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何モノにでもなれる代償に、何モノでも無い。
その躯(モノ)が紡ぐ音色は、果たして何れの調べか―――。
=セシリア・フォーセット(Cecilia・Fawcett)(age.15)=
著名なピアニストの父親を持つ、音楽学校に通う少女。
本人は歌い手となりたかったが、
歌を憎んですらいる父親にその意思は通らず、
幼少の頃からピアノを仕込まれている。
数日前、自室にて隠れるように歌を唄っていたところを
父親に見つかってしまい、喉を潰すかのように首を握り締められた。
幸い、声が潰れるようなことは無かったが、
まだ治ってはおらず、痣が残っており、声も掠れてしまっている。
自宅のベッドにて療養中だったが、気が付くとソコは―――。
[少女の膝の上に乗っていることにも気付かずに、
視界に入ってきた少女に、なんとなしに微笑み返す]
あっ、あの、……おはようございます。
…えっと、ごめんなさい。
あの…、何方でしょうか?
[菫色の少女に微笑みを返されれば、ほっと安堵して]
あ…私はシャーロット・マーロンと申します。
気が付いたら倒れていらしたので心配しました…
何処か痛むところはありませんか?
シャーロット…、さん?
[聞いたことが無い、覚えが無い名前だ]
あっ、ぼくはセシリアです。
[痛むところ―――全身に鈍い痛みがある。
そして喉にも―――。
けれど、それよりも気になるのは]
あの、シャーロット…さんは、ここで何をしているんですか?
ぼくは、今日はずっと自宅で寝ていたと思うのですが…。
[セシリアの問いに、表情を曇らせる。]
…その問いには答えられません…。
私も、何故此処に居るのか解らないんです…
少なくとも今此処に居る方達は皆…同じかと。
[おぼろげにココは病院だと思っていた。
眠っている間に連れられたんだと思い込んでいた]
え…?
ここは、病院……ですよね?
だって・・・、こんなにも白い…部屋。
ベッドだって、枕だって……。
あっ―――。
[枕だと思っていたモノが
少女―――シャーロットの膝だったと気付く]
あの……ごめんなさい。
すぐに、退きますね…。
[そう言いつつ膝から身をゆっくりと起こす]
えぇ…
本当に真っ白で、私も最初病室かと思っていたんですけれど。
病院…にしては、窓も…扉も無いので…
[身体を起こす様子に、ふらつき等はしないかと心配そうに見て、そっと手で支え]
大丈夫ですか?無理はなさらない方が…
そう…、なんですか。
病院じゃ、ないんだ…。
[添えられた手に、自分でも気付かず
無意識に体がびくっと震える]
あっ…、はい。
大丈夫……です。
でも、少し、疲れちゃいました。
ごめんなさい。
ちょっとだけ……、ちょっとだけ休ませてもらいます。
[そう言うと、壁に凭れ掛かり、ふぅっと*息を吐いた*]
あぁん?病院だって?
こんなに『設備の整った』病院なんてとんと拝見したことはないぜ。
[一面の白い闇、その中でひときわ目を引く紅い林檎]
[どうにか箱の中身をしっかり確かめようと腕の力だけで身を引きずる。動く度に左脚に軽く痛みが走る]
学生 ラッセル が参加しました。
学生 ラッセルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
《キャラクター設定》
Russel Thyrestam(ラッセル・ティレスタム)
患者という名のモルモット。
長く病院で生活していたため、他社との接触は少ない。
身寄りは1つの心臓を分け合った双子の兄が1人。
しかし彼は死んだ。
その絆の強さゆえに兄はまだ彼の中にいるのかもしれない。
兄を殺したその日眠りについた後、目が醒めたらこの場所にいた。
縁故は状況次第。
選択ルール2.狂気を得たキャラクターを使用予定です。
社交界とは無縁の人ですが適当に絡んでいただければ幸い。
[転がり落ちたポーンを拾い上げる]
[大きな白い箱]
[小さな赤い林檎]
……ここは……何処?
病院……じゃない?
[広くて薄暗い部屋]
[ぺたりぺたりと裸の足が床を踏んで]
[蠢く他人の人影]
……。
[困惑の表情]
[出口の無い部屋]
……窓もない……
ぼくはどうやってここに……
[再び箱を覗き込む]
[紅い林檎の下の狂気の影]
……。
………。
<ぼくは死にたくない・・・>
[箱の蓋を閉じる]
[切れかけた電灯が瞬く音]
兄さん……
[目を覚ましたとき、既に兄は居なかった]
[何時も彼は寝ていたけど]
[唯一の、存在だったのに]
……。何処にいってしまったんだろう……
[医者は心配ないといった]
[だから眠った]
[なのに]
……僕は何処にいるんだろう……
きっと兄さんも心配してる。
[ぺたりと床に座り込む]
[白いポーンを床に置いて]
[あの勝負はまだ途中だったのに]
[こん。
硬質なものがぶつかる音が響く。
微かな音も酷く大きく聞こえる白い檻。
青年は顔を上げた]
―――……
[兄さん。
見知らぬ少年が呟いて居る。
また来たのか。
何人連れられて来るのだ――]
……Pawn……
チェス、か
[少年が床に置いた小駒(マイナーピース)。
勝負の途中だったろうか。
兄に何度挑んでも勝てなかった事を思い出す]
[白いガウンの下]
[巻かれた白い包帯]
[ゆるりと撫でれば切り離された痛み]
……。
[ふと、誰かの声に気付いて]
[ゆっくりと視線をあげる]
[暗がりの向こうに居る、誰か]
……兄さん?
[いいや、違うと思いながら小さく呟く]
[兄とは決して話すことはあたわないのに]
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