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>>269
安心するが良い万次郎。
見極めるまでもなく、あの犬めは引っ掻いて良い犬じゃ。
わらわの仕置きを受けるに当然の獣ならば、厄介に思うのも無理からぬこと。
しかしおぬしまでもがそうは思わずとも……っと、力の強いこと。
[大きな手で回れ右をさせられ、出店の並ぶ道に連れ出されれば]
この身は素早く脚は高く跳ぶを叶え、わが爪は鋭く何者をも切り裂こうとも、力ばかりはどうにもならんなぁ。
鋭さは刃で補い、力も持つおぬしが羨ましいぞ…ん?
>>274
面白い物?酒や林檎飴よりとな。
わらわがそこらの店の物を眺めるうちに…中々どうして、素早さもあるようじゃな万次郎。
そうじゃな戻ろう戻ろう。
雑魚が来ようがわらわが守ってやるが、絡まれる煩わしさはよう知っておるとも。
[素直に手に手を重ね、歩幅に合わせて小走りで道を行き――]
[帰り道、堪えられなくなったか瓢箪の片方、栓を空け口元へ]
[ぐびり、ぐびり]
ふむ。旨いな…櫻を眺めながらならば、なお旨かろうな。
[機嫌は上々。肩の高さの翡翠の頭見遣り満足そうに頷いて]
開那の兄さんの面倒じゃないアタシの面白いはあるかえ?
[ひらり] [はらり] [紅い番傘] [蜘蛛の巣に降る花弁]
[返す右の手] [花弁掬い] [握り込むに] [互い違いの双眸眇め]
さて、有塵の兄さんの桜は何時まで咲いてるのかネェ。
[赤鬼の大きな手伸び] [捉まれ解れる常盤] [身を寄せて]
[番傘傾け] [ニィと笑み] [ちろり] [紅い舌] [寄せられた唇舐め]
あンまり勝手にお触りじゃないヨゥ。
眼の次ぎはこン唇まで腐れちまうじゃないかィ。
大体アタシァ喰らうが専門と謂った筈さァ。
[隻眼の碧] [妖しの翠] [弧を描き] [白の手伸べて] [頬なぞり]
[童の様に素直に瓢を受け取って、]
[水飲むようにごくりごくりと無心に干す。]
[口の端より零れ落ちるもそのままに、]
[はふ、と一息。]
ふふふ、調達を請け負っておきながら…
[ぐびりと喉を鳴らし早くも瓢箪に口をつける万次郎を、悪戯な子どもを咎める目で見]
案外と我慢の足りぬところもあるのじゃな。
それでは、わらわのこととて言えぬではないか。
[それでもくすくす笑って、握った大きな手を揺らし]
まぁ良い。
そのように旨そうに飲む顔を見れば、叱ってやる気も失せた。
皆にも報告などせぬから安心するが良いわ。
[喰児の目をちらりと見やり]
ふふふ……お恥ずかしい。
わたくしの毒紅、あの子鬼には過ぎた刺激のようで……。味すら残さず消え失せましたねぇ……。
[カラカラと笑い、開耶を見やる。]
噂に聞きし、開耶様の舞いのごとき優雅さを、わたくしも持ちとう御座います。
其方の素早さには敵わぬだろうよ、命。
我は、力と得物でねじ伏せるのみ。
正面きっての勝負以外は好まん。
[話の合間にも、ぐびり]
素早さか?其方が他をふらふらしておるからだ。
我の目当ての店は決まっておった故。
……面白い物は宴で披露するが、一興。楽しみにすると良い。
[僅か歩調をゆるめ、翡翠の歩調に合わせながら
片手では酒を煽り。社に到着する頃には半分に減っていたとか]
雑鬼共もここ迄は追って来られまい。
さて、宴の方はどうなっておるのか…?
[興味深そうに人ならぬ者達の輪に近づいて]
[続く酒宴][仰いだ月と][白い花]
[ゆるりと首を振れば][小さな瓢箪取り出して]
今宵も水を飲もうかの――。
[小さな瓢箪][一人用][杯もなくこくりと飲んで]
どうせ酒には酔えぬ身じゃ。
[吼えた犬は泉の中に][元気な猫はおつかいに]
[細めた目には過日と変わらぬ愉しい主演――]
有塵は良い飲みっぷりじゃのぅ。
――愉しそうとは言えまいが。
[杯手に、白を見る]
同じで在るものなぞ何処にもあらぬか。
そうさのう、寂しかれど愉しくもあるものよ。
[流し見る緋色の瞳、揺れるのか。
それも一時、静かに瞬く間に白は笑みを浮かべ]
その裁量ひとつにたゆたう生死。
人の儚さを我が身に憶えるか。
[すいと藍の目細めて、赤鬼唇歪むのを見る]
つつけば割れるからこそ現世。
割れぬは夜の夢ばかりよ。
また随分と鮮やかな色ばかりよのう、相棒。
赤鬼生まれ出緋色は血か炎か?
[藍の許にて上がる口端。
対し零るるは呆れた息か]
忘るるか。やれ暢気なことぞ。
これ程までに血に満ちて何が少々か。
咎められても手助けはせぬぞ。
さて、妖か人かは我には判らぬ。
聞くに信じるは無理だろう。
見たところで皆人の姿では判りもせぬ。
喰らう喰らうか。
人の味も妖の味も疾うに忘れたわ。
我慢の利かぬは、今宵の酒だけよ。
そも、我が呑みたいがために調達を請け負ったのだぞ。
代金も我が払った。好きにして構わぬのだ。
[くつくつ。愉しげに笑いながら応え]
しかしまあ、そうさな。告げ口せんでくれるとありがたい。
[ぐび、ぐびり]
[開耶の言葉に、興味深そうに耳を傾けた。]
嗚呼……開耶様は、随分と達観していらっしゃるのですね……。
人の味も妖しの味も忘れたとなると、貴方様は何を食ろうて生きておられますか?まさか、霞ではありますまい。
[ぱしゃり、水からあがり、濡れた髪はつむりを振って水を飛ばすに留めて]
戻る…か。
[浴衣を着付ける中、ふと思い出し、懐から取り出すのは白水から頂戴した水の球]
…綺麗だよね…、これ。何に使えばいいのかな…。
[ぽつり、夜斗の背にのり、歩は緩やかに社へと]
腐っちまうかい、そいつぁすまねぇなあ。
唇がなきゃあ碧の声も聞けねぇなぁ。
[さして悪びれる風でなく
己が唇を舌で舐め]
ははぁ、喰って喰われてってぇことかい。
俺も喰う方さあ。
なあに、喰っちまうのは惜しいくらいさ。
[金の眼細めて緋色を揺らし]
ははは、その呑み方は水みてぇだなあ。
有塵よ。見てて気持ちいいぜ。
開耶様とは別に仲たがいをしている訳では…。
あの香が強いだけです[むくれ顔]
あの猫が挑発するのではありませんか!
誰も止めねば夜斗が既に喉食いちぎっておりますよ
[苛々と]
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