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[自室。電子音とともにちかちかと点滅してメールの到着を知らせる携帯端末。
それを手に取り、ぽつりと]
………いよいよね。
[身体が震えた。気を静めようと大きく深呼吸をしてから、表情を引き締め食堂へ。]
[収容者達の前でも通信できるように、コードレスタイプのイヤホンを耳に]
【携帯端末】
お疲れ様です。私も今向かっているところです。
[そこへ、ナサニエルの暢気な発言が聞こえ]
………。
[脱力]
[無線を通じて、ナサニエルの発言を聞いている。
思わず、苦笑せざるを得ない。]
……ペアで選ばれるなんて話、しましたっけ。
まあいいか。……いいのか?
[ぼそりと呟いて。]
何にせよ、クセのある子達が残ってしまったようで。
[微苦笑。]
僕は別に、誰が残ろうが興味が無い。
[携帯端末に届いたメールをチェック。
深緑の瞳は眇められ、足は食堂へと向く]
行くとしようか。
男女で2人残すなんて話は聞いてないわ。あくまで1人、例外的に2名だったはず。
んー、自室でちらほらと休憩室の会話を拾っていたけれど。
ラッセルの種の保存からそういう話に発展したような。
たしかにね。
それに、みんな一長一短だわ。……苦労しそう。
>>27
[努力は認めるという言葉を喜んで良い物か悪い物か。うん、と曖昧に頷いたりし。どこかへ行ってしまいそうな様子には慌てて]
ま、まってまって
[追いかけようとして、最後の言葉には背筋を伸ばした。]
>>29
ひゃあっ!
[唐突の現れにびっくりしながら、その話を聞いて、
男性については苦笑しながらもうんうんと納得した。]
女の人は…私はちょっとわからないかも。
>>28
[…ふと、無いようで有るポケットから音楽が流れる。アーモンドチョコレートのワルツは、メール受信の音。慌ててチェックして。]
重要な…。
[もうテストなのかな、と口をとがらせた。]
[面倒なので、腕を払い退けられてもめげることなく、ラッセルが確認しているのを後ろから覗く]
じゅうようなお知らせがありま、す。
しきゅう、食堂まであつまってください……と。
ふぅん…
[送信主はヒューバート。
ナサニエルはヒューバートを冗談の上手い奴だと思っていない。
これまで彼がこういうメールを送ったときは大抵、始まりを意味していた]
「皆さん、美味しいケーキができましたよ」
…なんてぇのじゃ無いんだろうな。
[は、と空を仰ぐ]
もう随分減ったんだぜ…
今からここの全員でシェルターに入る準備をしますってのだといいんだけどな。
【携帯端末】
まったくです。
まあ、クセがあるならあるなりに対処のしようもあるでしょう。
そろそろ僕の方は食堂に到着します。
……多人数を相手にしたスピーチは、やったことがないのですが、ね。
[どうしたものかとため息をつき。]
【携帯端末】
……ああ。
昨日作っておいたベリーのタルト。
出しておいてもいいかもしれませんね。
[端末を入れっぱなしにしたまま、呟いて。
確か厨房の冷蔵庫にあったはずだ……
ナサニエルに食べられていなければ、だが。]
(…明日早いから1時に寝ようかと思ってたんだけど。
無理かし、ら。無理よ、ね。
栄養ドリンクと目覚まし時計三つ。)
【携帯端末】
私はもう少しかかりそう。
みんな集まっているようなら、はじめてしまって下さい。
……まあ、今回は最終選抜の告知ですし、要点のみでも構わないような。ブリッグス先生がみんなに激励の言葉を贈りたいなら止めないけど。
[悩める様子にくすくす笑い]
[トレーニングを終え、自室で着替えていると携帯端末がメールの着信を知らせた。
シャワーで濡れた髪を乾かしながら、至急とチェックの入った内容を確認する]
大事な話、ね。
[まだ濡れた髪を強引に結って、キャロルは部屋を出た。
食堂へ]
[無線端末は繋げたままポツリと]
……ナサニエル、そうしたいのは山々なのよ。
[気を取り直したように努めて明るく]
タルト!
それは楽しみだわ。
……さしずめ激励会ってところね。
【携帯端末】
その手の語彙が不足しているのはご存知でしょう?
ううん、気が重い。
せめてもう一人、口の達者な方を残しておいてくれれば。
[ぶつくさ言いつつも、覚悟は決めつつあるのだが。]
【携帯端末】
押し付けちゃってごめんなさい。
フォローしますから。
さて、私も食堂が近づいてきました。
[彼がまだ食堂に到着していないのならば、入り口で出会うだろうか]
――自室――
[ドアがノックされ、向こうから馴染んだ声が掛けられた。入るよ? という言葉とIDカードの認証音が連続して、私は押しとどめるタイミングを失った]
『大丈、ぶ……って。大丈夫じゃないみたいだね、ネリー?』
[声の主は隣室のメイだった。彼女はほんの小さく溜息をつくと、つかつかと私の方に歩み寄ってきた。少し怒ったような、心配したような表情とともに]
『……ひどい顔、してるよ?
もう、そんなん……と。
どうしたのかな。なにがあったんだろ?』
…………。
[足元に屈みこんで見上げてくる瞳には純粋ないたわりと心配の色。悟られたくなくて私は目を逸らした]
『話したくないなら、聞かないんだけどさ。でもね――』
[そう言ってメイはカーペットの床に座る。三角座りにした背を私の脚に持たせかけた様子はまるで私の意など介さないよう。けれど膝を抱えて壁を見つめた彼女から放散される感じ(フィール)は、紛れもなく私を気づかうものだった]
『――あたし、さ。
ここ、出ることになったみたい。
だから、あたしが話すよ。
聞いててね、お別れになるんだし』
[声も言葉もはっきりとしていた。疑問符の余地など入らないくらい。
そして、彼女は語り始めた。これまでの記憶や、思い出の数々を]
――自室――
『――最初にネリーと話したのって、10年以上前のことだよね。
遊戯室で。あの時居たのはステラ先生じゃなかったかな』
[頷いて、思い起こした――
「あなたたちに個人名は“与えられて”いるけれど、家族名は無い。けれど、だからこそ逆に、自分の好きなものを選んで付ければ良いのだ」――と。
初めて自分で手に入れたもの。それが名字だった]
『うん、そう。先生が言って。
あたしは花が好きだったから【Flower】の単語札を選んでさ。
他の子たちも思い思いに選んでたっけ』
『ネリーはずっと単語札、探してたよね。手伝ったの憶えてる?
ないないないー、って言って、ネリー、泣きそうになってた』
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