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TMMIを用いてるので当然この村は【ガチ村です】
もし、RP村だと思って入ってこられた方がいたら申し訳ないです。
けれどこの機会にTMMIに触れてみてはいかがでしょう?
そこでご覧になっている方も、
狂気の世界へ飲み込まれてみませんか?
再び、三度、身を持ち上げる。
ハンカチをいつの間にか握っている。
見回す。ん。この白い空間に何人もの人間が詰め込まれている。しかも誰もが此処から出ようとしない。なんてこった!
俺はクインジー(Quincy)。ただそう呼ばれ、追われる身だ。本名なんて忘れた。
なんだ、他にいるのは、女、子供、それに優男だけか。
いつの間にか、痛みすら忘れた足に目をやる。
けっ。余計なことを。まぁ、いい。誰かが手当をしてくれたんだな。
[しかし、その足は麻痺しているのか、その場から動こうとはしてすらいない。]
俺みたいな輩をこんなところに閉じこめて、いったい何を見せてくれようとしているんだ?
……まぁ、此処にいる限り、外の連中からは安全って訳か。
[壁からずり落ちている背を腰の位置を戻し座り直して、目の端に映った男に瞬間、緊張する。
どうやら赤髪の男が目を覚ましたらしい。
できるだけ、落ち着いて聞こえる低い声を寝起きの腹から捻り出した]
ようあんた…、起きたのか。
その脚はシャーロットって青い髪の女と、ハーヴェイって物静かな男…
[横から聞こえた声に思わず素の顔で振り向く]
何だハーヴェイ、起きてたのか…
[自分が寝ずに見張る気でいて結局眠り込み、このやや儚げな男がしっかり起きていて落ち着いている事実に一瞬情けない声を出すが、すぐにそれを戻すべく努める]
…二人が、手当てしてやったんだ。
トビーってガキも心配してた。
後でせいぜい礼を言えよ。
で、俺はナサニエルだ。
あんたが何者かってことの他に、聞きたいことあんだけど。
あの・・・私も聞きたい事があるんだけど・・・。
[声に気付き恐る恐る問いかけた。
ソフィーの言葉に安堵したとは言え、不安は払拭しきれてない。
もし、何かわかるなら・・・。その望みは消えてはいない。]
シャーロットとハーヴェイ、それにトビーか。
せいぜい礼を言うぜ。あまりにしびれて動けねぇがな。
ナサニエルか。俺はクインジー。人からそう呼ばれ、追われる身。ただ、今は何に追われていたかすら、思い出せない。
そんな記憶の欠片すら、思い出せないのではなく、置いてきたようだ。
何者かと言われても何も思い出せねぇ。ただ、あんたの口の利き方、気に入ったぜ。
どうせ足がやられて居て、しかも此処には何処にも逃げ場すらないんだ。答えられるモノなら答えなくとも無いな。ナサニエルよぉ。
……痺れるか。
[ふむ、とまた難しい顔で男の脚を見る。
如何すれば良かったか、知識だけでは限界があるが。
金の長い髪を鮮やかな緋色の髪飾りで結上げた女性。
そう謂えば、少し意識が遠のいたとき
2人の声がしたような。]
……聞きたいこと?
[赤髪の男性が目覚めている事に気付けばほっと息をつき、ついでハーヴェイとナサニエルに気付き小さく会釈を。]
あ…おはようございます。
お二人とも、ずっと起きてらっしゃったんですか?
…どれくらい寝ていたのかしら…
……?
あ…こんにちは…?
[それともこんばんはかしら…と悩みながら、金髪の女性に会釈をした]
[声に気付いてくれた者達に軽く、
そしてぎこちなく笑顔を見せる。
不安をできるだけ表にださないように。]
あ、私はキャロルって言うんだ。ヨロシクね。
それで、ココって、どこ?
[こちらを見ている者達へとキョロキョロと見渡す。]
[四方から人の声がする。耳慣れない口調も多い。
どれほど時間が経ったのか。
鈍い感覚が支配する。
天井から降りる偶像を目で追いかけた。
部屋の中央の箱の隅にとまる。
すっと伸ばした指先は、何を掴むこともない。
行き場をなくした手は、箱の隅に触れ
やがてゆるりと立ち上がって箱を開けた。
瞳に映るのは白い紙。
11文字の伝言。]
[ナサニエルは朗々と続ける]
ここはどこかってことと、何で俺らはここに居んのかってことと、
…あの箱とその中身の、特に物騒なもんは何なのかってこと。
…俺のカンが正しければ!
この状況のフカカイさは、この怪我のしようもない場所であんたが脚を傷めてるってことの謎に通じるもんがあると思うんだよな。
俺たちって、お前のせいでヤバイことに巻き込まれてる気がしてならない。
[ナサニエルはクインジーに一方的に睨めっこを挑みながら、ハーヴェイにも答えてしまう「うん、お早う」
「…あ」とりあえず無かった事にしながら顔を戻し]
嘘ついたって…目ぇ見りゃわかんだぞ。
ほれ、今ならまだ怒らねぇでいてやるから、白状してみろ。
……って、エェ?
[だが顔を戻した頃にはもったいぶって尋ねた事のたいていの答えが語られた気がして、拍子が抜けたかがっくりしている]
何も思い出せねぇって…お前もかよ。なあそれ…嘘じゃねえの?
どう見たってお前が一番怪しいよ。絶対何か…
お、シャーロットは寝てたんだな。
俺は…う、うん。ずっと起きてたぜ。マジで。
[眠りこけ仲間に何となくほっとしながらお早うと声をかけて、そして目立つ色の髪と共に現れた見慣れない二人の女性には目を丸くする]
…あれ?あんな金髪姉ちゃん達なんかいたっけか…
……何処、と。
それは……今のところ、誰も『憶えていない』。
[キャロル、と名乗った女性の言葉に答え、
拍子抜けしたようなナサニエルの声に少し首を傾け]
……皆、同じなのだろう。
見た目通りとは限らないと思うのだが……
[が、確かに隻眼の男は強面である。]
[帽子をかぶる青年に]
いたって言うかなんて言うか、
なんでココにいるのかわからないわ。
でもソフィーさんなら、や、なんでもない・・・。
[先程交わした密談とも言える声を潜めた会話、
きっと何かあるのだろうと思い言うのやめた。]
[金髪の女性…キャロルの問いに表情を翳らせ]
…ごめんなさい、私も何故かは解らないんです…
気がついたら既に此処に居たので…
あ、私はシャーロット…シャーロット・マーロンと申します。
[せめて不安を感じさせぬ様微笑み会釈をして、ふと箱に手をかける女性の姿を見止め]
あ…あ、あの、その箱は開けない方が良いかと…
誰も『覚えていない』って事は結局私と同じなのね。
何か私達がココに連れてこられた共通点でもあれば合点がいくのに。
[栗毛の青年もやはり同じ答え。ただ漠然と、どうしたら]
彼女らは居たよ……ナサニエル。
[きょとんとした様子の青年に、
苦笑を漏らして]
―――!
[箱の傍、虚空を辿る手遊(すさ)びの女性。
彼女は蓋を開けてしまっている。]
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