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(どうでもいいけど、
いじめっ子ギルバート入ったらいいなーとは言ったけど
実際にはギル出演させてないよね?灰。)
[今度は扉に衝撃音。
騒がしくなって来た外に、鍵をかけておけば良かったと後悔した。
逃げ場所を探して顔を上げる。
少しだけ濡れたまなじりを乱暴にこすって立った]
キャロルー…
[涙声なのは、怒られたからとか、試験に間に合わない気がしてとかではなくて、今のキャロルの心境を想像してしまったからで]
…
[だからこそ余計、ここでごめんと言ってどうなるんだ、と二の次が告げられない。]
【無線通信】
まあ、僕が行ってもどうしようもないかもしれません。
とりあえず、コーネリアス君に任せても構いませんか?
[やがて建築工房に辿りついた。
先にいったコーネリアスの声が聞こえてきたので、キャロルの行き先がここであっていたことが判る。
入り口から中の様子を覗き、コーネリアスがキャロルに話しかけているようだったので、工房内に1歩入り、黙って様子を見守る]
[コーネリアスの声が聞こえた。
ため息をついて、目を閉じる。
感情を抑えられる自信がない。
他人に泣き顔を見られる事だけは嫌だった]
[しかし、他に言える事は何も無い。
時間だけが癒してくれるのだろう離別の痛みを
時間がない今、思い出させてしまったのだから。
胸が痛くなる。]
…ごめんねぇえ…
[ドアに額をこすりつけて謝る。
そして、鍵が開いている事に気がついたが、開けるのはなんだか申し訳ない気がした。
…が、顔を見て話さないと何にもならない。
IDカードを差し込みそっと扉を開けて、少し中に入る。]
[銀髪の侵入者をいつもより力なく、でも苛立たし気に一瞥する。
しかし、彼にかける声は静かだった]
あんたは本当に、終端の王を止められると信じてるの?
>>95
[ネリーにも聞かれた同じような問い。初めネリーに聞かれた時から今まで、暇な時はそれを考えていた。
確信なんて何も無いけれど、きっと何とかなる。
彼は曖昧に頷いた。]
止められると信じてるか…っていうと…わかんないけど。
あれが落ちた上で…生き残る方法は
あるだろうって思ってる。…色々考えてはいるけど。
[それを言えるか言えないか、が今の問題ではないだろうと、とりあえずは質問へ返答を]
(確信なんて何も無いけれどってどういう日本語?
…まあいいや、とりあえず概要でまとめておこう。
世界中の人を集めた時の面積って、そんなに広くないんだって。どこだったかの湖くらい。
そして「シェルター」自体は存在している。
エンディアの落ちる場所を特定できたら、そこから地球の裏側に、シェルターに入れない全人類の入れる準シェルターが作れるのではないか。
真裏なら影響も少ないだろうから、強度は低くてもいいかもしれない。エンディアが落ちて、ほんのしばらくで良い。窮屈かもしれない。
でも、ほんの何時間かの辛抱で生き続けられるかもしれない。
…。いや、シェルターにしばらく住む続けるんだろうけどね、シェルター組は。そこまで思い浮かばないコネ。)
落ちたら、シェルターに入れない人間はまず死ぬわよ?
自分でシェルターを作るつもり?
[何故彼は根拠の無い生存を信じる事ができるのだろう。
それは、現実からの逃避ではないのだろうか。
けれど、それを口にするコーネリアスは逃避しているようには見えない]
……あたし達は、シェルターに入る為に生まれて、育てられたの。
でも、シェルターに入らなくても生き残れるのなら、ここでこうして試験を受けている意味は?
さっさと外に出て、規制の無い沢山の知識を得て、研究した方がいいんじゃない?
[彼も、彼女も、キャロルが大切に思った人はもうここにいないのに、ここにいる意味はあるのだろうか]
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