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[戸口万寿次郎は、
「ともだちの基本」
を読みながら徘徊している
1.屋上
2.地下迷宮
3.体育館
4.美術室
5.ジャングル
6.校舎付近
{1}]
─ 校舎 ─
[転校生が楽しみなのか、尻尾をきゅるんきゅるんと回しながら歩く。一応、羽根で飛ぶのは人間っぽくないと言うことは理解しているはず。
校舎に入る時、屋上で長い棒を振る人影が見えたような気がした。]
真っ直ぐで
ぐねぐねしてないなんて、
変なしょくしゅ?
……ううん、にんげん?
[ところで、この女子生徒の苗字が「魔王」なのは、帰化する外国人にありがちなセンスによる過ちである。なにせ触手なので。
下の名前は、
ふぃーあ
ふゅんふ
ぜくす
のどれかって事で、そのうち。]
[風を切る音が聞こえてびくっと肩を震わせた]
魔王ちゃん、今何か聞こえなかった?
上からかなぁ?
にんげん? にんげんが来てるの?
どんな子だろうね!
[校舎の中を歩いているとどうやらそれらしい人影を発見した]
あの人かな?
上から音、それに風が真っ直ぐに降りてきたね。
うん、にんげんなのかも!
どんな子だろうねー。
[戸口万寿次郎くんの攻撃力はどれくらいなの? と言うのはさておき。
校舎の中、「あの人かな?」と言うミウに頷いてレジオンの背後から声をかける。]
……あっ、
あの う。
もしかして:転校生
さん ですか?
道に迷ったのなら、
あたしたち案内しますよう**。
あの人ちょっとかっこいいね。
ニンゲンってみんなああなのかな?
[魔王嫁の後ろからもじもじ]
案内、しますよ?
わからないこととかあったら、なんでも聞いてくださいね?
[ちょんと顔を出しながら*もじもじ*]
13人目、パイロット ゼロ がやってきました。
−校門−
・・・・・・嗚呼、判っているよアイン。
[胸のペンダントを開く。中からは幼い頃に同じときを過ごした幼馴染の写真が入っていた]
この学校には何らかの秘密がある。
そう、その秘密を解き明かし、そして僕は・・・・・・
違う世界線への移行を遂げなければいけないのだ!!
運命を、変えるんだ!!
[自称タイムトラベラー・零はこの学校でこれから起きるであろう事件の事など何も知らない。
しかし、この学校でこれから起きる事件が起こしたバタフライエフェクトが近い未来に起きる(と思い込んでいる)第四次オイルショックの引き金になった事に確信を得ている。
彼は歴史を変える為にここに来たのだ。多分**]
14人目、執事 ヤマオカ がやってきました。
─ 女子トイレ ─
フン♪フフンフ♪フ〜ン♪
[鏡に映るのは、ロマンスグレーを丁寧に撫で付けた老紳士の姿。
微塵も曲がっていないスラリとした背格好には、長いテイルコートが映える。年輪の如く幾筋も刻まれた皺。温厚そうな笑みを湛えた口元の髭を整えながら、漏れる鼻歌は軽快だ。
最後に丸眼鏡のレンズを磨いて鷲鼻に乗せると、鏡で出来栄えを確認しつつふむと一つ頷く。]
最近の若者の間では、執事がブームとか。
わたくしめも、なかなか捨てたものではないでしょう。
[満更でもなさそうな表情で、鏡に語りかける。
その姿がぐにゃりと歪み、溶け、――数秒の間をおかず再構築された。]
執事 ヤマオカが村を出て行きました。
14人目、近侍 アンディ がやってきました。
いや、さすがに老執事では学生は名乗れませんよ。
用務員として雇われているにしても不自然ですし、
学園から確実に浮いてしまいます。
校長の秘書……あたりでも苦しいかと。
[唇の弧はそのままに。けれど薄っぺらく、温度のない笑み。
秀でた額を見せ付けるように真ん中から分けられた癖のない金髪。さらりと掻き上げても、頬の輪郭を隠し真っ直ぐに滑り落ちる。
今までに見たものを。
これから見るであろうものを。
識った情報を継ぎ接ぎして創りあげる、ヒトのカタチ。]
――おや?
[背後から気配を感じて、笑っていない笑顔のまま振り返る。覗くには丁度良さそうな按配の窓から、野良猫の射抜くような視線。]
野生の獣はさすがに勘が鋭いですね。
[抑揚なく呟いて、ゆっくりと歩き出す。距離が縮まるに比例して、猫の毛が逆立つ。伸ばした手に、容赦なく振るわれる牙と爪。]
――ッ、
[指先から、緋ではなく透明な液体が滴り落ちる。駆け去る猫の後姿が消えるまで、表情を全く変えることなく見送って、そっと傷を嘗めた。
そうしてまた、足元から唐突にヒトガタが崩れる。]
近侍 アンディが村を出て行きました。
14人目、令嬢 シンシア がやってきました。
……………………やだぁ。
[次に瞬いたのは、霜のような銀の睫毛。ピンクを基調としたやたら少女趣味のフリフリドレスを着た小柄な影は、既に儚い涙声だった。]
猫……恐い……人間……恐い……。
転校生が、いっぱい、くるの?
……いや……いや…………おうち…………かえる…………。
[両手で自分の震える肩を抱き、怯えた様子で手近な個室に引き篭もる。くすんくすんと、怪談よろしく啜り泣き。]
令嬢 シンシアが村を出て行きました。
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