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文学少女 セシリアは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
ハ……、ん―――。
[掠れた声と共に、堕ちていた意識が甦ってくる。
―――体の節々がイタい]
あ………、ン…しょ……。
[痛みに脅えながらも、躯を起こし壁へと背を預ける。
無意識に右手を咽喉へと当てると、ソコから鈍い痛みが走る]
ッツ!!!!
―――やっ…ふぁり……。
ひゅめしゃ、なかった…。
[すうっと、一筋の涙が頬を流れる。
その涙と共に、再び意識が*堕ちていった*]
[ナサニエルが赤髪の青年に問い詰める様子を心配そうに見るも、拍子抜けしたように肩を落とす様に乱暴な事は無いとほっとして。
声をかけられればはっと気付いて頷いた。]
あ、はい…しばらくは起きていたんですけど、気がついたら…
今は何時なんでしょうね…
[トビーにかけたストールがずり落ちているのを見、肩までかけ直しながら溜息をついて]
シャーロットね、ヨロシク。
ヨロシクって言うのもおかしいな。
あまりココに長居するような事はないと願ってるけど。
箱?やっぱり何かあるの?
[ソフィーも確か箱を一瞬見ていた。あの箱に一体何があるのか]
[箱に歩み寄り中を覗こうとした。]
[キャロルと名乗った女の、ずばりとした物言いに言葉がつまる]
う…ま、まあな。結局何もわからないとも言える。
まあわかることもあるけどな。
俺はナサニエルで、あんたは中々派手な身なりのきれいな姉ちゃんってこと。
キャロルは踊り子か何かか?
ん。見た目通りとは限らない、か…
まぁ追われる身ってとこは、あの怪しいクインジーって奴のみならず、この好青年そ〜うな俺だって身に覚えがないとも言えんこっちゃし…そんなもんかもね。
[ハーヴェイの言葉に軽く頷きながら、あっちの大人しそうな金髪姉ちゃんも見た目によらずいきなり箱開けちまって度胸あるみたいだしと、こっそり心の中で付け加える]
[とさり。
背後から聞こえた音、そして掠れた吐息。
振り返れば、そこには菫色の髪をした少女。]
あ…だ、大丈夫ですか?
[慌てて駆け寄り、そっと抱き起こす。
頬を伝う涙をそっとスカートの裾で拭い、どこから入って来たのか辺りを見回した。]
悪いな、俺に答えられる事は何もねぇ。そもそも、何で左足を痛めたのか、それすらわからねぇ。
それより、俺には見えないんだが、その箱には何が入って居るんだ?
皆さん気味悪がっているようだが、俺はこの状況に少しほっとしているぜ。此処には俺を追うやつがいねぇって事でよ。
[キャロルの濁した言葉に僅かに視線を向けるが
それも一瞬のこと。
人々の論議に加わろうとはしない。
少女の声。ほんの少し動きを止めて。
伝言と共に据えられた数々の凶器への警告か、と
箱を閉じて蒼い瞳の少女へ会釈する。]
ご忠告有り難う御座います。
仰る通り、目に毒な異質ですわね。
[相反して林檎の緋が鮮やかだった。
一体何の為に。
自然と過ぎる疑問を自ら打ち消す。
考えても浪費にしかならない――]
何処かのパーティでお姿を拝見したことがありますわ。お綺麗な方ですからよく覚えています。
私はソフィー・タリス。貴女様は覚えてらっしゃらないかもしれませんが、奇しくも数奇な再会です。
[シャーロット様。とぽつり、少女の名を口の中で反芻して]
[箱を開けた女性に歩み寄ろうと立ち上がった視界の端に桔梗色。]
―――またか……
[上擦る泣き声、涙を流したまま斃れる少女]
……一体なんなのだ此処は―――
そうよ、小さな酒場で踊って生活してるの。
[そこで視線は一点に固まった]
――何これ?
[理解できない。頭は真っ白になり、心は黒く闇が広がる。
先に飛び込んできたのは数々の『危険な物』
その中で一際映えるようにある『赤い果実』
そして更に「白」と「黒」を増長させる『紙』]
ね、ねぇ、ナサニ・・・エル・・・?
これは?この箱になんでこんな物が?
[聞かずにはいられない。何故、何故、何故]
[頭を整理しようともそうはできなかった。
聞こえてくる泣き声に視線を向ける。
この部屋に一体何人、否、誰がいるのか。]
泣きたいのはこっちの方だよ・・・。
[結局何処にも出入り口らしきものを見つけられず、諦めて気を失った少女を抱いたまま座り込み。
金の髪を緋いリボンでまとめている女性の声に、一度瞬き。
タリス─その名から女性の事を思い出す。
アレは、いつだったか。
どこかの社交の場でお会いした女性。
知りたくない事を知り、早く帰りたくて仕方なかったあの、時の。]
あ…ソフィー様…。
失礼致しました、すぐに気付かねばなりませんでしたものを…
けれど…何故貴女まで此処に…
その箱、なんなんだ?
林檎は判るが、その紙はなんなんだ。
そしてその箱には何が入って居るんだ。
その前に。
[何で俺は此処に居るんだ]
[何で記憶がないんだ。忘れた、ではなくて、欠けた。そんな感覚]
あー、そうですかい。
[答えられる事が何もないからといってクインジーの責任でも何でも無いにも関わらず、何だかつまらなそうに口を尖らせた後]
何が入ってるかって?
んなもん自分で見に……あ、ああ。
[脚の状態を思い出し、続けて答える]
ほっとしてるってクインジーお前…やっぱ妙ちくりんな奴だよ。
追うやつがいねぇってのは結構なこっちゃが、俺はイライラしてくるね、こんな白づくめじゃ…
まぁともかく中身はな、『キミ達の「力」で生き延びろ』とか何とか書いてあるヘンな紙と、リンゴも入ってるらしいけど、俺の度肝を抜いてくれたのは馬鹿みてぇにたくさんある人殺しの道具の数々だね。
売りゃぁ、食い物もたんまり手に入るんだろうけどよ…こんな場所で手に入れたって売りに行く先もありゃしねえ。
追われていたのか?
[と、隻眼の男に聞く。
名乗っていないことを思い出したか向き直って]
……私はハーヴェイ。好きに呼んでくれて構わない。
[戸惑う女性の声は白い壁に跳ね返り、
やがて薄れて行く]
……『キミ達の「力」で生き延びろ』
此処に連れてきた者の
伝言だろうな。
[聞こえるのは、
嗚咽。弱音。其処に混じる疑問。
箱の中に何が?――赤髪の男の問い。
キャロルが目を奪われるその箱の中に
手を伸ばして。
大きなナタを両手に持つ。]
金属です。
或いは木製の何か。
唯の物質。特に意味は無いのでしょう。
……せいぜい、恐怖感を煽る程度のこと。
へえ、そりゃいいや。
[踊り子と答えたキャロルが舞う場面を想像し、踊ってくれりゃ少しはこの白づくめの中でも気が紛れそうだと呟き、表情を明るくする]
…はっ?
いやそれは…紙に書いてあることの意味なんて俺にゃわかんねし、それ以外は見たまんまとしか…どうしてあるかってこともわかんねぇけど…
おーい…大丈夫か?
[動揺するさまを見れば、臭いものに蓋をするようにすぐさま閉じてその後も普段通りだった自分はやはり鈍いのか等とずれたことを思いながら、さすがに眉間に皺を寄せる]
へ?
[呟きと共に変わる視線の先を見てみれば、シャーロットによって抱かれる、またも見たことの無い少女]
ふうっ、もう驚かねぇけどさ。
しっかし、いつの間に…。
追われていた。クインジーと呼ばれていた。俺にの壊れている記憶はそれだけだ。
『キミ達の「力」で生き延びろ』か。そして殺人道具の数々。紙と中身がかみ合ってすらいねぇな。
なんだ。俺の招待主さんはこの檻の中で何をさせようってんだ?
[これ以上がなり立てても無駄だと悟り、 * 静かに目を閉じた * ]
[やけに落ち着いた女性の声。
ああ、タリス。そうか。
そういえば、兄が何か謂っていたような。
タリス―――名家の字。
恐怖を煽る程度、という。]
……本当にそれだけか。
[低く呟き琥珀色の眼を伏せる。]
やっぱり本物なのかな、この箱の中身・・・。
皆どう思う?
私は本物であって欲しくないけど。
[声が震えている。自身でもわかる程に。
こうも心が弱い人間だったのかと驚く位に。]
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