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――問おう、オマエは新種か?
[足元から上がった声に、まじまじと枯葉製甲羅の中身にも問いかけた。]
気配は人類のようだが……面妖な。
新種の呼称はリリア。
オマエらの忠告を聞き入れる必然性は全くないし、
全力の応戦も心踊るものだが。
戸口とやらに近付く分には構わぬのか?
[次の一歩で甲羅を大きく跨ぐと、木刀の女も通り過ぎた。背後を取った。振り返った。]
あいにくですが、私の血糖値は82mg/dlです。
必殺技には血糖値を消費するもので。
[背後を取られても特に振り返る様子はなく
ぐうとおなかが鳴った。]
近付く分には構いませんが、
気が邪なので何をしようものなら腕を落とします。
[リリアの盾ってどれくらいまで耐えられるのかなあ、などと考えつつどっちの方向へ逃がそうか考えている。窓から放り投げる?]
問われたならば応えよう。
ボクはDWN.016、ウッドマンだ! エアーマンなんか怖くないぞ!
[盾として構えられたままの姿勢で強がる。
ウッドマンなんてもちろんウソだ。だけど、草の一族として自分の正体を明かすなど断じてできない。だって拙者、ニンジャーですから!]
決闘値が溜まらねば、先ほどの華麗な剣捌きは
披露して貰えぬ、か。面倒だな。
[ふと斜め上に視線を彷徨わせる。全てを達観したような、ダビデ像のポーズ。]
本能に忠実であることを、邪と称すのはオマエ等の勝手だが。
先ほど落とせなかったではないか。また試してみたいのか?
[目線を真っ直ぐ、顔を向けぬ女の方へ戻した。背をたっぷりと覆う漆黒が邪魔で、うなじのラインが見えないのが残念だ。]
とりあえず、呼ばれたい名があるなら一つに絞るのだな。
木男でも空気男でもリリアでもエンジェルでも、
好きな名で呼んでやろう人類。有難く思え。
[新種の亀型触手偽装を看破し、やや呆れ気味に肩を落とす。何やら狼狽している様子の相手にも、眉一つ動かさない。
だが引き続き全裸だ。]
本能がどうであるかは微塵も興味はありませんし、そも私には戦闘本能くらいしか思い当たる節がありません。
貴方や私の都合は些事ほども関係は無く
邪であるかどうかは、害意が認められるかどうかでしょう。貴方が応じれば果し合いですが、通行人を斬ればただの辻斬り。つまりはそういうことです。
[※さっき無差別破壊していました。]
試す必要はありません。
斬れますので。
斬れと仰るのであれば、斬りましょうか。
[木刀に、仄かな梵字が浮かび上がり――]
ウッドマン!?
あなたがあの、気高き自然の大戦士
ウッドマンだったのですか!?
[万寿子は目を輝かせてリリアに問いかけた。
梵字は消えました。]
ええと、どうしよう。
[全裸と万寿子の様子を見て思う。
これはまずいんじゃないかな、敵を欺くにはまず味方だけすぎる。だけど後には引けないこの感じ。]
さ、さよう!
ボクの名前はウッドマン! 戦士・万寿子よ、ボクのリーフシールドは必ずキミを護るだろう。だから恐れずに防御を気にせず戦うといい! さあ、ボクを床に置きその武器を両手で構え一気に突撃だ!
[葉っぱで敵を指差し、叫んでみた。]
くっ、ここでもすでに闘いが始まっているというのかっ!!
[とりあえず様子を見つつ、シュナイダーという名のレジオンを盾として装備しながら売店を覗く]
よしシュナイダー、斥候ご苦労。
後はこの俺に任せろ。
[と言いながら、いつの間にか手に持ったヴァイオリンケースからP90(サブマシンガン)を取り出し売店前に躍り出る]
ホールドアップ!!
[何が問題かと言うと、今まで散々厨二病を患ってきたがP90はモノホンという事である]
闘争本能も、生物としてごく自然に備わっているものだ。
生存戦略――うむ、問題ない。
害意の奇襲は仕掛けておいて、反撃は赦さぬと?
何ともムシのいい話だが。
オレは単に、オマエ(の情報)が欲しい。それだけだ。
[木刀女の言い分は触手には半分くらいは理解不能だったが、意味深そうな為たり顔で頷いておいた。]
まだ時間は存分にある……焦ることもなかろう。
オレから逃げられるとは、思わぬことだな。
[最後にフッと酷薄な冷笑を残すと、余裕綽々で歩み去る。
背中は一見無防備ながら空き。しかも全裸。]
おお、この状況下でも敵に礼節を以って
全力で死合いを行えとは
まさしく私の憧れたウッドマン!
分かりました。
共に戦いましょう!
[右手に木刀、左手にウッドマンを構え
万寿子は敵へと向かい直ろうとし――。]
……!
なんということでしょう。
ウッドマンと出会えた感動に我を忘れ
新たな気配に気付かないとは。
まだまだ未熟。
[銃っぽいのをつきつけてきた闖入者に
木刀を構えなおす。
ウッドマンという名の盾を前に出しつつ。]
―売店近くの柱の陰―
おい、…っ、おれを盾にするな!
[振り向きつつすごく抗議した。]
シュナイダーじゃない、
おれはレジオン… は…?ッ
[ゼロが取り出した「武器」に、眼を見開いた。]
FN P90(ファブリックナショナル プロジェクトナインティ)…!?
…本物じゃないか…、なんで…
[眉を寄せながら小さく呟く。]
……!?
[そして裸の男が居る。]
どうなってるんだこの学園は…!!
[頭を抱えてから
向かいに女性も居るというこのストリーキング状態]
莫迦か!
さっさと服を着ろ!!
[男に向けて自分の上着を叩きつけるように投げた。]
服は先ほど、そこの大胆で情熱的な女性に無残に切り刻まれたのだ。
しかし、その程度で動じては男が廃るというものだろう。
[正確には、動じるとヒトガタが保てなくなる、だが。
くいと顎で万寿子を示し、放られた衣類を腕にかける。]
これはあれか。
ハンカチーフを叩き付けられたら――血糖だッ!
[即座に険しい面持ちになった。]
――ボクこのまま万寿子に捕まえられてるままでいいのかなあ。
[状況を眺めながらちょっと考え中。
どうやら新たに現れた二人の男子のうち片方が立ち去ろうとした全裸に結党を挑んだようだ。敵が組織化するのは好ましくない。次の手を考えなくては。]
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