情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[夢中で仔猫を甚振る少年] [向き直るのにコロコロコロリ]
[ひらり] [ひら] [ひら] [赤黒の華咲く沫絞りの浴衣の裾]
[黒き蝶] [現れ] [悶え苦しむ仔猫の回り] [飛び回るか]
嗚呼、居るさァ。
紅ァい紅ァい血も綺麗だが、こン炎も綺麗だネェ。
命の姐さんの魂をお呉れかえ?
やれやれ、稚魚か。
鯉に成るか鮒になるか。少しばかり楽しみよのう。
万次頼るなればしっかり見ておくのだな。
任せきりでは何処に流れてゆくか判らぬままじゃぞ。
[さらりと顎撫でる手は傷だらけのまま
月の顔覗いてからから笑う
カラコロ下駄音、そちらを見れば白の姿に薄く笑む]
かっかっか。赤鬼青鬼の約束賭けての約束事よ。
ふむ、白にも約束ひとつふたつ在ったな。
赤鬼に腕でも食われれば絵も描けぬ。
ひとつさきほどの約束果たすか?
猫の魂なぞ足しにもならず。
捨て置くだけですゆえご所望ならどうぞご自由に。
[夜斗は命の喉笛食いちぎり、血が噴出すが、蒼い火と紅い血はそれはそれは鮮やかに]
そうかィ、其りゃさぞ難儀だろうネェ。
怒り冷め遣らぬならもう少し此ン侭にしておくかえ?
[小首傾げ] [ニィと笑み]
でももう魂が喰らいたくて我慢出来そうにないヨゥ。
―現在―
[いつからか
相もかわらず宴の席に。
童一人欠けた宴の席に。
月の問いには ぼぅ として一呼吸おくれた返事を]
あ、…―――ああ。
昨日の明け方、狩るモノが一疋視えた。
…――…司棋―――、彼奴は狩るモノ。
其方等に確かめる術は在るまいが、我は確かにそう視たのだ…。
[僅かに沈んだ表情で、懐より盃を―――]
[返事も待たず] [黒き蝶] [仔猫の胸元に張り付き]
[途端] [仔猫倒れ伏し] [猫の姿へと戻るだろうか]
さァ、漸く魂が喰えるヨゥ。
[舞い戻る蝶] [白の手伸べ] [そぅと引き寄せ]
[黒き蝶は白の太腿へ戻り] [持ち帰った魂] [薔薇色の唇寄せ]
ほとんど上では行き違いだったけれど、改めて、命お疲れさまでした。
あたしの時は、たまたまこちらで書いた事と、地上の二人の書いた事がシンクロしたりしたから、
けっこう助かったなぁ。
[目覚めし蝶] [白い肌を舞い] [眼窟を覆うに] [眼帯の如く]
[遊螺り] [翅揺すり] [白の面に蠢き] [薔薇色の唇] [戦慄く]
―――嗚呼、嗚呼…
[黒き蝶] [眼窟の闇] [解かす様に] [妖し光灯す]
[深い深い] [底知れぬ] [闇色の眼] [創り出すか]
約束を賭けた約束事――妙なことを言うのぅ。
まぁ、愉しそうなのは良いことじゃ。
[首を傾げて藍を見て]
約束事か――
[少し思案顔][瞳の緋は一瞬暗くなれど]
[いつものような笑みを出せば]
それも良いのぅ。
今宵は宴の気分でもないからのぅ。
[手に持つ魂] [ひとつ] [揺ら揺ら] [揺らめいて]
[眇める双眸] [碧と漆黒] [弧を描き] [妖しの光]
命の姐さんの魂は要らぬかえ?
夜斗は魂喰らうかネェ。
[小首傾げ] [夜斗を見遣る]
………稚魚。
[ピクリと眉を動かし、青司を凝視する。]
ええ、ええ。
所詮わたくしは男にも女にも為れぬ半端者。お好きにおっしゃればよろしいでしょうに!元より揶揄され石投げられるがわたくしの運命。それを良しとして何が悪い!
貴方様にわたくしの運命を馬鹿にされる筋合いなどありませぬ!
[怒りで唇はわなわなと震え、歯をギリリと強く噛む。]
……嗚呼、口惜しい。憎たらしいことこの上なし。
貴方なんか、殺し合いで死んでしまえばいい!!冥府で己の愚かさを恥じればいい!!
[杯を地面に叩き付け、肩をわなわな震わせて居る。]
いえ、腹の足しには出来ましょう。
用が済みましたら夜斗にも適当にくれてやってください。
次は…誰を食らってやりましょうか…
既に僕の面は割れました。
誰でも、同じでありましょうから。
[ぐるり面々見わたして]
我を信ずるならこの宵の明けにもまた一人、判ろう。
狩るモノであるか否かがな。
とまれ…酒を。
[童の欠けた訳をどこから聞いたか。
それでも呑むのは、弔ひのため]
[聴こえた万次郎の声]
[すいと緋色を細めて]
――……司棋、か。
[寂しそうな緋で][それでいて冷たい緋]
[発した言葉はそれきりに][万次郎へと一言言うは]
情報一つくれたお礼に妾も情報一つやろう。
信ずるかどうかは汝れの自由。
蘇芳は笛から出でた付喪神――まごうことなき妖しじゃった。
[チラリ][視線を赤鬼へ]
そこな赤鬼も妖しじゃと言うておったようじゃし――
妾を信じる必要はないが蘇芳が潔白だったと知ってくれ。
喰って千切って契って散る。
浮かぶは赤い霞か黒い霞か。
咲く花は何となろうなぁ
[赤鬼の顔見てくつりと笑い。
首傾げる白に視線戻す]
愉しや愉し。赤鬼青鬼仲良く愉しじゃ。
さて、そうさの。幻映りて宴の見世物、と云うには面白くなかろうて。されば泉にでも行くかのう。
[赤鬼向いて]
さてはてお前さんと呑む酒はまたお預けじゃ。
先に少し白と遊んでくるわ。
猫の身体ひとつで夜斗の腹ァ満ちるかえ?
アタシァ肉は要らないヨゥ。
夜斗が喰いたいだけ喰らうと好いさァ。
[白の手の上] [白に淡い若葉色の灯る魂] [ひょいと夜斗へ放り]
さァて、誰が好いかネェ。
司棋の兄さんを狙うンなら万次郎の兄さんでも好いヨゥ。
司棋の兄さんが他に誰か狩りたい奴が居りゃそっちを狩ろうかィ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新