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[戸口万寿次郎
らんだむもんすたー
こうげきりょく:30000000
ぼうぎょりょく:300000000
まりょく:∞
とくせい:かならずバックアタック
じょうたいいじょうをひきおこす
『ぼくのバンダナはフローラル』にちゅうい。
こうこつ・そうろう・きんがん・ばんこん
いずれかのじょうたいいじょうをふせぐ
ぼうぐがひつよう。]
[戸口万寿次郎は、光の向こうへ飛び出した!
1.再び野地下迷宮
2.プール
3.ジャングル
4.体育館
5.職員室
6.3-A
{1}]
−1−A教室−
うわあ、ほんとなにこれ。
[授業中。クラスメイトのほとんどの瞳に感情らしい色を伺えず、ひとり気味悪がっていた。
そしてチャイムが鳴る。]
ボ、ボクちょっとお手洗い、に。
[何時限目かの授業を終え、乾いた笑いを浮かべながら教室から逃げ出した。]
―職員室方面―
……、2-B、ですか。
[諸々の説明を受けて、書類を提出した。
親元を離れているので細々とした手続きも
自分で行うこととなる。
学校は細かいことには突っ込んでこない。
レジオンにとっては好都合であるが。]
わかりました。
ありがとうございます。
[場所を教えられ、職員室を後にした。]
-売店-
この粗暴な気は……万寿次郎ですか。
やんちゃに育ったものです。
[万寿子は授業の合間に購買でおにぎりを買っていた。具の入っていない塩にぎりだ。]
何か飲み物が欲しいのですが。
[万寿子が売店の人に尋ねると、ペットボトルの麦茶が出てきた。追加で払って今日の食事を手にいれた。]
−売店−
ああ、よかった普通な感じっぽい人!
[教室を出たところで見かけた万寿子の姿に思わず声をあげる。
とりあえず目には精気がある。普通 っぽい 気が、す る。]
あの、すみません。ちょっとお話いいですか?
え。
[万寿子は声のした方へ振り向いた。]
なんでしょう。
もしや、最後の一つになってしまった
この塩むすびが食したかったとか……?
[売店の人が『塩むすびは売り切れました』のプレートを出していた。人気商品のようだ。]
いや、ボクそんなハラペコキャラじゃないから。
[きっぱり。]
あの、ボク転校してきたばかりなんだけれど・・・
なんかクラスの子たちがみんな精気がないっていうか雰囲気が怖いっていうか、この学園ってこういうものなのかなって。
ハラペコキャラ…ペコちゃんのようなものですか。なるほど。
貴女はペコちゃんではないのですね。人類。
[頷いた。]
奇遇ですね。
私も転校してきたばかりなので確かなことは言えません。ですが、彼らの気は人の形を構成しながらも、僅かに雑なものを感じています。
雷神が急いで雨雲を集めたら、隙間が出来てしまってそこからお天道様が覗いてしまったかのような。
[notペコちゃんをじっと見つめた。]
貴女は気に乱れがありませんね。
雑念はありますが、許容の範囲です。
どうやら貴女は人類のようだ。
私も人類です。
よろしくお願いします、人類。
[万寿子は手を差し出した。]
[まさかその蛞蝓のようなあしあとが
先ほどの無愛想な男子生徒とつながるわけもなく
あとで先生に伝えようと、その程度しか考えていない。
――さて、しばし後。
レジオンは再び、迷っていた。]
[うわあ、違う意味で普通じゃなかった違う意味で!
言っていることの半分も理解できないけれどどうやら彼女も他の生徒についてなにやら思う節があったらしいことだけは理解できた。]
よ、よろしく人類。
[差し出された手をにぎって握手。そして名乗っていないことに気がついて慌てて自己紹介。]
あ、ボク、リリアっていうんだ。よろしくね。
─ 一階 廊下>>70>>71 ─
ふわああ、ごめんまさッ
[どろりと溶けるヒトガタの背中にのめり込みながら、青い触手はぷるぷると揺れて何やらアクアブルーとトロトロとした粘液が廊下に滴った。人間の格言に動揺しているらしいが、どう言う液体なのか。
すぐにゲル状の塊から怜悧な男性の姿に戻った相手と違い、ふぃーあがにんげんの形に戻るには時間がかかる。]
だ、だって。
なんでだか、羽根と尻尾が出ちゃう。
一年生のにんげんの女の子の
平均身長にぜんぜん足り無いしッ
胸に、あんぱんか肉まん
つめた方がいいよって言われるし!
はぢめてみる、にんげんは美味しそうだし!
難しいんだものお、お。
[睨まれて何とか、人間形態に戻る。
悪魔のような羽根は折りたたまれて、尻尾はしゅんと垂れている。
ふぃーあは、まるで泣いているように目元に手を当てているが、涙は流れておらず、髪飾りのように見える二つのドクロの口から、透明な液体がてろてろっと零れた。]
……くすん。
文化祭が終わったらどうしよう、先輩。
にんげんの転校生が来ても、
何時の間にか行方不明になったり
(身の危険を感じて登校拒否になったり)
(誰かが食べちゃったり)
(時空の狭間に引きずり込まれちゃったり)
するって言うけど、ももも。
[先輩か先生に変身の特訓をお願いしようか。尻尾の先でのの字を書いて悩んでいる間に相手は去ってしまった。]
わ、ん。
あたしも教室に行かなきゃ!
[立ち上がる。
もちろん廊下なんて見ていないから、冷たそうな男性に変身している先輩の足跡、もといナメクジが這ったような粘液にすべって、顔面からずべしゃっと転んだ。]
ぎゃん。
[1-Bの教室へ急ぐ*。]
――未だキャラが定まりきっていないが、
ガキの守りがオレの領分ではないことは確かだ。
[言いながら、勝手にわたわた溶け出すアクアブルーを前に、やれやれと頭を振る。無骨な指が、髑髏から垂れ流される液体に拭うように触れた。また、そこから数本の細い触手へと変じる。]
気を散じているな。
羽根と尻尾が出ちゃうなど、締まりの悪い証拠だ。
[絡めていた触手は指の形を取り戻し、どことも知れぬふぃーあの触手の先端を、ぴんと弾いた。]
まあ……ばれそうになったなら、いつものように
記憶ごと理性が壊れるまで、快楽と悪夢で塗り潰してしまうまで。
獲物は一匹ではないらしいし、早まらず検分すればよかろう。
[くく、と喉奥で飢餓を滲ませる昏い笑み。]
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