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〔恐怖は悪いことじゃない〕
[する、とリックの体から『彼』が抜け出す。
小さな『人形』はリックの体に手を翳し、痛みを癒して]
〔引き際というのがわかるようになるからね。
ただ闇雲にぶつかるだけじゃダメってことだ〕
[その人影が急に蹲ったのを見て慌てて駆け寄る。
やはりラッセルのようだが左腕が酷い状態だ]
そ、その腕どうしたんだよ!
リックにやられたのか?
まさか負けたのか!?
と、とりあえず医者に見せないと!
[肩を貸そうと手をかけたが、事体は一刻を争うと見て、
「悪い」と一言述べてラッセルの体を抱え上げ走り出した]
《中》
襲撃の標的を変更します。
ラッセルとの対決が決着つかなさそうなので、ハーヴェイさんかグレンさんを閉じ込めます。
急な変更で申し訳ありませんw
[意外そうな表情をしているのには気付かなかった。
少女は俯きがちで、あまり顔を見ていなかったから]
だって…
[怪我させたくなかった、と言う前にハーヴェイが言葉を続け。
その内容に、今度はこちらが驚いた。
どうでもいいなんて言われるとは思わなかったから]
[ハーヴェイの仮説をただ聞いて。
最初のそれには首を横に振って否定した]
…ホントは、私もよく知らないの。
でも、もしかしたらって思うのはある…
……ようま?
[何ソレ?とでも言いそうな雰囲気で]
引き際………?
[ナサニエルの言葉に、ゆっくりと目を開ける。内側から響く声にだけ反応するリックの身体は、全ての現実から遮断されたような心地で包まれていた。]
《中》
了解しました。…とは言っても、私は最初から「おまかせ」選択なんですけどね(苦笑)
誰と一緒でも問題無いですよー。
ハーヴェイならもしかしたら、一緒に連れて行けるかも。
《中》
うーん。やっぱりまだ悩み中。
奇襲攻撃を赤で処理するのはどうなんだという気がする反面、メイとラッセルの墓下ニヨニヨが楽しみなオレがいます(爆)
[抱えられてしまったが、ラッセルは強引に腕から地面にずれ落ちた。
その時にまた左腕を激しく打ち付けて、声もなく悶絶する。
激しくなる息を堪えることもせず、グレンを見上げた]
り、リックが……さっきまでの湖畔で倒れている……。俺はいい……。先に彼をつれてきてくれ
[自分の行き先がハーヴェイ達のところとは一言も告げず、リックのことを頼むと、這いずるように立ち上がって、また歩き出した]
《中》
あ、じゃあハーヴェイ襲撃にしましょうか?最終日は負けてもいいから、ダメもとでラッセルに勝負を挑みますね。(勝ちたいけど)
………真面目に考えるもんじゃないな
[本気で妖魔という存在を知らないようなウェンディに思わず苦笑し、自分の今までの思考や行動の馬鹿さ加減に呆れる。妖魔というのは死の具現者みたいな存在だ。と言おうとして、言う必要はないかとやめ]
いや、なんでもない。そっか。ならいっか。
[と、自分で納得する]
にしても知らない。な。ただ一つって言ったからもう聞かないよ。ま、この地にはもしかしたら人狼にとって大事な祭壇でもあるとかあっかもしれないけどな
[とか、言いつつ、それならそれでやばくないか?と思ったがなんとかなるだろう。と思うことにした。最悪また逃げればいいし、なにより目の前のウェンディに毒気を抜かれた]
さて、じゃ、戻るか。
リックとラッセルがやり合っていた…心配だろ?ま、逃げたいなら別だがどうする?
[好きにして構わない。とばかりに聞いた]
〔そう。
無理に立ち向かって死んでしまっては元も子もないだろう?〕
[傷は痛みこそ酷かったが致命傷からは程遠かった。
おそらくラッセルがそうと意図して攻撃したのだろう。
然程苦労もなく『彼』はすべての傷を癒して]
〔死ななければ、まだ勝ち目も残る。
死んでしまえばすべてが終わってしまうけどな〕
[湖畔にたどり着くとそこにはラッセルが言うようにリックが倒れていた。外傷はこれといって見当たらない]
…どっちが勝ったんだかさっぱりわかんないぞ。
[そう呟きながらリックをひょいと抱え上げると学校へ向けて走り出した]
[ゆっくりと、ナサニエルに傷が癒されてゆく。暖かく柔らかな光に包まれて、リックは閉じていた目を緩やかに開ける。]
生きていれば、必ず。
ナサニエルさん……。父さん、母さん、ウェンディ…。そうだね。それが今できるのは、オレだけ……。
ありがとう………。
[グレンがこちらに向かって走ってくる気配を感じ、リックは慌てて目を閉じた。]
[なんでもない、という言葉の後は、ハーヴェイが自身に向けている言葉に聞こえて。少女はきょとんと首を傾げた]
うと、祭壇とかじゃなくて…
[言って良いだろうか。瞬間悩む。
けれど、本当に山勘だけど。
ハーヴェイならば大丈夫なのだろうと思った]
…祭壇とかより、もっと大事なの。
うん……訓練場、行きたい。
[少女は立ち上がり、ハーヴェイの手を引く。
道がわからないから道案内をして欲しいらしい]
[リックはひとり、湖畔で倒れていた。膨大な恐怖感とダメージのせいだろうか――彼の身体からはかろうじて鼓動を感じる程度で、体温すらもどこか薄れたような質感で居る。]
[グレンが、こちらに近付いている。リックの耳には、それが届くはずもなかった――…]
もっと大事なの…?ま、いいや。また今度暇だったら聞かせてくれ。
それよりも今は、な。さてこっちの我儘に付き合ってももらったし
[手を引くウェンディを抱き上げ、走る…それは人狼の動きよりも俊敏で……にしても無駄骨というか馬鹿というか。ま、俺が心配する事柄はないみたいだし、やっぱのほほんとさせてもらうか。想定外でやばいことが起きたら…ま、それは誰かに任せるか。と。そんな呑気なことを思って駆ける。学園に。]
《中》
バトル頑張ってくださいですよっ
では私もハーヴェイにセットしておきます(一応)
によによはエピまで持ち越しで!(ぁ)
《中》
勝手なことばかり言う仲間ですみません!orz
えと。ハーヴェイ閉じ込めの主導はウェンディにお任せします。リックは遠くからエナジーを送るというサポートに徹するカタチが一番いいかなって思いますので。
よろしくお願いします。
……ん。ついたぞ
[といって、下ろす。きっとウェンディには学外のどこかにいたということぐらいしか気づかなかっただろう。]
さて、リックたちは…湖畔の方だったと思うが、ま、後は好きにしろや。
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