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いい…いいんだ、何も言うな。
[そのままの顔で空いている手を振り上げて空で止め]
日々守護者になるための力をめきめき付けて行く俺達を尻目に、来年の試験を待つ……そう、言わば浪人生活は辛いだろうが。
今日だけはそんな事を忘れて飲め、食え。そして歌え。
なあに食堂の給仕が付いている。
奢ることはできないが、こっそり多目に盛ってやるから…入学試験に落ちた憂さを晴ら………は?
入学はできた??
[そこまで言ってやっと、人の話が耳から入って脳に到達したらしい。見開いた目でグレンの顔をまじまじと見]
…じゃあ何でそんな顔してるんだ、紛らわしいっ
胡瓜もらうよっっ
[ガッと奪うように取って、かぶりついた。
気恥ずかしさの八つ当たりを胡瓜にしている]
なぁ、マンジロー。
入学試験ってどんなだった?
大根を切ったって言ってたけど
やっぱり大根を放り上げて
その木刀を一振りしただけでみじん切りにしたとか…?
…うーん美味い。
[とりあえず、新鮮なキュウリはおいしかった]
はあ、入学試験?
何で聞くんだもう合格したくせに。
[でもキュウリを貰ったので律儀に答える]
うん、ま、そんなところだ。
…一振りじゃなくて何回も振るし、みじん切りじゃなくて輪切りだったけどな。
おお、やって見せようか。
何しろこの技を覚えるんなら、野菜は抵抗しないし向かっても来ない、俺が痛い思いをすることもない上、台所の若女中にもきゃあきゃあ言われるってんで、よく練習したもんだよ。
ほいっとな…
[マンジローは腰の木刀に手をやると、食べかけのキュウリを放り上げた]
[落ちてくるのを真剣な表情で見極めると、木刀を抜きざま――…やはりあまり格好良いとは言えない無茶振りをくり返し、空いた手を広げて落ちてくるキュウリを受け取ると、手の上で斜めの輪切りにされている、それ]
ふふふ。
[自慢げな顔でどうだ、とグレンを見る]
ざっとこんな感じだった。
…あれ?
なんかイメージとだいぶ違うな…
いや、なんでかって言うと
俺守護者の心得みたいのを延々と聞かされただけで
特に試験らしい試験なかったもんだからさ…
それに…いや、やっぱりなんでもない。
[手の上の斜め輪切りなきゅうりを一枚、木刀をしまった指でつまみ上げて口に放りながら]
ん?いめえじが違うって何のことだ。
…なぬ。
心得みたいのを延々と聞かされただけで、特に試験らしい試験がなかった?
あ…でも確かに合格って言われた後、何か延々言ってたような……聞いてなかったけど。
でも何でだ!何で試験なしで入学できたんだっ
なんでもないって気になるだろ、言えよー!
.。oO(親父が試験官だったなんてやっぱり言っちゃダメだよな)
浮かない顔してたのは…
俺、何にも技とか無いのにいいのかなぁ、
そう思ってたんだよ。
[マンジローに詰め寄られ困惑する]
その、やっぱり守護者とかにも代々守護者の家系とか
そういうのってあるのかな。
ほら、医者のの息子は大して優秀でなくとも医者になったりするだろ?
守護者って実際どの程度の技量があればなれるのかなぁと…
ふん…。
何にも技とか無いのにいいのかなぁって?
ばかだなあ、そんなの技をつける為に入学するんだから良いんだよ。
[ちょっと悔しそうに]
……だいたい、あんなに怪力じゃないか。
小手先の技なんて必要ないと思われた……のかもな。
ん、代々守護者の家系か。それはありそうだ。
この里って守護者の里として有名だものな。
代々それを生業としている家があってもおかしくない。
医者の息子は大して優秀でなくとも医者に…
[道場の息子は大して優秀でなくとも剣士に…
ちくりと胸が痛み、フォローしたい気持ちに]
や、や、それは…それは無いだろ?
いくら医者の息子だからって、人の命を救うどころか殺すような奴が医者になったら大変じゃないか。
やはりある程度の技量は求められると思うよ!
…どのくらいかは分からんが。
俺が話に聞いてる守護者は
黒い魔剣を操ったり、
誰にも気付かれないうちに村全体を監視してたり、
人狼でも妖魔でも関係なく愛されたり、
とにかく超人的な技を持ってるもんらしいけど
俺、そういうの全然無いのに学園に入学して
ちゃんとした守護者になれるのかな。
[再び憂鬱な顔になる]
技をつけるために…
そうだよな、そのための学園だよな。
[昨日リックが自分の技が成功していた事を喜んでいた様子を思い出したようだ]
俺、何か勘違いしてたみたいだ。
最初からすごい奴なんていないよな、そうだよな!
え?怪力?
うちは親父も爺さんも俺より力持ちだけど?
ある程度の技量は求められる、か。
入学してからの方が大事、そういうことだね。
[マンジローの言葉に感心している]
実はさ、うちの親父も爺さんも守護者だったらしいんだ。
俺は全然知らなかったんだけどさ、
時々作業全部俺に押し付けてどっか行ってると思ったら
守護者の仕事だったんだなぁ…
異国人 マンジローがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(異国人 マンジローは村を出ました)
異国人 マンジロー が参加しました。
へ、へえ。
魔剣を操ったり、気付かれずに村全体を監視してたり…
何者にも関係なく愛されたり、超人的な技をね……。
[マンジローも憂鬱な顔になりかけたが――]
…そうとも。
そのための学園さ。
最初から凄いなら、学園なんか行かずにいきなり守護者やってりゃいいんだ!
そしてこの学園じゃ、名のある守護者を多く輩出してるって話だし。
その者達だって、いきなり6年生だったりしない。
始めは彼らもまた皆1年生だったんだか………えぇ?
君の父上もお爺様も……君より力持ち?
[――やっぱり憂鬱な顔になった]
っていうか、守護者だったのか。道理で!
[ただの素人が守護者を目指す者より怪力でなくて良かった。そんな感じでマンジローは復活した]
うまいうまい。ありがとなっ
[笑顔で、貰った冬瓜をボリボリ食べている]
はあー。
じゃあ代々守護者の家系っていうのは、君の家のことなんじゃないか。
早く言ってくれたら良かったのに。
しかし君まで守護者になると…
…今度は誰に、作業を押し付けるんだ?
[あくまで真顔で]
…確かに
[誰に作業を押し付けるのかと聞かれ考え込む]
あ、まさか親父の奴そのために早く結婚しろって言ってるんじゃ…
可哀想に、労働力目的で俺なんかと見合いさせられたのか…
[最後の方は小さな声で呟いた]
補足/グレンは許婚のことをよく知らないので
もしもグレンの許婚という設定で入ってこようという
奇特な方がいてもどんな設定でもオッケーです。
…父の結婚勧め話にはお互い、苦労してるようだな。
[遠い目でここではないどこかを見る]
しかし年頃だからそろそろっていうのですらなく、重労働目的…?
となると、確かに可哀想だ。
俺は無いから、見合いすらする前に逃げて来たけど。
…妻を娶る気、君はあるのかグレン。
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