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[離れた位置からキャロルの声が『彼』に届く。
顔は向け辛く、外した帽子を何気無い風に被り直して]
[間でメイに告げた、逃げ出さない理由。
ニンゲンを傷付けるのが嫌いと云うのも嘘ではなかったが。
一番の理由は、彼らの安息の為だった。
『彼』が逃げ出せば、当然騒ぎが起きる。
その影響が彼らに及ばないとも限らない。
――言い出せるわけがない理由だったが]
『……ま、そうだろうなァ。』
[ハーヴェイの言葉に対し、ギルバートもまた軽く笑みを浮かべる。]
『人狼にとっちゃ、そんなことは日常茶飯事ってヤツだ。昨日仲良くしてくれたニンゲンが、今日は俺達に刃物を突き付けて身構える……。俺達の遭遇していた光景なんざ、だいたいそんなモンさ。
ある場所に居られなくなったら別の場所に移る。俺達は一生、流浪の民。信じられるのは仲間だけ……だから、また別の場所で、俺達のことを知らないヤツらに紛れて、息を潜めて暮らすだけだ。』
[ギルバートは、リックの頭の上にポンと手を乗せた。]
『ま、コイツら兄妹に、幼い頃からそんなツライ思いさせずに済んだのが幸運だったかな。』
ふぁ〜あ
[大あくび。
リックとの戦闘による体の疲労と
ローズマリーのことを思い出してこみ上げてきた恐怖感、
そしてどうやら事件は悪くない方向に
解決しつつあるらしいという安堵感。
それらがない交ぜになり精神的に限界を迎えた。
ふっと糸が切れるように再び*意識を失った*]
>>74
そか。人も殺さない甘い人狼だと思ったが、考えも甘いわけじゃなかったっぽいな。
[ギルバートの返答からわかっているなら問題ないか。という風で]
ま、異端は排除されるってのが人間の社会みたいなもんだ。しゃあねえよな
[と、特に同情など見せずにいる…『人狼』はとは言わず『異端』はといったのは、それは暗に自分のことも指していて……]
とりあえず好きにしろや。
俺にに害がなければ特に俺は妨害する気はないから。
……人を殺さない人狼…あんま聞いたことないけど。ありじゃね?って感じだしな。
[と結局軽い調子で、でも...の飾らない言葉だった]
[そしてゆっくりと惜しむように唇を離す。見つめ合い、照れてはにかんだ。
落ち着くと、徐々に聞こえてくる周囲の声、音。
どうやらいつのまにか結界が解け、扉も開いているようである。
いまさらながらまた顔を赤くして、ぱっとラッセルから体を離した。
体を離した拍子に、床に置いていた魔法書に指先があたり、それを小脇に抱えて立ち上がった]
……いこう?
[微笑みながらラッセルに手を差し伸べ、彼が立ち上がるのを助ける]
[軽い調子でどこか悪態をついた風のハーヴェイに、ギルバートは答えた。]
『んー…。まあ、そんなにニンゲンを襲おうというモチベーションは無いし、何よりうちの子ども達が皆に迷惑掛けたからなぁ。特に危害を加えるつもりは、俺には無いかな。人狼七斉みたいな過激派と俺達の一族はまた違うし。……なぁ、キャロル。』
『ええ。本当に申し訳ないわね、ハーヴェイ君。……今までの欠席はチャラにするかどうかは別として……』
[キャロルはにこりと微笑んだ。]
『……って、オイ……』
>>77
[再び意識を失ったグレンを慌てて支え、不安げに顔を覗きこんでみれば]
…おっと!寝てる…だけか。良かった。お休みグレンさん。いい夢見なよ。
[静かにソファーまで運んで毛布をかけておく。
それから耳にしたハーヴェイの声にぎょっと立ち上がり]
「扉はもう開いてる」?…そうなのか!?
[ばっと立ち上がり扉に駆け寄る。恐る恐る押すと――]
…開く!
[広間の中の者達に振り返って]
出られるぞ、俺達…!
[だがハーヴェイの里については知らんなという声が聞こえて、その嬉しそうな顔も沈み]
とりあえず人狼には聞けるものなら聞きたいな…里を、どうする気か。
[人狼はどこに居るんだと呟いていると、先ほど押した扉がすっかり開ききり、その向こうに――]
あ。
[そこに居た。リックもウェンディも、鏡の中で見たギルバートもキャロルも。いつの間にかハーヴェイもそこに居て話している]
さて…人の心配なんてしている場合じゃ…いや、厳密には人じゃないか
[と一度苦笑し、一度己の行動を振り返る。ひっそりとしていたつもりでありながら、派手に動いてしまった部位やらを…でも仕方ない。人を殺さない人狼というのに興味を抱いてしまったのだから。]
しゃあないとはいえ、ん〜
[そして、周りを密かに見渡し、悪くなかったな。ともう一度苦笑して…密かに...は去る決意を…]
『……ま、後は学園の判断次第だな、こりゃ。学園が俺達を排除するって言うなら俺達は黙って別の場所に移り住むだけだ。』
『そうねぇ…。ここの教師も悪くない仕事だったけれど、仕方ないわね。』
[両親が相談する様子を見て、リックは肩を落として呟く。]
………ごめん。
オレ達がニンゲンに、バレちゃったから……。もうここには居られなくなったんだよね……
[リックが肩を落とすのに、少女も両親を見上げ、そして俯く]
……ごめんなさい、お父さん、お母さん。
[正直に話して助けてもらうべきだった。
少女は後悔し、反省して肩を落とす]
[『彼』は間を出て行く皆を見送る。
これからも永い時をここで、あの鏡を通して仲間たちの様子をただ見届け続けるだけだろうと思っていたのだが。
あの二人に見付かってしまった以上、そうはいかないだろう。
【『彼』が訪れる前から殆どの施設が整っていた】この空間。
まだ『彼』が解明できていない部分も多々有りはするのだが]
「…いつの間に、こんなに寂しがりになったんだろうな」
[仲間たちと共に。それを選んだ自身に苦笑して。
『彼』は漸く、『扉』の外へと]
>>85
[俯く顔をふいに上げた]
「オレ達がニンゲンに、バレちゃったから、もうここには居られなくなった」
それがどうも、よく分からんな…
君ら、人狼として俺達に何かしたっけ?
戦闘状態に陥ったりもあったが、どちらかと言うと追い込まれた状況的に仕方なくといった感じで…
自ら人間を食い殺そうとしたりとか、全然無かったじゃないか。
俺思うんだが、守護者の里が人狼を敵とし、人間に害なすその存在に立ち向かうことを目的とするなら…
その人狼自身が、俺達に人狼への対策を教えてくれたなら、それほど素晴らしい教師は他にいないんじゃないかと。人間に危害を加える気のない人狼なんて、それこそ最高の人材だ。
だから…一緒に住めないのか?
学園長にも、里の奴らにも話して、説得してさ。
これからもこの里でずっと。
[ギルバートは、自分の子ども達の頭にポンと手を置いた。]
『…いや。こんなことが無かったら、ナサニエルと俺達は一生再会することはできなかった。そういう意味では、お前達に感謝しなくちゃな?
……ま。その前に謝っておけ。皆に迷惑を掛けたのは事実だからな。』
[リックは皆の方を見て、おずおずとした表情で頭を下げた。]
みんな……ごめんなさい。
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