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う、わぁ…!
[少女自身の足はニンゲンとは比べ物にならない筈だけど。
少女を抱き上げるハーヴェイの足はそれより速くて。
知らず感嘆の声が漏れる]
[然程時間も置かず学園の訓練場に辿り着き。
礼を述べて地に足をつける]
…うん、とっても大事なの。
ハーヴェイさんなら、大丈夫だよね。
[にこ、と笑う少女の後ろ。
少し離れた位置にある穴の奥、蟠る闇が]
[『ゆらり』]
[こんな状態になるのは、幼い頃風邪を引いて以来だ。
確かあの時はメイに連れられて、村の近くの森を散策していて、道に迷ってしまって気付いたら雨も降り出していた。何とか木の虚の中に身を隠していたが、子供一人分のそこに二人は厳しかった。
だから、メイが寝た後で雨除けとしてずっと外に立っていたことがある。
もちろん、帰ってから高熱を発して、約二週間は身動きがとれなかった。
そんな懐かしい思い出を何故か思い出しながら、熱によってかかった靄のような思考を引きずる。
そして訓練場の穴の近くにウェンディとハーヴェイの姿あるを見つけた途端、ラッセルはうつ伏せに倒れ、意識を失った]
[嫌な予感がした。とにかく急がなければならない。
特に理由も無くその衝動に駆られ学校までひたすら森を駆け抜ける。
そして視界が開けた。目指すは訓練場。
そこに見慣れた二つの人影を認めた]
ウェンディ!
リック!起きろ!
ウェンディ……
オレのエナジーを、ウェンディに送るよ……。
受け取って。
[『ゆらり』と翻るエナジーを、ウェンディのいる方向へと送った。]
なんか…俺なら大丈夫とか無駄に信用されている気がするが…
[半ば呆れたように呟き俺、これでもウェンディ勝手に攫ったんだけどな〜。内心で思いつつ]
大事なこと…か。ならその大事なことのためにもがんばるんだぞ…。
俺は気まぐれだからくれぐれも当てにするな。
[そして彼女の姿をじっと、見て、何か悟り]
何かリックやらにでも、伝えてほしい事があったら、伝えてやってもいいぞ。
[蠢き揺れる闇は穴からゆるりと伸び上がる。
其れは次第に、人の形を作り上げて]
私たちが一番大事なのはね。
[闇は、色を伴う。
青い髪、蒼い瞳。緑を纏う、男]
仲間なんだよ。
[少女は、何処までも無邪気に]
[蒼い『彼』は、その両腕を二人に向けて伸ばした。
その奥へと迎え入れる為に]
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