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向けられる感情を、想いを気にするのは其方の勝手。
むしろ、我が気に掛けないことこそ異常なのやもしれず。
…そのようなこと、誰にも解らぬよ。
[消えた姿のあった場所へ低く呟く。聞こえていようと居まいと]
[狩らん殺…カランコロ…移動する下駄の音は血に飢えて。
また一つ気配が増えたことに首を捻り
人混みに*消えていった*]
[下駄の音が遠ざかる。薄闇の中、二本差しらしき姿を見つけ]
三一(サンピン)か?浪人?
……いや、あたしと似たようなもんだね、あれは。
[遠くから、あるいは比較的近くで感じられる気配は、自分の輩のものばかり。
ふふっと笑みをこぼすと、笛を口に当てる。]
……お仲間連ばかりなら、遠慮することもないやね。
[息を吹き込み、奏でる音色は人の世の楽とは似て異なる響き。木立が、
──ざわ──
とひとつ揺らぐ。
それを知ってか知らずか、無心に娘は
高く、低く笛を*鳴らし続ける*]
[遠くに聞こえる祭囃子、慣れを通り越し、眩暈を覚え始めた頃。
また増えた気配へ軽く頭を上げた夜斗へ]
また…増えたな。…物好きな輩も多そうな…。
ここまで増えると寧ろ故意ではと疑わしい。
さて、どう転ぶやら。
[瞳の蒼は一瞬だけ、深さを増し。一瞬遠くに感じた殺意へにやり口端を上げると]
近々面白いものも見れそうだ。
その時はお前も好きにすればいい。
お尋ね者 クインジー がきたらしいよ(11人目……だったかなあ?)。
お尋ね者 クインジー は 余り物 になれるよう、天に祈った。
[それは大きな御神木、
風に揺られる緋色が1つ。]
おうおう、楽しそうなことやってんな。
祭りだ祭り。
[片膝立ててにやりと笑う。]
さっき居たのはヒトの子か。
こりゃまたなかなか稀有なことで。
なかなか旨そうだったがな。
[地上の様子を見下ろしながら
低い声でくつくつと]
兄ちゃん、俺にも1つくれや。
[祭囃子を見下ろして、
露天の店主に声掛けた。]
学生 ラッセル が出て行ったらしいよ。
学生 ラッセル がきたらしいよ(11人目……だったかなあ?)。
学生 ラッセル は おおかみ になれるよう、天に祈った。
[焼いた丸い食べ物は
中身様々、味も種々。]
何だこりゃぁ、赤いの。
甘ぇ。
[「そう、そいつぁ苺の砂糖煮でさぁな」
からから笑って店主は謂う。]
タレが甘辛ぇのに中まで甘くしてどうするよ。
阿呆か。
[「まあいいじゃありやせんか、
こんな機会滅多にないし、
お遊びだと思ってくれりゃ」]
まぁそりゃそうか。
こういう格好も新鮮でなぁ。
さっきの人間の子供、旨そうだったのに追えやしねぇ。
[何時から居たか] [何処に居たか] [とぷり] [瓢箪揺らし]
[薔薇色の唇] [寄せる口] [白い顎伝う命の水] [白い指拭う]
名が現すは名と言う呪(しゅ)に囚われると如何違うのかネェ。
一つ通り名、二つ貰い名、三つ仇名に、四つ深名かえ?
[消え往く藍と白と赤と] [茂る木の葉の間] [忍び笑うか]
[降り立つ社] [カラリコロリ] [足の向く侭] [気の向く侭に]
[謂って一口丸い玉、
今度は飴玉1つ転がった。]
……何だコリャ。
見た目にだまされちまわな。
詐欺だ詐欺だ、詐欺球ってな。
[「あはは、其の通り。」
笑う店主にひらりと手振り、
不意に男は眼を細め]
随分沢山居るようだ。
皆物好きだねぇ。
見慣れやしねぇし動きにくい、
人間は不便だわな。
[大きな大きな手を翳し、
雪洞の光を透かし見る。]
[また増える人の群れ。遠くに感じた気配が近くなる。
遠くでもわかる赤い髪、自分よりも鮮やかで。
思わず眼を見張る。
夜斗が小さくうなり声を上げるを聞き]
静かにしな。
別に今は見ているだけでもいいじゃないか。
然し、近頃の人妖は皆甘いものでも好きなのか。
毒されてどうするのやら
さてさて、
ちったぁ見知った顔が居てもいいんじゃねぇかなっと。
[手を腰に、にやり笑いで見回した。
視界の端には犬一匹。
伴う青年 色は赤、
其れから横切る常盤色。]
ほうほう、
なかなか様になってるじゃねぇか。
ヒトの姿は不便だが、
こういうのは面白いな。
[本気かはたまた冗談か、
詐欺球片手に嘯いた。]
―境内から少し外れた林にて―
[祭りの囃子が、遠くで微かに鳴っている。暗闇から迫る手をそっと腰から放し、遥月は紅を纏った視線を流す。]
[襟をキリリと整え、汗ばむ左胸に刻まれた蝶の入れ墨を隠す。背後で未だ乱れた息を上げている相手に向き直った。]
………紅。
[己の人差し指で、暗闇の中にいる男の上唇を、]
いけませんよ、このままお帰りになっては。
[そして中指で下唇を、そっと拭う。]
許婚の居られる若旦那には、似つかわしくないお姿になりますでしょう…?
[祭囃子に紛れ] [呟きか] [投げかける声か]
[遊螺り] [振り返る] [薫る白粉] [桜の色香]
おや、兄さんも呪(まじな)い解けず難儀そうだネェ。
酒でも飲んで、気を紛らわせるかえ?
[コロリ] [軽やかな笑い声] [掲げる瓢箪] [とぷり]
[紅い男の向こう] [赤い少年] [碧は捉えニィと笑み]
今晩は、司棋の兄さんじゃないかィ。
随分と可愛いお連れさんだネェ。
[小首傾げ] [揺れる常盤色] [花飾りは枯れて]
[枯れた花] [揺れる様すら] [妖しく] [仄か香る]
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