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メモリー 仰ぎ見て月を
思い出を辿り 歩いてゆけば
出逢えるわ 幸せの姿に
新しい命に
メモリー 月明かりの中
美しく去った過ぎし日を思う
忘れない その幸せの日々
思い出よ 還れ
[誰も居ないのだから好いかと窓を開いて組んだ腕を置く。
柔らかく吹き込む風は緑の香りを運び、鼻腔を擽った。パンを一齧り。
視線を真っ青な空から地へと落せば、芝生に広がる黄金色が見えるか]
……光合成か?
[思わずぽつりと呟きはしたものの、
其れなら緑髪のネリーの方が似合いだろうかと思う]
[遠くから、ピアノの音が聞こえてくる。
キャロルの知らない曲だ。
少しだけ肌寒さを感じて目をあければ、太陽は既に頂点を過ぎていた。
傍らの携帯に目をやり、メールの着信がある事に気づく。
寝転んだまま確認し、返信を送った]
『>To:コーネリアス
あ!ごめんね!
他から貰えたので大丈夫(*^_^*)』
[持ってないのにいちいち返信を送ってくる辺りがコーネリアスらしいと少し呆れながら、もう1通のメールを確認する。
彼から返信が来るとは思っていなかったので、何かあったのかと本文を開けば素っ気ない言葉。
わざわざ律儀に返信を返して来たのが不思議で、寝転んだまま首を傾げた]
[流れて来る旋律にも、関心は寄らない。
寝転んでいた少女が身を起こすのが視界の端に映った。
腕を解くと手に付いたパン屑を払い落とす。軽い音が数度]
[ピアノの音が止まったのに気づき、建物の方に顔を向ける。
ピアノとは違う摩擦音に食堂の方に顔を向ければ、先ほどメールを受信した相手がそこにいて]
あら、おはよ。
[通る声で、挨拶を投げる]
[...のピアノの腕前は可もなく不可もなく。幼少の頃に親に情操教育の一環として習わされ、そのまま惰性で続けているのだから、それほど上達しなかったとしても無理はない。
それでも細々とは弾き続けているのだから、結局は好きなのだろう]
あー、すっきりした。
[弾くだけ弾いて、満足したらしい]
[少し風を冷たく感じて、建物に近付けばラッセルの声。
一瞬、相手が何を言いたいのか分からずに首を傾げた。
言われるままに自分の髪を見て、そこに絡まる草に気づく]
やだ、洗ったばかりなのに!
[思わず小さく悲鳴を上げて、髪を払った。
いくつも散らばる細い芝に、顔を顰め]
[頬杖を突き直して顔を斜めに。やや呆れた風]
寝転がっていれば、当たり前だろうに。
[頬を撫ぜていく風を感じながら、目を細める]
態々、他者にデータを求めるとは感心、
……と思えば、暢気だな。
最終選考前なのに。
[彼も他者の事は余り言えないのだろうが]
…何あいつ、土じりでも始めたの?
[メールを受信していた携帯端末をぱちりと閉じる]
ああ…空間を作る素材としての植物研究に興味があるの、とかなんとか言ってったっけなキャロルの奴?
まァ植物学ゼミの土地別植生頒布データぁ、な〜んて、俺が持ってるわけねぇし。
[ついでに時間までも見えてぎょっとした]
うお。もうこんな時間か…
ほんのお遊びのつもりだったのにな。
[室内運動場のエルゴメーター。
景色は全く変わらなくとも自転車に乗っているつもりでがしゃがしゃやっているうち、何だか興がのってきて…
つい、熱中してしまった]
天気もいいんだし。どうせ運動するなら外だよな。
[見える範囲で髪の芝を落としきり、ついでに衣服にも散った芝を払う。
窓の向うの相手の指摘にはつんと顎を逸らした]
忘れてたのよ。
[少し首を傾げて思い出したようにありがとうと付け加える]
データ、重過ぎてまだ目を通して無いんだけどね。
暢気、かしらね?
だって他にやる事無いもの。
最終選考前だからこそ、やりたい事をやっておくべきでしょ?
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