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[女性のか細い聲が聞こえた。
そう認識はしても表情は動かさない。
反応は起こさない。
手遊びする遊具が無くて、手持ち無沙汰だ。
白い床を眺めた。]
[相手がどんな人間なのかわからない、
逆を返せば相手もこちらの事はわからないはずだ。
彼らの会話から名前等は少しわかったが、
こちらの事も自ら話さなければいけないだろう。]
あ、えっと。
私はキャロル。キャロル・カーマイン。
聞いた事なんてないよね、小さな酒場で踊り子やってるんだけど。
べ、別に怪しい者じゃないよ。
貴方達に危害を加えようなんて思ってないんだ。
家に帰ってベッドに倒れこんだら・・・
いつの間にかこんなとこにいて・・・
[視界の端に映る細い腕。麗人なのだろうか。
自分が着ている安っぽい衣装とは違う
どこか気品のある服装をしている。]
ね、ねぇ、貴女は何かわからない?
なんで此処に私がいるのか。
あ、う、わからないよね、私の事なんか。
貴女自身なんで此処にいるのかわかる?
[同じ金髪とはいえ、雰囲気が全然違う女性に聞いた]
/中/
同じく絡めず申し訳ないです。
中の人はRPでスタンドプレイに走る傾向があるので、
絡みづらいと思いますがヨロシクお願いします。
[この白い部屋で覚醒してから
一切、言葉を口にしなかったのは
それが必要ではないからであり、
同時に必要であったから。
踊り子を名乗る女性の言葉に暫し間を置いて、
やがて口を開く。
今までの、無表情な人形のような彼女とは相反し――]
[微笑を湛えて。]
私にも、此処に居る理由は解りません。
どうやら皆様、同様のご様子。
名――
[一寸の逡巡。
情報を与えるのは不利にはならないか。
しかし名家の者である以上、自身の事は誰かは知っているだろう。
この情報を与えても問題は無い、という判断。]
私はソフィー・タリスと申しますの。
名乗ることの出来る仕事などはしておりませんわ。
……キャロルさま、ですね。
[その名前を聞いても、やはり知り合いでもなさそうだった。]
そう、なんだ。
何もわからないのね。
[せめて何かわかれば・・・
そう願っていた思いも再び不安に飲み込まれる]
ソフィー・タリスさんね。
私の事はキャロルで良いわ・・・ですよ。
[やはり口調からしてどこかのお嬢様なのだろうか。
彼女なりに言葉に気を使ったようだ。]
どうしてこんな所に・・・私達が・・・。
何故彼女は考えないのでしょうか。
誘拐――と。
気がついたら知らない場所に居た。
現実的に起こり得るとすれば誘拐されたと考えるくらいしか。
姿を現さぬ犯人さま、恐ろしいこと。
身近にいるかもしれませんし、ね。
ええ、残念ながら何も。
お役に立てず申し訳ございません。
さようで御座いますか?
しかし呼び捨ては余りに無礼。
せめてキャロルさん、と呼ばせて下さいまし。
[彼女の言葉の変化に静かに微笑んで]
ご無理はなさらないで下さい。私に合わせる必要はありません。
何故此処に――検討くらいは、つくのではありません?
あなたさまのように麗しい方ならば、経験もおありかと。
なんかむず痒いな、いつも皆に呼び捨てにされてたから。
[恥ずかしそうに少しはにかんだ。
麗しいと言われ、さらに口調に気付かれれば尚の事。]
私は何故こんな所にいるのかサッパリ。
本当に何も。
誰かに恨みを買うような事をした覚えもないし、
お店に昨日怖い人がやって来たけど、
その人の仕業だとしても私を攫う理由なんてないの。
だってお金もってないもの。
お気に召しませんこと?
慣れて頂ければ良いのですけれど、気になるようなら仰って下さいね。
[彼女の言葉にぱちりと瞬き、「失礼します」と断りを入れ、キャロルの傍に近づいた。他の者に聞こえぬよう、密談をするように]
誘拐。やはり私はそうとしか思えません。いえ、それ以外に現実的に起こり得るパターンが想定出来ないのですもの。
此処に集っている方々の中には、財界の要であるお方のご子息やご令嬢のお姿も見止められます。
かく言う私も、僭越ながらタリス家の人間として危険な目に遭ったことがありますわ。そう、こういった誘拐ですわね。
けれど、キャロルさんは誘拐される理由が無い、と。
[そこまで、長々と、しかも比較的ゆっくりとした口調で述べてから、少し考え、距離を置く。]
―――理由があるから攫われる。
―――理由の無い者は、攫われる理由が無い。
別にイヤな気持ちはしてないから大丈夫よ。
貴女の事はソフィーさんで良いかしら?
[ふと近づいたソフィーに
一瞬身構えたてしまったが、彼女を受け入れた]
タリス・・・、えっと、
雑誌か何かで聞いた事があるようなないような。
[スラムとはまでいかないが下流の地域に住む
彼女の知識といったら一般市民が読む雑誌程度。
新聞なんてものは読む事はまずなかった。]
誘拐・・・、じゃぁ私達は金銭目当てで
此処に拉致されちゃったって事?
でも、やっぱりそれだと
私が此処にいる理由にはならないわ。
私の親は身を削ってまでして私を都会へ見送ってくれたから・・・。
私が此処にいる理由、余計にわからなくなっちゃったような。
好きにお呼びになって頂いて構いませんわ。
[あくまでも微笑は絶やさない。
それが淑女として、第一に教えられた義務。]
誘拐にしても目的は不明、ということになりますわね。
ともあれ、今の状況が把握出来ないことは
然したる問題ではありませんわ。
自らの意志で此処に居るわけではない。
人為的にこの場に閉じ込められた。
即ちその犯人が居る、と考えて良いでしょう。
犯人には金銭といった目的があるはずですわ。
ならば行動を起こす。
私達はそれを待てば良いお話。
[待てばいい。待てばいつか警察が。
家と犯人との取り引きが終わり解放が。
決着がつかずに見せしめの犠牲になることも、想定の内]
――――唯、
[もし何も、誰も、動かなければ。
万が一。そんなことがあれば。
嗚呼。
部屋の中央の箱を見遣る。
繋ぎ損ねた言葉を繕うように、話を逸らした]
一つ気になることがありますの。
踊り子さまは、いつもそのようなお派手な格好でいらして?
ふふ、少々お喋りが過ぎましたわね。
[人々が気にする箱に凭れるように床に座す。
虚空にふと目を止め、暫し目で何も無い宙を追い掛けたが
*見失ってしまったようだ*]
そっか、そうよね。
なんで此処にいるのかはともかく、
誰かがいて、私達を此処に閉じ込めた。
私達がいなくなった事に気付いてくれれば
助けが来てくれるわね。
犯人の前でおとなしくしてれば私達の身の安全もなんとかなるわね。
[もし、その犯人に何かされる等の不安が
新たに生まれはしたものの、彼女の穏やかな微笑みと
冷静な言葉に少なからず安堵した。]
うん、そうよね。
[誰に語るわけもなく、呟いた。
そしてソフィーに微笑みを返す。]
え?
[その視線の先にあるのは、白い箱。
あの箱に何かあるのかと聞こうとした所に、
やはり突っ込まれた。苦笑いをした後に弁明する]
これは違うのよ。
さっきお店に怖い人が来たって言ったでしょ?
それで私に乱暴しようとしてね、
なんとかその場を切り抜けて衣装のまま家に帰っちゃったの。
着替えてる時間もなかったのよ。
[ドレスを見、長い付き合いになっているのか*目を細めた*]
[『――タリス――雑誌か何かで――』
キャロルの言葉をふと思い出しては、
笑う。]
雑誌でしたら我が家のことではなく、
人々を運ぶ列車、「タリス」のことではないかしら。
遠い都市を結ぶ列車。
知らない世界、知らない景色。
生涯乗る事など出来ない、自由を運ぶ列車。
私の「タリス」は――束縛を強いる名前。
……正反対ですわね。
最初に言っておくべきでしたが、
この村のローカルルール、
奴らが私を狂わせる(TMMI)について説明します。
●TMMIとは?
一言で表すなら【必然的重RP村】です。
勝負度外視のRPをするものではありません。
RPと推理が両立、融合したガチ推理をする為のルールです。
TMMIを用いる事によって、より「恐怖」と「疑心暗鬼」が演出され易くなります。
一風変わったローカルルールですので、最初は取っ付き難いかもしれません。
しかし、一度やってしまえばどうって事はありません。
狂気への扉はいつでも貴方をお待ちしております。
まずは一度、ルールをご覧になってみてはいかがでしょう。
http://whitecrow07.hp.infoseek.co.jp/TMMI/tmmi.shtml
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