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そっか………。
[まだ微かにラッセルの姿が見える。彼が行く方向を追えば、ウェンディを見つけることができるだろうか……そんな思いからか、キッと鋭い目をしてラッセルの姿を見据えた。]
グレンさん、そんなの後だ!
……行くよ、糸に掴まって。ラッセルさんと…ウェンディを追う。
ローラーストリング!
我が手の内にありて、その能力を解放せよ!
強度強化モード!
2人の身体を支えて、かの者に追いつけ!
[グレンの手を掴み、無理やりターザンロープを持たせる。2人の身体を結び付け、ジェットコースターのごとく猛スピードと高低差を持ったロープを手繰ってラッセルを追う。]
[ようやく治まった涙を腕で乱雑に拭う。
傍に寝転がられたことに少し驚いて。
ハーヴェイが疲れた理由は知っている。
結界に衝突したエナジーは彼のものだったから]
………。
[しばらく考え込んで、そろ、と掌をハーヴェイに翳す。
何の詠唱もなく、掌は金色に輝いて。
疲労を取ろうとするように、少しずつ自分のエナジーを注ぐ]
[そして転がりながらも、前、ローズマリに言われたの言葉が思い出される『女の子には優し
くしなさい』という言葉。なんとも都合のいい。とローズマリーを見ながら思っていたが、
仕方ないな。と思う。今回の場合も、だがウェンディは頑なな様子で、なにをすればいいの
かわからない。リックでもいれば話は別だが、と考えているところに、己の中に力が注がれ
ていくのを感じる……]
ウェンディ……
[と、一言呼びかけ、ウェンディの手首にそっと触れ、自分から反らす]
気を遣っているところ悪いが、疲れているというのは詭弁だ。気にするな。
うわぁぁ!?
[唐突に腕を引っ張られ、
浮遊感を伴い猛スピードに移行するややっと事態を把握した。
いや、把握というほどではないが
とにかく抜き差しならぬ状況であることを理解した]
[もう一度見たときのウェンディの目は赤かった。きっと、こちらに隠すために無理矢理涙を拭ったのだろう。…さて、ないている子供はどうやって…と考えて思いつく。いつも酒場でやっていることだ。ぶつぶつと呟くと左目は虚ろいでいき…ウェンディの周囲には、空色、夕焼け色、ミルク色、様々な明かりの玉が複数プカプカと浮遊し、その玉から安らかなる音色が優しく流れる。それは、心身を癒していくようで……]
ラッセル兄ちゃん!
[グレンを連れ(半分無理やりに)木を伝ってラッセルの元にたどり着く。]
グレンさんから少しだけ事情を聞いた…
ウェンディは!?いったい、何があったの?
[何かを―おそらくウェンディを―追うように走るラッセルに話しかけた。]
[少しずつ、少しずつ。
制御できないと嘆いていたのが嘘のように。
本来とは異なる力に、制御できずに居たのは事実なのだが]
[そうやって力を注いでいた手がハーヴェイによって逸らされる]
……きべん?
[その言葉の意味を一瞬思い出せずに考え込んで。
思い当たれば、ぷぅ、と頬を膨らませた]
[唐突にハーヴェイが何事かを紡いで。
少女の周りに現れる、優しい色を宿した玉]
わぁ…
[零れるのは感嘆の声。
そぉっとそのひとつに手を伸ばした]
[リックが追いついてくるのは、気配でわかった。と、いうより、グレンの叫び声のが目立ったが。
それでも、ラッセルは追ってきたのがリックということに軽く舌打ちした。
これから起こるのは、間違いなく彼には衝撃的な事実だ。そして結果は悲劇か。もちろん、理由があるのであれば、メイは死んでいないのだから、仇であるという感情を押さえ込むこともできなくはない。
だから、何と声をかけるべきか迷い――森を抜けた]
ウェンディ!
[どうやら、ローズマリーの店に訪れるお客同様、この明かり玉はウェンディにも好評だったらしい。無邪気に、それはただ包むように暖かではあるが、触れることはできない。明かり玉へと手を伸ばしているのと見つつ]
そ、詭弁さ。何せ俺はいっつもサボる口実を作っている奴だからな
[といった]
ラッセル兄ちゃん……?
[軽く舌打ちするラッセルの表情に、尋常ならざる事態であることを確信した。ラッセルの後をついて、グレンを引っ張りながら走る。]
ウェンディ!!
[ラッセルに続いて、森の奥へとたどり着いた。]
[ほのかな光を放つ玉。
その中の空色に指先が触れようとした、瞬間]
[びくん、と肩が跳ねる]
[どうして少女は思い当たらなかったのだろう。
ラッセルが追いかけて来ない筈が無いということに]
……ラッセル、お兄ちゃん…
[ラッセルに続いてリック…と何か酷い扱いを受けている気がするグレンを見て、まず思ったことは]
……騒々しいな
[だった、元よりここは森の奥地で、そうそう誰もやってこない場所だ。だから一人で静かにいたいときはもってこいの場所でもある。ウェンディは…まあ、泣いていなければ基本的に静かなようなので気にならないためまだ寛容だが、他の面々は…とか思っている]
[幻想的な光に包まれた少女の姿に息を呑んだ。
この愛くるしい少女が本当に人狼だというのだろうか?
そういう疑問が湧いてくる。
しかし先ほどの状況を思い出すにつけ、
その可能性が高いだろうと考える
そして更なる疑念が胸に生じる]
…なんでハーヴェイがいるんだ?
[やはり……とラッセルは思う。
ウェンディは普通の人狼とは違う。さっき感じた危険もそうだが、こうして対峙したときの感覚は間違いなく「人」のものだ。
それが、今回の解散に繋がっていることにラッセルは無意識に結びつけた]
ウェンディ、答えてもらおう。
何ができないのか? 何をしないのか? それとも今は語れないのか……。
もしどれにも当てはまらないのであれば、悪いが一日は麻痺が抜けない特有の曲で、眠ってもらう。
[その先は、言わなくてもわかるだろうと口を噤んだ]
ラッセル兄ちゃん…
それ、どういうこと……?ウェンディが「何もしない、何もできない」って?ウェンディを麻痺させるって…!?
[ラッセルがウェンディに向けて語る言葉に、眉をしかめる。]
まさか、ウェンディに何か………!
[張り詰めた糸が今にも切れんばかりの形相でラッセルを見つめる。]
私は……
[言いかけて、口を閉じる。
他の人たちに知られてしまうのは怖かった]
[けれど]
…私は…皆、好きだから。
だから…傷付けるなんてできない…したくない。
……ごめんなさい。
[その謝罪は、誰に向けられているのだろう]
[ラッセルの言を聞き、ラッセルの呼び出しにウェンディが応じた後、何かあって、そしてラッセルが何かに気づき、そして今、ウェンディがここにいるのか。と詳細まではわからないものの事態をおおまかながら正確に把握して、ウェンディを見る。ただそれは、『そうなんだ〜』というぐらいでこれといった敵愾心もなく、いつも通りであった]
「ごめんなさい」……?
それ、どういうこと……?
[リックは驚きを隠そうともせず、ただただウェンディを見つめている。]
な、何を謝ってるんだよ、ウェンディ?傷つけたくないって…何を?誰を?どうやって?
そんな……
[そして次はラッセルを見る。ことの真贋はどっちなのか。と考えようとして、ウェンディの誰にともなく告げるような謝罪の言葉が聞こえる……それだともう、考えるまでも……明白にこそいっていないが、罪の告白としか……
...は立ち上がった…が、動く気はなかった。それでもウェンディに対して敵愾心はなく、だからといってラッセルに敵意を見せる訳でもなく…それこそ無関心なようた。]
[きっと少女を助ける為に来てくれたのだろうリックを見る。
収まったはずの涙が、また零れ落ちそうになった]
…ごめんね……ごめんなさい……
[少女には謝ることしか思いつかなかった]
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