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……あー。うん。大丈夫じゃないかな。
直に生き物と接触するいい機会です。
[こほん、と咳払い。]
いやなに、生物工学と生命情報科学の授業はどこまで受けたのかと思ってね。
もう、自習するくらいしか出来ないでしょ?
[痛みに思わず、握っていた柔らかい部位を手放すと、それはすぐ遠ざかっていく]
か、可愛いのに……!
強いのね……!
[猫がどう言う生き物であったか、キャロルはろくに覚えていなかった。ただ、目の前で動き回る猫を呆然と見守る。
やっぱり可愛いなと思いながら]
キャロル!?
大丈夫?
[思わず叫ぶ、というほどではなかったけれど、大きな声を出してしまった。猫は驚いたのか振り返って私を見つめる。気が立っているのだろうか、フーっと喉声が洩れていた]
……
[ある種、阿鼻叫喚の有様に再び蟀谷を叩いた。
保健室に向かおうかと足を向ければ、教官の問い]
何処まで、と言うと?
[曖昧な質問にやや首を傾げる]
何だ…?
そいつ、攻撃してきやがんのか。
大丈夫か、キャロル。
それから離れてろ。
[言うまでも無く猫の方から遠ざかって行ったらしい。
油断無くキャロルの手を引っかいた小さな獣の動向を見守りながら、捕獲するべく立ち上がる]
[やがて、手のつけられていない食事を載せた台車とともに食堂へ戻ってくる。]
………凄い騒ぎね。
[猫2匹に大騒ぎしている一同を呆れ顔で見つめ]
あ、リー、えっと、あとで顔貸してもらうね?
寝顔でも良いから〜。ね!
[ネリーに話しかけ、コレコレ、とスケッチブックを指差してから猫に近づいてみる。寝顔発言は、つまりは先に部屋に戻って寝てても良いけど勝手に中に入るよ、という意味で、年頃の男性としては大問題なのだが、本人にそのつもりはまったくない。]
あっ
[と、そこでキャロルの引っ掻かれた場所を見てしまって、自分の手、同じ場所をもう片方の手でぎゅっと押さえた。]
…猫…。痛い事するんだね…。
[しかし好奇心が薄れるかというと、そんな筈が無かった]
んー。困ったわね。
[唇に指を当てて私は考える。猫の気を引けそうな物……何か無いだろうか]
あ。コーネリアス、スプーン貸して?
[言うと同時にひったくった。親指と人差し指で摘まんで揺らしながら猫の眼前に近付けていった]
[何か思い出したらしい、携帯端末を片手にメールを送信。
送信相手はさっきと同じく、収容者全員とソフィー。]
『Subject:うちの猫について
ロシアンブルーの子がエリザベスで白いふわふわの子がヴィクトリアです。
可愛いでしょ。』
[かなり暢気。]
[かけられた言葉に、まだ驚いたまま、ネリーを見る]
う、うん。
痛いけど……大丈夫。
[気づけば、今度は猫が立ち止まって、ネリーを見つめている。
しっぽがぴんと立っていて、さっき触った柔らかいものがあんなにまっすぐになっている事が不思議だった]
…くそ、何でこんな凶暴なのが放し飼いされてんだよ?
[フーっという嵐の夜を思わせる音が小さな獣の喉から漏れて、逆立つ毛がその体を倍ほどに大きく見せた。
奴が狙っているのは、どうやらネリー。
しかし彼女は恐れもせず、スプーンを親指と人差し指で摘まんで揺らしながら、猫の眼前に近付けていった]
何か弱点でも知ってんのか?
でも…ナイスだネリー!
どういうわけか釘付けなってやがる!お陰で…っ
[猫のすばしっこさは殺された。
そしていかに体が大きくなったように見えるといっても、所詮小さな獣だ。
ナサニエルは自分の体ごと投げだし、覆い被さるようにして猫を抱きすくめる]
[ゆらゆら動く銀色の物体に気を取られた猫は、威嚇するのをやめてスプーンの動きを見つめていた。もう少しで手が届くと思った時――]
……ああっ、もう!
[ナサニエルが飛びかかる気迫に瞬前で気づいたのか、猫は身を翻した]
ん?
ここの収容所って色々置いてるから。
てっきりそういう施設もあるもんだと。
実験室を覗いてみたけど、そういうの作れそうな大きい培養層はなくてさ。
収容所の別の場所にはあるのかな、と。
[収容所を何だと思っているのか。]
[ナサニエルがどうやら猫と対峙しているらしい。
ナサニエルならば捕まえられるだろう、と
ほっとしたところで、ん?と首をかしげた]
…あれ?あともう一匹居る筈だよね…。
[しゃがんできょろきょろと見渡せば、食卓の下に縮こまる真っ白い塊。それと、目が合った。]
…はわー
[明らかに呼吸をしているらしい体の動きと、ぴくぴくと動く耳、ちょっとした風にも揺られる柔らかそうな毛。]
かーわい…
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