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農夫 グレン に 2人が投票した
双子 リック に 1人が投票した
農夫 グレン は村人の手により処刑された……
次の日の朝、学生 ラッセル が無残な姿で発見された。
もう人狼に立ち向かえるだけの人間は残っていない……
人狼は残った人間を全て食い尽くすと、新たな獲物を求めて去って行った……
ふー…………………っ
[リックは床にへたりこみ、糸を持つ手を弛めた。]
……ったく、グレンさん……ニンゲンなのに生命力ありすぎ……。
[ヒョイと立ち上がって]
……っと。それどころじゃなかった。グレンさんを穴に落とさなくちゃ。
ローラーストリング!!
かの者を、我らが結界へと導け!!
[呪文を唱えると、床に幾本もの白い手が咲く。1つがグレンの身体を持ち上げると、バケツリレーの要領でグレンの身体を穴まで運んだ。]
[メイに抱き締められたまま、すべてを映す鏡を見る。
リックがグレンを、結界に向けて運んでいる。
少女は顔を上げ、天井を…結界を見る]
…ナサニエルさん、手伝って。
[『ゆらり』と結界の一部が揺れ、闇は蠢き出す]
〔…ギルバートに気付かれなきゃいいんだけど〕
[そんな愚痴を零しながら、『彼』は穴から姿を出す]
[少女はメイに一言謝り、彼女から離れて。
天井を仰ぎ、目蓋を閉じ。
ふわりと少女の周りの空気が風と成って、穴の内から噴き出した]
[糸の手は、あっけなくグレンの身体を穴へと放り込む。その様子を確認した後、リックはラッセルへと振り向く。]
………っと。
あとはラッセル兄ちゃんを閉じ込めたら完了。
ウェンディ、力を貸して!!
[両手で印を結ぶ。]
『我らが結界……ナサニエルさん。
オレ達に力を貸して。 ラッセル兄ちゃんを閉じ込めて。』
[ウェンディの詠唱に波長を合わせて、リックは扉にエナジーを向けた。]
[『彼』は結界に落ち込むグレンを受け止め、傷付いた体に衝撃の無いようゆるやかに間へと運ぶ。
少女が吹き上げた風に乗り、『ふわり』とラッセルの眼前に降りて]
〔…すまないね、仲間の願いは断れない性質なんだ〕
[左手の傷から失われた血液の量がラッセルの動きを鈍らせる。
『彼』は、あまり苦労する風もなくラッセルを捕えて]
[ラッセルを抱えたまま、穴の中へと舞い降りる。
それは丁度、メイの前に。
ゆっくりと下ろして。その横に立つ少女を抱えて]
[もう一度、穴の外へ]
ふ〜〜ん。結末は…こうか…いや、これからか
[と、鏡を見て、そして背後の気配を感じて言った]
さてさて、どうするつもりなのか。ってか俺はどうなるのかね。
ま、なんならここで住むのも悪くねえけどよ。
[目をつぶって突進した相手はグレンだった。
その前にリックの糸が彼を引き上げ、穴へと突き落とす。その光景を空気の動きで察知したラッセルは穴の手前で膝をついた。
その時、ハーヴェイと落としたときと同じく、緑色のナニカが彼を捕まえると、穴へと落とした。
ラッセルは再び無理をした代償として、意識が白濁していく中、必死に謝っていた少女が、左手に温もりを与えて、飛び去ったのを何処かで見ていた]
ラッセル、大丈夫??
ラッセル!!
[...は、ナサニエルによって自分の前に横たえられたラッセルの血の気が失せた顔を、心配そうに覗き込み]
[たった二日聞かなかっただけで、懐かしいと暖かいものを感じられる声に、目蓋が薄らと開かれる]
メイ……か?
[まだ血が巡りきってないのだろう、焦点はあっていない]
[リックは、眼前に現れたウェンディに駆け寄り、力一杯抱き締めた。]
ウェンディ!無事だったか?怪我とかしなかったか?良かったー……生きててくれて。
[ウェンディから離れ、ナサニエルに一礼する。]
ナサニエルさんもありがとう!ホントに……。これでもう、オレ達と一緒た。……もう、独りじゃないね。
[ナサニエルの手を取り、満面の笑みを浮かべるリックに、背後から長身の男が迫っていた……]
……これから穴を完全に封じ……
――――ゴツッ!!
[リックの頭に、拳骨が落ちた。]
『何やってるんだ、このバカ息子!!』
あー。にしてもグレンもラッセルも痛々しいね〜
…いや、リックもだけどよ
[...は真実を知っても、やはり応対やらに差を作る気はないようだった]
[少女は穴の奥を不安げに見遣って。
唐突にリックに抱き締められて驚いた]
う、うん。大丈夫だよ。
[どうにかこうにか少女はそう答えて。
リックに手を取られた『彼』は、少し困った風な苦笑]
〔いや、俺は…〕
[そう言いかけた『彼』の表情が凍る。
横に居る少女の表情も。
そして]
[――――ゴツッ!!]
……お父さん…
[呟く少女の横で、『彼』は物凄く逃げ出したそうだ]
[ハーヴェイから投げ渡された本も、受け取れないままにばさりと落とす]
な…!
[いつの間にか広間へと来ていたウェンディ。
彼女が昨日メイやハーヴェイからも聞いた名前を呼びかけると、闇が蠢き、男が穴から姿を出す。
そして天井を仰ぎ目蓋を閉じたウェンディは、風と共に穴の上へ――]
ウェンディ?どこに!
[一人でどこに行ってしまうんだと叫ぶ間も無かった。
入れ替わりのように、傷を負った体を庇われるようにゆるやかな動きで、グレンが下へと降りてくる]
グレンさんが降りてきた…ラッセルも!
このまま…俺達を地下に閉じ込めるんだろうか?
[次いで、ラッセルも。ウェンディは再び行ってしまう。
ラッセルの傍へはメイが駆け寄り、マンジローはグレンの傍へ]
グレン、グレンさん…大丈夫か?傷は浅いぞ、しっかり!
[大事な人の泣き声が、一気に意識を覚醒させる。
無論、無茶のために痛みはあるが、それでも胸に広がる涙の熱さは、彼に現状をはっきりと認識させた]
メイ? メイなのか……?
[肩を震わせている彼女の顔を持ち上げようとして、左腕が未だ認識できないことに小さく舌打した]
ま、リックは人狼らしいし。怪我は…まあ普通の人間よりかは耐性とか再生能力とかあんだろ。多分。
ってことは目下の問題は、この二人…なんだが。どうすっかね。ここ封鎖されたまんまっぽいし。あけてもらう以外は…外から救援を……落としてもらうしかないのか。
よしっ。とりあえず次は医者落としてもらおう
[不謹慎だった、ついでに自分で何かする気はあまりなさそうである]
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