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[顔色が僅か戻るのを認め
ぺしりぺしりと手の甲の方で額を叩く]
ではこのような所で猫のみに見つかれば良いのか。
[藍の瞳は司棋をひと睨み]
良いか、お前さんはわっぱじゃ。出来ぬ無理などするでない。
あちらもなにやら騒がしい。様子を見てくる。
わっぱは休むか歩くか?
[喉の奥から笑い声を響かせ愉しげに笑う喰児に]
ふうむ…頼もしいこと。
どうやら食べるためでもなく、狩るために妖を殺せるような人間の狩る者の存在をも、おぬしを震わせるには足りぬと見えるな。
[白水までも怯えるでもなく、くすくす愉しげに笑う声を聞けば急に、肩に食い込ませる己の指が恥ずかしくなる。
ゆるゆるとそれを外しながら、命がけの鬼ごっこと嘯く喰児に首を傾げて]
しかし…どのようにそれを見分けるかなどの、心当たりでもあるのかのう。
何せ喰児のように鬼の身であろうとも、いやいや奴こそ真に鬼の如き存在狩る者よとばかりに、あたりをつけて追うたは良いが間違いじゃったでは、そう面白い事にもなるまいからな。
[命の様子] [眺めて] [ニィと] [笑み深め]
[赤鬼の大きな手] [奪う瓢箪] [くぃと煽り]
異形がどれで人間がどれかなンざァ興味無いけどネェ。
誰と誰が遣り合おうが命懸けの鬼ごっこってェだけさァ。
[甲でぺちりと叩かれ眼を丸くして]
…だって…猫になんか…
僕だって子供じゃない…。
[ぼそりと呟き。離れようとする青司の着物をつとつかみ]
…行かれますか?
[いつの間にか戻った片方の蒼。
爛、と光り、青司を見つめる]
厭なら着いて行かねば良いだけさァ。
如何しても駄目なら夜斗が助けて呉れるだろゥ?
アタシァ遊んで呉れるみんな好きだヨゥ。
今宵お気に召したは開那の兄さんかネェ。
喰児を喰って茄子の兄さんと遊ぶも逆も楽しそうだが、さて司棋の兄さんから王子様を奪うのも気が引けるしさァ。
あやかし仲間に狩る者か――
舞も宴も楽しませてもらったがゆえに――やはり難儀じゃな。
[関わってしまえばろくなことはない]
[けれど][それゆえに][笑みは深くなるのだろうか]
見分ける力――か。
事前にわかれば最低限の殺生で済むであろうに。
[口元に当てた袖][当てたままに思案の色]
[まだ酔いの残る、潤んだ眼をむけ]
実は先程の香で酔ってしまいまして…。
しかし一人眠るのは少し心細く。
僕が眠れるまで、いて頂けると嬉しいですよ?
[ふわ、と首に手を回し、酔いと艶の篭った目で見つめ]
それに、まだ水が、たりないのですが…
[小さく、口付け]
鬼ごっこ……
嗚呼、そういうことですねぇ。
目隠しをされ、頼り無きまま「鬼さんこちら」……。
[唇の紅をぺろりと舐める。]
……嗚呼。死の鬼ごっこ。
主よ、あなたはわたくしに、宴の仲間を殺して喰らえと申されますか……。
[身体に走る毒液が、どくんと小さく波打った。]
/*
そう謂えば今日は誰が占われたんですか?
万次郎が占い師で良いのかしら。
霊能者もありえるけど如何かしら。
名前名乗らないけど占って呉れると楽しいんだけどなあ。
RP村で狼だから吊りなんて詰まらん事はせんでしょうし。
とは言え早目に墓下行かないと速攻決着か。
…ふふ。
[常磐のひめが恐い怖いと呟いても、その物言いではそれほど大事ではないかのに聞こえるのうと、少しだけ緊張が解けて笑う。
面白い奴らばかりだからそれなら人でも構わないと言う喰児に、害をなさぬヒトならば当然わらわも存在を許そうものよと笑いかけようとして]
……。
[その喰児の口の端からは、四本足でも二本足でもとの言葉通り、何でも噛み砕けてしまえそうな鋭い白が見え隠れ。ごくり生唾飲み込んだ。
続く真理の言葉にもやはり、まあるい眼をニ、三度瞬く]
鬼ごっこにならば、わらわも自信がある。
じゃが命がけのそれを、そう言うてしまえるか。
うん、常磐のひめよ…おぬしも中々腹が据わっておるようじゃな。
[負けてはいられぬと握った袖の中、拳を握る]
[すくり][席を立てば]
¨鬼ごっこ¨は始まった。
わらわは今一度泉に帰る……。
[――禊をしに行くのだろうか]
[ふらり][ふらふら] [*泉に向かう*]
[ふわり、首元に回される手]
[蒼の目に――囚われては]
[ゆらり、頷くのは己の意思か幻惑か]
…ああ、良かろう。
[とすり、凭れる大木の幹。ずるり落ちて]
水は嫌いじゃ……
[ぼうとした藍の目のまま、司棋の袂を掴み口付けを返すか]
【中】
ヤバイ。これじゃあただのド変態だwww
(なにを今更…)
変態描写減らそうかなぁ……。だが、殺害方法が既に変態だ。orz
目隠し鬼かえ?
手探りで一突き鬼が鬼を殺すかィ。
[はらりはらはら] [舞う薄紅] [未だ潤む碧]
厭だヨゥ、命の姐さん。
アタシァ臆病者さァ。
[言葉と裏腹] [コロコロコロリ] [軽やかな笑い声]
刹那に生きるアタシにゃ今しか無いからネェ。
未だ咲き乱れても居ないのに散るのは詰まらないじゃないかえ?
[青司より口付け返され嬉しそうに微笑んで]
僕が眠ったらどうぞ遠慮なくお戻りを。
今は青司様を縛る気は全くありませんので…。
[頬に口付けを落とすと、胸元へ頭を預け。
暫く後、小さな寝息が*聞こえるだろう*]
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