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[そして視線は常葉の少女]
妾は何も気にせんが――汝れが気にするのであれば妾は去ろう。
水を浴びたければいつでも来ると良い。
妾は今からもぐるがの。
[帯を解けば泉のほとり]
[衣脱ぎ捨て水面を歩む]
[泉の中程 歩みを止めて]
[するりと水の中に*沈んだ*]
修道女 ステラは時間を進めたいらしい。
おや、好く判ったネェ。
アタシァ面倒で手がかかる割りに後には何も残らない、開那の兄さんの厭う処の無駄を集めて出来ている様なもンさァ。
[現れる琥珀] [覗いて] [僅か弧に笑む碧]
生憎とアタシァ未だ未だ飽きぬからネェ。
欲張りだと、茄子の兄さんにも謂われたっけェ。
削いで捨てて開那の兄さんに残るは何え?
無と違う何が其処に在るのか教えて貰いたいネェ。
楽しみにしてるヨゥ。
他を巻き込まぬ折が好ければ何時でも着いて行こうかァ。
[赤鬼の姿、白水に真理を認め]
ふむ、青鬼は居らぬな。
代わりに…昨日の―香の君―か。
入れ替わり立ち替わり……。賑やかな事だ。
[去り往く] [遥月] [司棋] [見送り]
[白い手] [ひら] [ひら] [ひらり] [振り]
夜に呑もうネェ。
[白水の衣] [解かれ] [ニィと笑む]
白水の姐さんと違って生憎と人前で晒す気は無いんでネェ。
有難く借り受けるとするヨゥ。
[狩らん殺] [下駄の音連れ] [現れる万次郎]
おや、兄さんもお出ましかえ?
酒宴は宵と決まったらしいヨゥ。
昼間は鬼ごっこなんだってさァ。
さァて、ただとは謂わせないヨゥ?
この唇の御代は何で払って貰おうかィ。
[白い指] [ニィと笑む] [薔薇色の唇に添え]
[寄せられる唇] [微か触れるのに] [コロコロ笑い]
またネェ。
次に逢う時は、たっぷりとお返しさせて貰うヨゥ。
[言に似た下駄の音。
覚えのあるそれにゆぅるり目を向ける]
…嗚呼、そういえば其方も呪いの内か。
どうやら其方は狐の言は聞いておらぬか。
[言うも誰かが――恐らくは隻眼が――説明するだろうと。
それ以上の口は開かずに]
[香の君]
[その言葉に瞬く]
……それは我のことか?
万次郎じゃねぇかい。
気づいているともさ。ヒトを屠れと謂われたことだしな。
刀を振るう機会が出来たんじゃねぇか?
それともご機嫌取りが大変かい?
[緋の髪ゆらゆら揶揄含み。
真理の笑いに眼を向けて]
俺だって見せられんのは怪力くらいなもんさ。
岩でも割って見せようか。
二人でアラシ、豪勢なこったぁ。
ご期待に添えるかねえ。
司棋にも振らせてみりゃぁ楽しいかも知れねぇ。
[常磐色に体向け、片眉を持ち上げる]
夜は酒宴、昼は鬼ごっこ?
酒宴は解る。なんだ、鬼ごっことは。
我らあやかしに、ごっこもなにもなかろう?
それとも―紛れ込んだヒトの匂いを、其方も覚えたか?
[辺りを剣呑に見回し、そのままに常磐色を見据え]
そうだったなぁ、白鬼。
言葉は呪と謂うがねえ、まさかその通りになるたぁな。
鬼と鬼ごっこだ、やはり俺が鬼の先生かい?
[なんてなぁと笑う笑う。
水底に帰る白を見送り、琥珀の答えに破顔した。]
ははは、舞ってくれるか、そりゃぁいい。
さぞかしいい香りが漂うだろうよ。
酒も旨くなるってもんだ。
そのとおり。其方は戻れずとも不便は無さそうだが…。
狐の言とな…其れは知らぬが、ヒトの匂いくらいは見当がつく。
[瞬く琥珀色に頷く。緩と首を捻り]
名を聞いた覚えが無かったものでな。
我は、万次郎と呼ばれておるよ、香の君。
[相手の問いを肯定し、重ねて呼ぶは勝手な名前]
[揺れる紅の髪] [攫う春の風]
[解れた常盤] [白い指がかきあげ]
岩を割るなら片付けが楽な処でしと呉れヨゥ?
主様の祀りに散らかしたら御狐様が五月蝿そうさァ。
司棋が一番強かったりしてネェ。
今宵も連れ立って打ちに行こうじゃないかィ。
[万次郎の様子] [瞬いて] [小首傾げ]
芸者遊びに命がけの道楽で鬼ごっこなんだってさァ。
気付くも何も、今朝方には御狐様から聴いたヨゥ。
…それは確かに面倒だ。
[ゆぅるり、息を吐き]
刹那の愉しみを望むのならばそれも良い。
我は飽きた、それだけのこと。
末に残るは我にもわからぬ。
成ってみればわかることだろう。
…ところで、幾度か聞いたが。
『茄子』とは何ぞ?
茄子の妖でも在るのか?
[問うその脳裏には何やら珍妙な図が巡っているやもしれず]
なれど此処は祭りの場。
他が居らぬ場所なぞまず在るまい。
見せらるるは祭りの終わりやもしれぬな。
アタシと司棋を主様の供物にするってェネェ。
嗚呼、恐い、怖い、強いネェ。
[詠う様] [囁く声] [楽しげ]
[隻眼の破顔に返るは苦いもの]
さて、其方らの望むようなものが舞えるとも思わぬが。
過度の期待はせぬよう。
[手は知らずまた扇に触れる。
懐の内、取り出しはせぬが]
[首を捻る万次郎に瞳は細められ]
…我は開耶。
名乗らなかった我にも非は有ろうが、その名は止せ。
[落ちる息。地に触れる前に消え]
先にも言ったが、我は人は好かぬ。
この姿は不満だ。
其の面倒が楽しいンだヨゥ。
[きっと] [付け加え] [また笑う]
静かを好むなら其れも好いとは思うけどネェ。
アタシにそう見えるだけとしても今の開那の兄さんは寂しそうさァ。
面倒につき合わせてやろうかと思っちまうヨゥ。
嗚呼、茄子の兄さんは藍いのさァ。
林檎飴の赤と混ぜて紫、茄子の色ってネェ。
きっと其の内からから笑いながら出てくるヨゥ。
[瞬き] [琥珀見詰め] [息を吐き]
アタシァ気が短いンだァ。
鬼ごっこも始まるらしいし何時消えるか先の事なンざァ判らないのに、そんな先の話をされても駄目って謂われてるのと変わらないヨゥ。
[―――我は人は好かぬ。]
当然と謂えば当然だけどネェ。
アタシァ嫌われちまってるかィ。
嗚呼、淋しい、寂しいネェ。
悲しくて、哀しくて泣き出さない様に、今だけ味わおうかネェ。
何も謂わねば判るまいさァ。
暴かれれば厭われようも、其れは矢張り今では無いネェ。
こうして過ごすこの時を楽しまぬと、アタシには何も残らないからネェ。
片付けかぁ、面倒だなあ。
御狐様に喧しく謂われちゃぁたまらねえからなあ。
しかし他に芸がねえな。
[強いかもねと例えを出され、
犬と少年思い浮かべ]
無欲が一番強ぇって謂うしなあ。
有り得ない話じゃねえ。
よおし、司棋も引き連れてご一行様といくかあ。
[琥珀のため息、笑って飛ばして]
難しく考えんじゃねえよ。
舞うことに意義があんのさ。
楽しみにしてるぜえ?
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