは。恐るべし。
・・・・・・それはともかく傷を治療しないとな。
何処かに包帯とガーゼはないだろうか。
[ゴソゴソ。しかしビクンビクン刀で斬られたレジオンはどうなってしまうのだろうか]
なに、俺だってそこら辺は弁えるさ。
[椅子から腰を上げると、苦笑いするギムレットに歩み寄り、手元にあるファイルを適当に手に取った]
軽くほぐしたら、あとは可愛い教え子たちの大事な教材になってもらわないとな。
ま、アイツなら放っておいてもガキどもが群がりそうだが。
どうだ、他に面白そうな奴はいるか?
だ、大丈夫 だけど
…いま …刺さらずに弾かれたよな…?
[血を滲ませつつ
こわごわ保険医?を見た。]
ゴムじゃないんだぞ…?
ん、まあ、舐めときゃ治りそうな浅さだが
…多分そのへんにあるんじゃないか…
[碌でも無い効果がある気がする。]
確かに弾いたな。
それ以前にP90の弾丸で全く怯んでない。
こいつ、人間か?
[レジオンの腕にガーゼをあて包帯を巻いていく]
で、キンケドゥはここに何をしにきたんだ。
まさか、こいつの討伐か?
……ゴム人間?
[それは悪魔の実]
…わからない。
やっぱりここ、何かがおかしい。
……すまない、ありがとう。
[おとなしく治療を受けつつ]
いや、粘液を洗い流す薬を…
!!!そうだ!
ソウルの腕が溶け崩れて、…っ、
やっぱり人間じゃない、ぞ、少なくともあいつは…
…レジオン君とゼロ君だったのね…
勉強する個体としてはちょっと、だけと。ギムレット先生の好みには近づけるのかなぁ?
[小声で呟きながらじー]
ユリアせんせもいつも綺麗だし本当ならああいう風になりたいんだけどな。
ソウル・・・・・・腕が溶けるか。
確かにここには人間とは思えない奴らがわんさかいるな。
[少しだけ考え込む仕草を見せる]
この学園で起きる出来事。それをどうにかしなければ・・・・・・このままだと、このままになってしまう!
[※言葉足りませんが第五次オイルショックを回避するため世界線を移動するうんたらかんたらの話です]
[はっ、と思い立ち]
悪いが先に行く。君は君らしく生きてくれ。
[そう言いながら、保健室を出て行った。P90を片手に。
きっと獲物を探しに行ったのだろう**]
…ああ。
学園に秘密がある、んだろうな…。
…、タイムトラベラーの
お前が危惧すること、か…
[詳しいことは知りませんが]
…?
あ、ああ。
治療、ありがとうな。
そうですね…
何故か一匹ゴリラが混ざっていますが、後は概ね可愛らしいニンゲンばかりですよ。
[どうぞ、と。
転校生の情報が閉じられたファイルを手渡す。]
ゴリラ……?
ふむ、ニンゲンというヤツは進化と退化、両方の可能性を秘めているのだな。
全く以って不思議な生き物だ。
[ファイルをぺらぺらとめくる]
この、ゼロとかいうヤツは、ギムの好みそうな素材だな。
“教育”する時は、協力してやってもいいぞ。
にゃん!
[掴まれた。
内心すごく焦りつつ、ぱたぱたと身体を動かす。
出た言葉はなぜか猫語だったが、とりあえずは正体を隠しているつもりらしい]
にゃーにゃーー
[訳)離してー
と言ってるらしいが。
聞き覚えていれば、売店前で隠れたリリアにかけた猫語と似ていることに気付くだろう]
……にゃぁん…
[痛みに耐えている。さすがに170センチくらいの高さから落とされれば痛い]
にゃんにゃにゃにゃぁ。
[既に自分でも何を喋っているのか良くわかっていないが、痛む身体を引き摺ってユリアのほうへ]
[じーっと見つめる視線は主にレジオンの体に向けて。そういえばもうレジオンについては色々見ていたのだったが]
にゃん…。
[又次のチャンスをうかがおう、と心に決めてユリアのスカートの中にもぞもぞ*入っていった*]
ゼロ君、ですか…
何故かいきなり銃らしきもので撃たれましたが。
生きが良いという点では、評価に値しますね。
あまり暴れるようでしたら、遠慮無く手を借りることにします。
銃刀法違反容疑で懲罰室に連れ込み
お仕置きすればいいと思います。
[何故かごく自然に、教師陣の会話に混ざっている触手。ぬめぬめ。
外見の半分くらい金髪アンディになりつつ、肩腕だけ完全にレジオンのもの、という奇怪な姿。]
は、これは見苦しい姿を。失礼しました。
[触手はくねくねまごまごと礼らしきものをして、窓から這い出て行った。その通り道には御馴染み、どろっとした粘液の足跡が残る。]
……ソウル君、なんですかその格好は。
ひとつに統一しなさい、ひとつに。
[ギシッと椅子を鳴らして、生徒の方に振り向いた。]
…お仕置き、ね。
多少はそういう事も必要かもしれませんね。
[顎に手をあてると、しばし考え込み**]
-戸口剣術道場-
[一方その頃、ゴリラはバナナを食べていた。]
うーん。やっぱり朝食はバナナだなあ!
[ちなみに18本目。]
あっ。
そういえば替えのバンダナを教室に置きっぱなしだ。どうしよう。(もぐもぐ)
[1.姉ちゃんに取りに行ってもらう
2.自分で取りに行く
3.万寿男兄さんのフリをして取りに行く
4.女装して取りに行く
5.姉ちゃんを男装させて取りに行かせる
6.むしろ二人で行く
{6}]
-戸口剣術道場-
バンダナを忘れた……?
それは大変ですね。
あれを放置したら、半径1kmの生命が全滅してしまいます。染み込んだ臭気で。
[ちなみに28年洗ってないらしい。]
では行きましょう、ゴリラ。
任務はしめやかにしとやかに遂行するものです。
[こうして万寿子とゴリラは再び登校を始めた。]
……。
…くすぐったいですむのか?
[とはいえスカートを捲るようなことはできない。
シーツを被せておいて治療薬の探索を行うことにした。]
うわーん、なんなのこれー。
[自室をぐるりと調べ中。
鏡で見た、首筋のキスマークのようなもの。自身に心当たりがない、いつの間にかベッドに寝かされていたことなどからこれは何者かの犯行声明ではないかと気持ち悪い想像に行ってしまい、涙目で"犯人"の痕跡がないかと捜索中なのだ。]
て、うわなにこのべったり!
[ベッドのシーツに粘液が!]
ぎゃー、触っちゃった触っちゃった触っちゃったーっ
[慌てて手を洗いに洗面台へと走った。]
そうか、非常に残念だ。
[虚空に向かって呟いて、ぶっかけうどんのどんぶりを置いた。口元に飛んだ、汁にしては妙に粘っこいものを手の甲で拭う。]
矢張りこの程度では全く充たされんな。
――アレ、でなくては。
―保健室―
[――おれは何処と会話をしていたのだろう。]
……いや、気にしたら負けだな
[そういう問題でもないが
とりあえず薬を塗ったら
かゆみがひいた――気がする。]
……これが常備してあるということは
つまり、ああいうことが多くあるってことで…
[さっきの蛞蝓――ではない。猫っぽい触手みたいなのもアレの仲間なのだろうか。]
―保健室―
……ぶへっくしょっ!!
[でかいくしゃみをかますと、鼻をすすりながらむくりと起き上がる。]
…あれぇ、もう朝〜?
[ぼけらっとしつつ、周りを見渡した。]
ミウちゃん〜、と、……えっとぉ、君名前なんだっけぇ?転校生君ー?
どったの〜、また先生になんかされたの〜?
[ぽりぽり頭を掻きつつ、のんびりと尋ねる]
レジオン君かぁ。わかった〜。
覚えられるように努力するねぇ。
[ちなみに、ミウの名前を覚えるのにも半年程かかっている]
え〜、裸じゃ駄目ぇ?
服着るのって面倒なんだよねぇ、昔だったらイメージするだけで着替えられたんだけどなぁ。
[のっそりとベッドを降り、床に投げてあったパンツを拾うと、指に引っ掛けてくるくる回した]
…出来れば覚えてください。
[ゆるい。とてもゆるい。
悪いわけじゃないんだけど。
と思いながら]
…?イメージ…?
って
下着振り回さないでください!
[青少年は必死です。]
振り回すの駄目ぇ?
[不思議な顔をしてパンツを頭に被ると、ベットの上に胡坐をかいた]
ところで、ふたりしてどしたの〜?
あ、もしかして、先生お邪魔虫?
どうぞどうぞ〜、部屋の中にあるの何でも使っていいからぁ。
[そう言うと、いそいそと部屋を出て行こうとする]
かぶるなッ!!
[裏手ツッコミ]
ちゃんと履いてくださいよ!
[すごく困った顔をしている。]
おじゃま虫でもなーい!
出てくのも
服着てからにしてくださいっ!
せんせいお邪魔じゃないよ?
[ベッドの上にちょんと座ってじーっとユリア観察]
わたしせんせいみたいな体になりたいんだ。
だからね、勉強しに来たんだけど…。
レジオン君はどうして照れてるの?
ならおれが出ていくから!
もう先生そういう格好で
出歩かないでください危ないですから!
[押しとどめる気持ち]
…っ は…?
服着てなかったら
恥ずかしいに決まってるだろ…!
露出狂かよ!
あー、そっかぁ。
ニンゲンの男の子は、こういうの恥ずかしいんだねぇ。
ごめんねぇ、あたし、ニンゲン心理学の方は赤点ばっかだったからさ〜。
[にへらっと笑うと、よっこらしょとパンツをガニマタで履いた]
あたしみたいな身体にかぁ。
ミウちゃんみたいな外見も、そけはそれでかわいくていいと思うけどな〜。
[小首を傾げてミウに微笑む]
先生も協力してあげたいけどぉ、コピーのコピーってどうなんだろう〜。
あたしにもまだ不完全な部分あるしぃ、ミウちゃんはミウちゃんなりに本物のニンゲン相手に勉強した方がいいと思うよぅ?
は、…だ、だからニンゲンってなにが…
[あーうーと意味を成さない声を出しつつ
顔を半分覆ってあさっての方向を向いた。]
……
……ニンゲンじゃないんですか。
ん〜〜?人間だよぅ?
今は。
[へにゃっと笑うと、あっと気付いたような顔になる]
あー、忘れてたぁ。
ギムレット先生とヨシュア先生にぃ、デコピンの刑だったね〜。
いったーいのお見舞いしてきてあげるねぇ。
[そう言うと、もう一度笑ってから保健室を出ていった**]
-廊下-
[バナナを食べながら、廊下でいそいそと投石器を作成する……そんな父性的なキャラクターが、ワンクリックしなくても出てくるよ!]
関が原へ! 関が原へ!
[食堂で食べた関が原うどんは美味しかったなあ、とゴリアテは思い返していた。]
-廊下-
[投石器を作る弟を、背後で慈しみの目で見守る……そんな母性的なキャラクターが、ワンクリックしなくても出てくるよ!]
ゴリアテ。
だからあれほど桶狭間うどんにしておきなさいと言ったでしょう。
ただでさえ、私達の存在は
人類にはまだ早過ぎるのですから。
[ゴリアテの首根っこを掴んで移動を始めた。]
……
今 は
[更に言葉を続けようとしたが
デコピン、と謂われて拍子抜けしたように。]
あ、…ああ…
[出て行ってしまった。
マイペース、おそるべし。]
-廊下-
[廊下を練り歩いていると、保健室から白衣の下にパンツな保険医が現れた。彼女は瞼を(眠気からか)抑え、駆けるようにしてその場を去っていく。白衣は、(寝ていたせいで)どこか乱れているように見えた。]
さては狼藉!
ゴリアテ。
保健室ごと乱暴モノを始末しますよ。
[考えられることは一つしかない――そう、あの保険医は何者かに襲われ、パンツを履いてなんとか逃げてきたに違いない!]
せんせいじゃ駄目なの?
だって転校生たちそんなにないすばでーじゃないんだもの。
[ぷう。とやや頬を膨らませて、出て行くユリアの方を見た]
……
……ナイスバディーを見たからって
ナイスバディーにはならんだろ。
[まだ触手の常識を分かっていない。]
…ぁ?危ないって何が。
ひいいいいやっはhhっはああああああああああああああああああああああ!!!!
[半径{5}メートルの岩石が射出された。
緊急ゲーム:保健室からの脱出]
わたしの野生の勘が危ないって警告してるの。
ほら、早く逃げないと、ゴリアテが突撃してくるよ!
[窓の外に出るよう促した]
レジオン君は転校生なんだし、ここが壊れると危険だと思うんだよ?
[ゴリアテは、両掌を合わせて祈った。]
これもまた、一つの救世なのだ。
安らかに眠るがいい……
[こうして、保健室は轟音と共に吹き飛んだ。
愛と哀しみの破壊痕だけが残ったのだ――。]
先生。仇はとりました。
……さあ、長居は無用です。
すぐに同心が駆けつけてくる。
参りましょう。
[万寿子は、ゴリアテの首根っこを掴んで、硝煙消えやらぬ保健室前から移動を開始した。]
さて。この学園を破壊し尽すにはあと何教室ありましたかね……。
[えっ。]
保健室、壊れちゃった…。
[呆然としたのは最初だけで、気を取り直す]
ん?
うん、わたしは大丈夫だよー。
レジオン君は平気?
転校二日目から色々大変だよね…。
[いろいろには色々含まれているのだが、こくこくと頷きながら頭の上に乗った保健室の欠片を払う]
… なんだあの破壊魔は…
[まだ目撃してませんけど]
……そうか、ならいいけど
おれは、まあ、…なんとか……。
……
[一瞬、間。]
…そうだな。
[ぱらぱらとミウの頭払ってやりつつ]
此処はあれか、テロリストにでも狙われてんのか。
なんだろうねぇ。
なんだかゴリラの顔が見えた気がしたんだけど…気のせいかな?
テロリストじゃないだろうけど、狙われてるのかもね。
[レジオンが、とはいわず払ってもらうとにっこりとした]
じゃあ、わたし食堂に行ってくるね?
レジオン君も気をつけて。
…動物園じゃないんだぞ…
[頭を抱えた。]
学校が狙われてたら
おおごとだぞ、ばか。
―――ああ、そっちも気を付けろよ。
[うどん事件以来、足の遠退いている食堂だ。保健室がおおごとなのもあり、職員室に向かってみることにする。]
―職員室―
[ガラッ]
て〜〜〜んちゅ〜〜〜〜ぅ!!
[白衣をたなびかせながら、妙にのろいスキップで教員の机の方に近付くと、ギムレットとヨシュアの額目掛け一閃!]
ていっ!!
[ピシピシィッ!!!]
風来坊 ヨシュアが「時間を進める」を選択しました。
―校庭―
わーー…。
[校舎を見上げ嫌な声を出す。
3階。図書室のあたりが大変なことになっている。やはりあの爆発は夢じゃなかった。
即ち、爆発から自室のベッドまでの記憶がないという事実が非常に気味の悪いことであると判明し。]
ええと、誰 か。
[頼れる人はいないかと、弱気が心中に芽吹きはじめる。
思い浮かぶのはこの学園で出会った"人類"と思しき面々。彼らにならばなんらかの相談ができるのではとその姿を捜し校舎へと向かうが、残念なことに今日は*出会えないだろう。*]
ふう。これでいつでも死ねるな。
[なんとなく、ここに敵が居るという勘で爆破してみた。
バックに巨大な爆発音が鳴り響くが、これも日常の光景という奴だ]
さて、次のターゲットは何処に居るか。
[要するに零であるはずの何かがそこはかとなく体調を崩してしまったので今日はあっさり**]
─ 廊下 ─
たこ焼き食べませんかー、たこ焼き!
ソースの2度漬け禁止の串カツもあるよ──☆
[男子シャワー室にて、全裸のレジオンの平らな胸とか、×××に触手絡めてしまった後、あらぶる馬並みの白馬と、馬を連れた黒髪の女の子目撃して動揺と羞恥に逃げ出した後、何処かで昇天していたふぃーあは、気を取り直して、廊下でたこ焼き販売をはじめていた。]
ああ、でも、
思い出しちゃう、の……。
あれ、あの赤い絨毯の上を歩いてた
黒髪の女の子……あたし、見た事無いかも。
もしかして:(彼女が)性欲を
ううん。
食堂では黒髪女子と全裸って言ってたけど、
本当は、レジオンさんが
(性欲を)もてあまして……
だって、
うま なみ
[ジューと鉄板が焼ける美味しそうな音。
赤く染まるほっぺたに両手を当てて、作業を止める。
何故ここで屋台を出して、たこ焼きを焼いているか──勿論、学園祭の予行演習である。]
−職員室−
……はて?
[額を軽く撫でると、扉が開いてなにやら物騒なものが放り込まれた。]
間に合ってます。
[すぱこーんと、出席簿で手榴弾を窓の外へ弾き飛ばした。]
[ちなみに、たこ焼きの中身は、
1.青い触手
2.赤い触手
3.水色の触手
4.マーラ様
5.スーパーで売ってる普通のタコ
串カツの中身は、以下である。
6.肌色の触手
7.(バター)犬の肉
8.ゼリーマン
9.ぺんぎん
10.うどん
みんな食べてね。ゆっくりしていってね!]
[そうこうする間に、派手な爆発音が二度聴こえた。]
ああ、性欲をおおいにもてあましてる
(たぶん、うまなみの)
転校生がホントに居るんだあ……!
−職員室−
しかし、ゼロ君はおいたが過ぎますね。
……どれ、僕も少し本気を出しますか。
[そう言っておもむろに眼鏡を外すと、髪にかきあげて隠されていた方の目を露にする]
──あらゆる世界(線)が混じり合う 永遠の交差点
歪み 捻れ ──そして滅せよ
[空中に掌を掲げると、そこを中心に黒い渦のようなものが生まれる。
ぐっ、とその渦ごとを撚るように、空間を歪ませた。]
【解説しよう!!
ギムレット先生は、普段隠されている片方の目で空間や次元の歪みを見つけて、それを捻じ曲げる力を持っているのだ!!
ちなみに、この力を使うと酷くお腹が減るので滅多に使わないんだよ!!】
(まあ そんなわけ で)
………お腹が減りましたね。
ヨシュア先生、ちょっと失礼して食堂に行ってきます。
[そう言って立ち上がると、職員室を後にした]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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