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退屈……ですか?
[一寸不思議そうな表情を浮かべる。
退屈だなんて言葉、使ったこともない、
否、使ってはいけなかった。]
あなたさまは、前向きな考え方をお持ちですのね。
時が来るまで部屋の花や絵画を眺めながら
待ち続けなさい―――そして、
この教えを破ってはならない。
そんな私は、此処では役に立たないかもしれませんわ。
[ふっと微苦笑を浮かべ、膝を抱いた]
あははっ、前向きじゃないとね。
望みなんて、願ってるだけじゃどうにもならない。
欲しいなら、自分の手で掴み取るのが手っ取り早いもの。
――私はずっとそうだったし。
[不安が無い訳じゃない。
あの箱の中身は、脱出の道具ではなく、人殺しの道具にしか見えない。
でも、このまま不安に塗りつぶされたくなどないから。]
掴み取る――
此処では無為なことだとは思いますけれど……
[青年達が、壁に凶器を叩きつけてもびくともしなかった。
そのことを思えば、一寸表情を翳らせる。
けれど彼女の笑みには、そんな具体的なものではなく
気持ちの問題として、背を押されるようで。]
それでも出たいと思う。そして行動に移す。
一般の方の考え方には時に驚かされるものがありますわ。
有り難う存じます。
なんだか少し気が楽になったよう。
[ふっと笑みを向け、裸電球を見上げた。
白い色。黒い色。
世界から色は、減ってきている。]
欲しいものは…自分の手で…か。
確かに、そうだね。
その考えは同感だ。
けれど、それではいつか
限界がきてはしまわないかな…。
[タリス家、その名を思い出し、なんとなく納得しながら。]
ん、良かった。
[笑う、不安を塗りつぶす為に。]
まー、こんな訳わかんない部屋にいると、気も滅入っちゃいそうだけどね。
落ち込んじゃったら、私たちを閉じ込めたヤツらが喜んじゃうだけのような気がするし。
その、閉じ込めたヤツすらわかんないけどさ。
ええ、仰る通りです。
目的があるはずですのにそれがわからない。此れが単なる愉快犯ならば、それこそ喜ばせるようなことはしたくありませんわね。
[ゆっくりと頷いて、天井を、床を、壁を見渡す。
黒と白のコントラスト。
女性に視線を戻すと、す、と二本の指を指して見せた]
二つのことを、お聞きしても良いでしょうか。
一つは貴女さまのお名前。
もう一つは、
[ぱちりと瞬く。
蒼い瞳で、真っ直ぐに女性の姿を捉え]
私の目は、何色をしていますか。
殺す気があるなら、とっくに殺せてる。
なのに生かしてる。
生きてる者特有の色―感情―
目的は、それなのかしらね?
[箱を動かせなかったからと言うもの、くさくさした気持ちで溜息ばかりをついていた。
"一般の方の考え方には驚かされるものがありますわ"
しかし、まるで自分は尊い、一般とは違う存在だと言わんばかりのそんな表現にも眉一つ動かさず、朗らかに笑う緑の髪の女ににやりとする]
ふん、いいこと言うね姉ちゃん。
どこの糞野郎が何の目的で俺らを閉じ込めやがったのか知らねぇけど、ここを出られたら落とし前くらいつけさしてやらんとな。
それを楽しみに、せいぜい笑ってようぜ!
[おい聞こえるか!などと、あるいはどこかから様子を見ているのかもしれない見えぬ犯人への積もりでがなりたてて、どうしても滅入ってくる気を晴らそうした。
だが、金色の髪を上品に結った女の言葉に目を瞬く]
…名前はともかく、こんな時に自分の目の色を聞く?
金髪碧眼を自慢でもしようってのかね。気は無事か、あの女…
[ふいに頭によぎった考えを、喉の手前で留めながら、単純なことにいまさら気づかされる。]
そういえば、名前言ってなかったわね。
私はローズマリー。ロージーとでも呼んでちょうだいな。
[そして、じっと彼女の瞳を見つめ]
綺麗な蒼……青王(サファイア)。
[高貴な色を思い浮かべたのは、彼女の雰囲気故かな…などとのんびりと思いつつ]
……聞こえていますわ。
[ナサニエル。それが蒼い彼の名だったか。
記憶の何処かから引っ張り出して、感情のない目で彼を見た]
おかしなことを聞いている自覚はあるのです。
確かめたかった。
貴方様の蒼もいつしか、鈍蒼へと色を変えている。
この目がおかしくなったのかと、そう思って――
私が貴方さまのような、個性的な物言いをする方と相容れないことは、きっと生まれた時から決まっていること。貴方さまと私はこんな奇怪なことでもない限り、決して交わらぬ人生を歩んだことでしょう。
[蔑みでも侮蔑でもない、唯、必要が無い。
忠告めいた言葉を紡いでは、再度青年を一視し、目を逸らす]
[強い声、そちらを見やれば蒼い髪の男]
そね、何考えてるのかわかんないけども……
一発殴んないと気が済まないわ。
あぁ、一発目は譲るから、ね?
[いたずらっ子の様に笑って。]
……有り難う存じます。あの、でも、ロージー、というのは……最近の方は、気さくな呼び合いが多いのでしょうか?キャロルさんもそうでしたわ……。
ローズさん、と呼ばせて頂いても宜しくて?
[ふっとローズマリーに微笑みを向けた。
彼女から見つめられると、そのまま暫し静止して。
彼女の開く唇が何を紡ぐか、期待と不安。
青王――思いもよらぬ言葉には、ぱちり、不思議そうに瞬き。やがて嬉しそうに、微笑んだ。]
……そうですか。ありがとう。
私の眸はまだ色を失っていないのですね。嗚呼、良かった――
[返す為に彼女の瞳の色を言いたかった。それはきっと綺麗な色なのだ。けれど映るのは、くすんだ緑でしかなかった。映す世界から消えていく色。不安をかき消すように。彼女から習ったように、かぶりを振る]
この壁の外は、美しい色彩が広がっているのでしょうね。
[――きっと。
自らに言い聞かせるように呟いて、静かに双眸を*伏せた*]
……聞こえるように言った。
[気に食わない話し方をする女。
そんな気持ちもあらわに、ニコリともせず言ってのけた。
向けられる、無感情な目が気に障る。
ローズマリーに向けるのとはまるで違う、物でも見ているようで]
…そうかよ。何も、面白い事なんかありゃしないこんな所にもう――
どれくらい居るかもわかんねぇんだ。生き生きとってわけにいくか。
個性的な物言いときたか…ハ、どっちが。
実際今交わっちまってんだから、愛想良くしても損は無いだろうに。
同じお嬢っぽくてもシャーロットとえらい違いだ…同じ生き物かね?
[外にいた時から、無視されることには慣れる事ができないでいる。
例え敵意だとしても、何らかの気持ちがあるという点ではその方がまだマシだった。
しかしそんな自分に何の興味も持たない女の言葉に思わず、自分では見る事のできない目を、瞼の上からそっと触れた]
…いや、俺だってレディファーストってやつくらい知ってんだ。
最初の一発はあんたが。
残り九十九発は俺、ナサニエルが。
これで手を打とう、ローズマリー。
[いたずらっ子のように笑うローズマリーに、瞼から手を離して笑い返した。
ちゃんとまともな人を見る目を向けてくれてる事に*ほっとしながら*]
[――瞳の色は何色か]
[そんな問い掛けさえ遠くて]
[自分の瞳は何色だったろう]
[兄の瞳は何色だったろう]
[思い出せない]
[否――]
知らな、い……
[くしゃりと髪を掴む]
[やはり何か引っかかる]
[思い出せない何か]
誰が…みんなをここに、か。
(ふぅ)[肺から息を吐く]
それは誰にもわからない。
それに、そんな事をする意図も読めないな。
[ナサニエルの声][ふっと笑う]
ここにいる人の中に
まだ殴りたい人いるかもしれないよ?
いつまでこんなとこに
いなきゃいけないのかもわからないし…。
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