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[血のあじ][血がある]
[生を感じた]
[生きている]
ぼくは、いきている。
いきて、いる。
[目の前には死体][首が切れた人][だったもの]
ふ…ふ。あはは…。
ああ、もしかしたら元に戻したら…生き返る?
[持ち上げる][想像よりも軽量の生首]
[くちゃり]
[音を立てながら][首を身体へと戻そうと]
ああそんな…
お前だけが、お前だけが、唯一完全に信用してもいい人間だったんじゃないか!
脚の怪我くらい何だって言うんだ…
あんたがその強面で気合を入れて一睨みしてやれば、クソの犯人共だって手は出せない…そう信じてた。
あんたでも…
[胴と首とが引き離されて、それでも一滴の血も出ない奇妙な死体。目を離したくても金縛りにあったかのように、動けない]
あんたでも、殺されてしまうのか…
――――…ゴロリ。
[バランスを崩し]
[再び転げ落ちる後頭部]
だめ、だった。
クインジーお兄ちゃん…しんじゃった、んだ。
[流れていた泪][塩気を口内へ運ぶ]
[虚ろな瞳で、それを見つめたまま]
[カラン、と銃を手放した…――]
ソフィーが本物なら名乗り出た人達に一人。
シャーロットが本物なら私達の中に一人。
もしかしたら監督が二人とも名乗り出てた。
なんて事はないよね、そうよね?
[語りかける。返事は、ない]
そうだよね。それじゃーどっちが嘘ついてるのかな。
そういえばロージーは本物なの?偽物なの?
教えてくれたって良いじゃない。
誰が怪しいか?そっか、監督見つける事が一番よね。
―――……はっ……
[狂気に浮かされていた間は分からなかった。
もう、此処の空気は
汚濁と血に塗れた――毒]
く、…ふっ
[剣。
ああ、それでも剣だけは離さないで。
ぶつぶつと呟く少年。
兄さん、兄さん。
嘆く少女。
頚、
頚を]
新しい心臓があれば。
おまえが起きているときに。
兄さんが眠っていないときに。
チェスが出来る。
もう分たれなくてもいい。
この歪んだ世界を。
早く出よう。
[狂気に彩られる笑み]
[求めるのはただ一つ]
[自分の半身]
[トビーの狩猟銃がクインジーの額を貫く音に、びくりと身を震わす。
動くようになった腕で寒さから、――恐怖から、自分を守って抱きしめる]
じゃあどうして俺たちが助かるだろう…!
死んでしまう…死んでしまう…
あんたでさえ駄目なら、この俺も!
――誰か!
[傷ついた足]
誰の心臓を貰おう。
あと7人しか生きていない。
[刃を]
[両手に握り締めて]
[品定めするように]
[――めぐらせていた視線は、中空で止まる]
[ぐいっと、服の袖で泪を拭う]
[やらなければいけない事があったではないか]
[使命感に駆りたてられるかのように]
[ぽたぽたと掌から落ちる赤い雫]
[胸に手を当てて、呟く]
また、ぼくに力をかして。
[視線の先には…―――踊り子の姿]
[ぶわりと、赤と混じり][光を発する]
また…違った。
キャロルお姉ちゃんは、犯人では
……監督では……ない。
[固く閉じた目の奥で、何かが見える。
白い肌も、金色の髪も、身奇麗に整えられた服も全て赤に染めて、優しく微笑む美しい女]
あ…ア、アア!
アアアア!
見える…ソフィーだ、あいつがっ――!
[恐ろしさに引き攣る顔で暗闇から逃れ目を見開いて、あまりの息苦しさに自分が息を忘れていると気付いた]
呼んでる…おまえもこっちに来いって手を振って。
ああ…居るんだな?
居るんだ、死んでからも、ここで俺たちを見てる…
なら霊能者だっていたっておかしくはない…
霊がここにいるのなら!
――ああ、誰か、誰か!!
[ずきずきと掌が痛む][そして襲う倦怠感]
[奪われているのは][――果たして体力だけなのか]
…どうして、キャロルお姉ちゃんに力を使ったのか…
疑問に思う人がいるだろうから、先に言っておくよ。
正直ぼくが真偽を知りたかったのがあるんだけれど。
キャロルお姉ちゃんが、希望を出した時には
僕の中で既に決めてたから…ウェンディちゃんを
占えなかったんだ。ごめんね。
数で言ったら同じになっていたんだけれど。
それに、ウェンディちゃんが、監督のように
ぼくから見えなかったってのもあったからね。
[気付く][周囲が…狂気に満ちている事を]
守ってくれ俺を…!
ヤツらから!
ソフィーから!
誰でもいい…守ってくれ!
守ってくれ俺を……守護者、守護する者!
居たっていいはずだ…
こんな地獄のような場所で、俺たちを殺す者だけがいていいはずがない。
守る者だ。必ずいる…いるとも!!
[どれほど力を入れても止まらない震えに、縋るような声を出して蹲った]
けど困ったなー。
[続く言葉はやはり、彼女へ]
結局ロージーが私を占ってないから
他の人達からどう見られてるのかハッキリできないよね。
私もトビーが何者なのかわからないもん。
いっそ私を犯人と言ってくれたほうが
私から見ればハッキリと仇を討つ相手がわかるんだけど。
[くらりとする身体]
[壁を求める][体重を委ねながら]
[霊能結果を聞き、確かめるように]
ソフィーお姉ちゃんが、監督、と。
真偽は…結局わからない。
唯、言える事は、残る監督は1人って事。
そして、ローズお姉ちゃんは、監督に味方する存在
…狂人だったって事だ、 ね。
[そこまで言うとずるずると座り込んでしまった]
あはは、足に力…入らない。
――thus,now I'm knockin' on heaven's door.
[斯くして我は天の扉を叩く]
Burnigly,Cunningly,Lively,I wish.
[燃え立つように 狡猾に 鮮やかに 我は冀う]
There's nothing else than Mind's Desire.
[其より他に我が心に望みは無く]
……キャロルは、監督とやらではない、か。
……ふむ
[血に塗れたままで]
偽者だとしても誰かを告発すれば、仕事は終わったとばかりに狙われる。
彼女のように。
[ソフィーを見遣り]
本物であるならば、
本当のことを謂っているだけなのだがな。
……信じたいが…………
占いの力……御伽噺でもなんでもない。
確かに其処に在るのだな……。
犯人たちが恐れるわけだ。
故にマドモワゼル・ローズマリーは。
確定した情報が得られないのは、雲を掴むが如きだな。
今確実なのは、確かに1人は葬ったということだけか。
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