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(なんだ!? この雰囲気! 今ウェンディを戦闘不能に追い込むのは簡単だ。俺が一吹きするだけで、人狼なら、毒を盛られたように痙攣する。だが――!)
[地面に伏せるような体制で、舌から睨みあげる少女の顔は見えない]
(今吹けば……殺されるのはこちらか!)
[経験から来る悪寒は、間違いなく彼の死を予兆していた]
………
[...は次は荒業ではなく普通に調べることにした。しかし、開かずの間のある程度の空間の広さや高さ、誰がいるか。ぐらいはわかっても、その内部の詳細なものはわからなかった。次はくまなく、扉からこちら側の壁を床を調べる。だがそれも……]
無駄骨だったか。やんなるな。本当。
[そしてもうこの場には用はないと、地上へとのぼっていこうとして一度立ち止まって振り返り]
……メイ、マンジロー…は人間か知らんけど、ラッセルか、リックか、ウェンディか、グレンの内の人狼じゃない奴ら…もしかしたらの大穴で俺が出すかもしれんから、ちょ〜っと待っときな
[聞こえていないかもしれんけど、といいながら今度は振り返らずに階段を上っていった]
[教師陣から色々聞き歩き校舎の中をうろついていたが
ふと三階の窓から外を見て驚いた]
ウェンディとラッセル!?
[地に伏しているのがラッセルであることに、
ただただ驚愕している]
[ラッセルのエナジーが強張っているのを感じる。
向けられる感情に、少女は耐え切れなかった]
…何も、しないよ。……できないよ…
……ごめんなさい…ごめんなさい…っ
[少女は顔を上げぬまま、踵を返して。
走り出す。明らかに人間ではないスピードで。
ラッセルから離れ、森の中へと消えていく]
[少女の居た場所に残るのは、ただ、雫が落ちた痕跡のみ]
ん……今日も必要以上に真面目成分を放出しちまった。
こりゃ色々終わったら一週間ぐらいはぐだぐだして補給しないとな。
とりあえず中途休憩ってことで。あそこにでも行くか。
[と...は学園裏の森の奥地にある湖畔を目指す]
.。oO(落ち着け、落ち着いて考えろグレン。
"あれ"はどういう状況だ?
ウェンディに因縁をつけたラッセルが返り討ちにあったのか?
ウェンディはそこまで強かったのか?
もし仮にラッセルが人狼だとするならなおさらだ。
…一番可能性が高いのは)
[そこまで考えて彼は思考をやめ、窓を突き破って飛び降りた。
落下感を味わいながらグレンが見たのは泣きながら走り去るウェンディだった]
[何がなんだか分からないまま、ただウェンディの身を案じてリックは走る。]
(ヤバイ……あの時のラッセル兄ちゃんの目……!フツーの時なら冷静な判断ができるかもしんないけれど、メイ姉ちゃんが人狼にさらわれてからは何かが違う……!)
(このままじゃ、ウェンディが危ないかもしれない……早く……早く……!)
[焦るリックは、窓枠に足を掛けて、一本の糸を射出する。]
ウェンディぃぃぃぃっ!!
[ターザンロープのように糸を木に絡ませ、ラッセルが指定した修練所へと飛んだ。]
なにもしない? できない……?
[ウェンディの呟きに、ラッセルは後を追うこともせずに、立ち尽くしていた]
何故しない? 何故できない?
……それが今回村を解散させるという穏便な方法をとった原因か?
[確証はなかったが、昨日の反響波と今の言動で、ラッセルはウェンディを人狼と認定した]
殺す殺さないは後回しだ。
どちらにしても、話は聞く。そのために、捕まえる
[負の感情は拭い去れない。だが、僅かながらに、理性が暴走を止めていた]。
そして、グレンの問いかけに一度だけ視線を送ると……]
すまない。後で話す!
[ウェンディが消えて数秒後、彼女を追いかけて森へと追撃を開始した]
……
[裏の森の奥地へといきつつ(ラッセルのいる修練場とは別方面から)]
そういえば、ウェンディとラッセル…話はどうついたんだろうか。
ま、なんかあってもリックやグレンあたりがどうにかするだろ。多分
[...はどんな状況かは知らない]
[闇雲に森を駆け抜ける。
唐突に開けた木々、広がる水]
[その畔で少女はがくんと座り込んだ]
…っい、…ああああああっ!!!
[地下の扉、張り巡らされた結界。
その境に存在する扉に向けられた攻撃は『痛み』と成って]
[『痛み』が伝わるのが遅れたのは、ラッセルと対峙していたときの緊張の所為だったのだろうか]
[リックは地面に軽やかに着地した。その寸前にラッセルは何処かへと走り抜けてゆき、グレンはその場で立ち尽くしていた。]
グレンさん……何があったの……?
ねえ。ウェンディは?ラッセル兄ちゃんは?どこ行ったの!?
[ウェンディとラッセルの去った方向へ行こうかと一歩踏み出す。
パキパキと先ほど彼が破壊した窓ガラスの破片が音をたてる。
見ると、周囲は散らばったガラス片が
陽の光を反射してきらきらと輝いていた]
…片付けよう。
[結局思考と探求を放棄して瑣末なことに逃避するのだった]
[湖畔がもうすぐだ。というところまで来て気づく]
……声??
[珍しい、先客か、と思ったのもつかの間]
なんだよ。あの悲痛めいた声
[幾分駆け足で、向かうと、そこには見慣れた湖畔と、この場では見慣れていないが、つい最近見慣れるようになった少女が一名]
ウェンディ……??どしたんだ
え?
[鈍化した彼の思考は唐突に目の前に現れた少年を
一瞬、先ほど泣きながら走り去った少女と見間違える]
あ…リックか。
ウェンディとラッセルは…
俺もよくわからない。
ただ俺が見たことだけを話すぞ。
…まず、俺が見たのは地面を転がってるラッセルと
その、丁度今リックがいる所に立ってたウェンディだ。
…もしかしたらと思ってあそこから飛び降りたんだけど
着地するまでの間にウェンディが泣きながら
ものすごいスピードであっちの方に走って行ったんだ。
[森のほうを指で指し示す]
ラッセルはウェンディを追いかけて行ったよ。
[先程の悲痛な声、ここにいるのはウェンディ一人、誰があの声を上げたかは明白だ。なんでこんな場所に?ラッセルに呼ばれたのでは?とは一瞬思ったが、それは置いておいて、近寄った。軽く見たところこれといった外傷は見当たらない…が、そういえばラッセルの武器は音波で攻撃するものだった…と。もう一度聞いた。]
どうした。何かあったのか。こんなところにいるなんて珍しいが。
[いくら学園裏の森といえど、その中は濃い。一応軽い足音を頼りに進んでいくが、それが正しいか判断がつかない]
くそ!
[だが、その歩みは、間違いなくウェンディを追撃していた]
[『痛み』は強く、一度で済んだとはいえ後を引いた。
涙は収まることはなく、一層溢れるようになり]
[近付く足音にびくりと肩が震える。
向けた瞳にはハーヴェイの姿が映った]
[ハーヴェイの問いに、ふる、と首を横に振る]
…だいじょぶ…何でもない…
[なんでもない。というウェンディ。思わず『どこがだ』といいたくなったが、それを言っても教えてもらえるとは思えなかったからその言葉は飲み込んだ]
……ま、話したくないなら別にいいけどな。相談されるほど親しい訳でもねえし。
ん、俺はちょっくら横になる。疲れたからな
[と、ウェンディの傍に、腰を下ろし大地に背を預ける]
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