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[ライトで足元を照らし、階段を上って二階へ
部屋をひとつひとつ開けては中を照らしていたが、4つ目の部屋でドアに鍵が掛かっている]
……ここか!?
[そう言うと、ドアに体当たりをする]
[外の吹雪に悲しそうな顔をしたが、すぐに後ろの叫び声だの倒れた音だのに驚いて振り返る]
あぁもう、だから慌てたら駄目なのに…。
助け起こそうにも、真っ暗で助けに行けないじゃないですか。
…?
[ドタバタしているだけかも知れないのだが、そこに何か違和感を感じた]
[不意に聞こえた男の叫び声に身を竦ませる。オイルライターの灯りが、一人の青年の顔を浮かび上がらせていた]
……ナサ――ッ。
[こんな時に縋りたいのは王子様ではなかったのか。
こんな時に守ってくれるのは王子様ではないのだろうか。
少女は少しの怯えを滲ませ、ナサニエルの傍に寄った。
騒動はいつまで、*続くのだろうか*]
[数度目の体当たりで、ドアが開く
つんのめりながら部屋に入った瞬間、消えていた電気が点く
そうして灯りに照らされて目の前に広がるのは]
……アーヴァイン
[腹を滅多刺しにされ、臓物をブチ撒けられ、虚ろな目をして血溜りの中にその身を沈める、アーヴァインと名乗っていた男の死体]
ぎ、が、あ…!!
く、く、くくくく!!
[血の臭いがする。血の臭いがする。自分を呼ぶ血の臭いがする。近くだ。痛い、痛い、痛い。貫く痛みが自分を呼んでいる。眼を抑えた手に力が篭る。齧られて磨耗した爪が顔に喰い込んだ]
うぅううううううううう…!
く、くくく…くか、ぁ…!
[余りの痛みに口が開き、涎が垂れる。握っていた菓子は当の昔に握力で粉砕されていた。落ち着け、落ち着け、落ち着け! 痛みと共に血の臭いが自らに警鐘を鳴らす]
何があったってんだ?おいっ!どーしたっ?
[光のある方。2階へと、暗闇に慣れてきた目で駆け上がる。
そこで、目にした光景に思わず息を飲んだ。]
―――…な。
な、なんだ、よ、これ?
ゲーム、だよな?これ?
死んだ、ふりだろ?
えらい演出じゃねーか、アーヴァインも、なぁ…。
……ッ!
[口を抑え、溢れる哄笑と呻きを押し留めた。ポケットから注射器を取りだし、首筋に押し付ける。プシ、と小さく毀れた噴出音。流れ込む薬液と共に、少年の目が血走る]
ッ…!
くく、くかかか…!!
[抑えた口元から不気味な哂いが響く。がく、がくと椅子が軋むほどに身体を震わし、やがて、収まった。俯き、今まで目元を抑えていた手すらも脱力し、垂れる。から、と落ちる注射器の音。空ろな眼がぐり、と不気味に蠢いた――]
やだ……暗いの嫌いだって知ってるでしょ……
演出とか言ったら許さないんだからっ……
何処行ったの?
おとーさん……
[小さく呟くその声は、殆ど届かないほどかすかで、震えていた。]
[目の前の惨状に理解が追いつかない
コノ転ガッテイル物ハ何ダ? コノ気持チノ悪クナル匂イハ何ダ?
数秒後、理解が追いついた時、口から出てきたのは]
あ、ああ、ああああああああああああああああああっ!!!!!
[絶叫。頭を抱え、膝からその場に崩れ落ちる]
は!?え…!?
ぅわ…、ちょ…ら、ラッセル!おい!
しっかりしろ!!
つっても、こんなもん見ちゃしかたねーだろうけど…
[崩れる身体を抱きとめようと、その身体に触れた。]
――――………!?!?え?あれ…?
[その顔が一瞬、凍りついた。]
ま、待って、ラッセルさ――――
[足をまた縺れさせそうにしながら、
後を追う。
数瞬遅れて、耳を劈くような絶叫が―――]
な、なんですか!
どうしたんです、かっ……!!
[ギルバートの背に凭れ掛かる様に見た
それ
は]
……っ!!!!
いや、…違う…、いや、そうなんだけど。
[一瞬の同様と、2つの、確信を抱く。]
って、うわ。コーネ…!見るな…!
……ん?紙?
え……、ヘンリエッタさん!?
[視界が少しずつだが回復していく中、少女の姿がゆっくりと見えてきて、周囲が慌しくなっていることに気がついた]
[明かりが戻って、2階からも騒ぎが聞こえてきた。
様子を伺おうとすると、降りてきたギルバートに制止され、そのときに。
聞いてしまった。父の死を。]
そんな……。だって、冗談とかじゃなくって……?
あーあーあー。
[いつの間にか停電は収まっていた。血の臭いに向けて幾つもの足音が動いていく]
一体何処の誰さんなんだか。
[死んだのは、そして、やったのは。呟きを飲み込んで、足音を追う。そして]
…マジかよ。ファック!
ゲームどころじゃねぇナ。
[叫び声に、流石に常軌を逸している事に気付いたのだろう]
な…!どうしました!
[対して光源も無いので壁を頼りに歩いて行ったが、階段の途中まで上った所で、嫌な予感を察し、それ以上進むのを止めた]
………酷い。
[漂うのは、血の匂い]
……あ、
あ、あああ、あ、
[両手で口を塞いで、
其の光景を否定するように首を横に振った]
ぎ、ギルバートさ……
ラッセル、さ……
なんですか、冗談でしょう……?
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