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[激情のみがそれを阻み、がくがくその大柄な体を揺さぶろうとする手が万次郎の襟元を乱れさす]
そうしてわらわの居らぬときに、そっと取り出しおぬしが独り占めで愉しもうと…
でなくば、ただ三つの盃のうちに“面白いもの”が消えてしまうことがあろうか…ああ、口惜しや…!
…覚えておろうな。
酔うたら、喰らうのはわらわの方かもしれぬと言ったこと……怒らせてもそれは同じぞ!
[涙に濡れた目尻をきゅっと上げて、掴んだ襟の胸元に寄せた口から歯を覗かせる]
あの甘い痺れを再び、舌に感ぜられるならば…
おぬしの血を通してでも、わらわはいっかな構わぬのじゃから…!
[血を噴き出させて啜るための鋭い歯が、脅すように万次郎の首に付けられ――…しかし強く上下の歯が噛合わさるより早く、くたり身から力が抜ける。
またたびは狂おしく飽くない渇きを、そして酒が深い眠りをメイに*もたらしたようだ*]
[涙は止まることなく溢れ出す。目尻の紅はすっかり流れ落ち、涼やかな青年の眼が覗く。]
『は、づ、き』………
[大きな渦に飲み込まれぬよう司棋の身体を抱き締めて、ひとつの名をうわ言のように繰り返す。司棋の髪に目をやると、頭の中で抑えられて居た筈の記憶が蘇るようで、ほどなくして「遥月」は酷い頭痛と眩暈に襲われる。]
[やがて「遥月」は、司棋の身体を抱き締めたまま、途切れるように眠りについた。理性的で、清廉な男の表情を浮かべて――*]
佳い夢見てるンなら何よりさァ。
[青鬼の置き土産] [瓢箪煽り]
茄子の兄さんと死合いした喰児となら鬼ごっこも楽しそうさァ。
ただ茄子の兄さんの頭ァ無いとアタシァちィと困るからネェ。
アタシもだけど赤鬼青鬼も未だ未だ本気が足りないヨゥ。
[金色宿す鋭き光] [見据える隻眼の碧] [奥に蠱惑の光宿し]
褒めて呉れるなァ、嬉しいネェ。
[噛み付く振り] [白の指] [そぅと赤鬼の唇に置き]
誰にでも触れる易いもンで触られると腐れちまうからネェ。
そうだなぁ。
[朧月夜の真ん中でアヤカシどもの宴は続く。
戯言遊びか本気の言か]
墨塗れかも知れねぇなあ。
相棒は墨絵で来るだろうからねえ。
そんじゃぁ頭残しゃぁいいのかい?
[本気が足らないそう謂われ]
ははあ、もうちぃと血眼にならねえと駄目かあ。
まだ血が要るかねえ。
[蠱惑のいろは心地よい。
赤鬼の髪がざわりと揺れる。
ふっと置かれた白い指、あてられたまま笑いの形]
腐れはこっちの不手際かい?
安く見られたもんだなぁ。そんなら清めてもらおうか。
青鬼ァ頭まで墨に戻っちまったりしてネェ。
頭ァ残りゃ茄子色の頭抱いて咲き乱れようかィ。
[コロコロコロリ] [軽やかな笑い声] [戯言か] [本気か]
血も足りなけりゃ心も足りぬ、刹那に遊ぶにゃ本気じゃなけりゃ詰まらないヨゥ。
[指先に伝わる] [口許動く感触] [すぃと笑みなぞり]
清めは白水の姐さん辺りに頼んど呉れヨゥ。
戯言一つ吐けぬ程に身も心もアタシで埋め尽くされたら触れると好いさァ。
其ン時がアタシが喰われて喰らう時だヨゥ。
【中】
うう……まずいw
ホントは出すつもりが全く無かったRPが、表に顔を覗かせてしまった……orz
といいますのも、今回の「遥月」は、審問1509村のハーヴェイ(=橘)の半リボーンキャラだからです。とはいえ明確にそうしたかったのではなく、あくまでイメージとして……という予定だったのですががが。
淫靡で開放的で両刀でド変態な「遥月」とは異なり、1509村ハーヴェイ(=橘)は理性的で清廉な男性だったので、遥月の豹変ぶりを表すには良かったんだけどなぁ……ヤバス。
人殺しの罪を犯した1509村ハーヴェイが夭折したらこんな感じ……ってイメージで描いたのが災いしたか。
ううっ。今後の建て直しが大変だーwww
ならびに、シナリオ内での説明も必要だねぇ。困った。
/*
本当に酷い女だと自分で思います。
ノリと勢いとパッションだけで出来てます。
くーちゃん振り回してごめんなさい。
それぁまるで墨櫻だなぁ。
[墨がゆらゆら相棒の姿をふと想像し]
あぁ、こいつぁ悪かったなあ。
遊びも刹那も本気じゃねぇとなあ。
[目の前唇弧を描き]
白水に泉を借りて
血の匂いも洗うかぁ。
息も出来ねぇくらいに囚われちまえってか。
碧相手ならそれもいいさぁ。
[常盤の髪をひとつ梳きすいと体を離して胡座をかいて]
酒が足りないなぁ。
[緋色が額に落ちかかる。
*いつか夢に沈むだろうか*]
血の香りは好きさァ。
でも他の奴の匂いのする奴に触れられるなァ御免だヨゥ。
赤鬼ァ女郎蜘蛛の腹の中におさまるかえ?
[触れた指先] [そぅと薔薇色の唇に寄せ] [小首傾げ]
[大きな手] [撫ぜられ] [揺れる] [常盤色] [雛罌粟の花簪]
林檎飴が喰えなくなった今ァ喰児は甘露な魂貢いでお呉れかえ?
[青鬼から碧鬼] [碧鬼から赤鬼] [瓢箪胸にやり]
[遊螺り] [立ち上がり] [番傘] [くるうり] [舞う薄紅]
そろそろ咲き時かネェ。
[呟き] [しゃなりしゃなしゃな] [紅い番傘差して]
[カラリカラコロ] [下駄の音響かせ] [*何処ぞで暫し休息か*]
遊ぶンなら誰を狩ろうネェ。
茄子の兄さん本気にさせるンなら白水の姐さんも面白いかィ。
[カラン] [コロン] [苺色の鼻緒] [紅い袂揺れ]
誰も彼も未だ未だ本気にゃ遠いネェ。
あの朴念仁が何処まで本気になるか見ものだヨゥ。
本気も本気の鬼ごっこが出来るンなら楽しいだろうネェ。
[コロコロコロリ] [軽やかな忍び笑い]
刹那を遊ぶにゃまだ足りぬ、さっさと本気に成っと呉れヨゥ。
[紅い番傘] [くるうり] [月夜に映る] [蜘蛛の巣綺羅リ]
[乾いた血の紅] [てらてら] [赤黒の染みと成り] [傘を彩り]
色恋沙汰より死合いさァ。
[ひゅうい] [白の手振り] [木の枝へ] [落ち着き]
[たたまぬ番傘] [柄を肩に] [俯き加減] [揺れる鼻緒]
[片膝立て] [顎乗せて] [さらり流れる] [常盤色]
[ゆるり] [目蓋おろし] [次に開くは] [片側だけか]
[東の空がほんのりと白み、ふと目を開くと幾人かの間で横になっていたのに気付く]
昨日のような修羅場は、妖しの者の仲間内ではありふれたことなのかな…
まぁ、ヒトにしたって、酷い事をやらかしはするけど…。
……あたしに半分でもいい、今のようなことができたなら
山吹も盛遠も、もっと永く生きていられたんだよなぁ、きっと。
はて、何かをしないといけないのはわかっているし、
できる力もあるのだけど、……誰のために?
[自分のそばで寝息をたてている者、姿の見えぬ者の顔を見たり思い浮べたりしつつ
はて、困ったなぁなどと言っているようだ。]
[遥月は鏡を取り出し、泣き濡れて流れ去った目尻の紅を塗り直している。]
嗚呼、いやだ。酷い顔。
涙の川が紅いとは。嗚呼、羞しい。
[崩れた化粧を落とし、再び紅を施す。唇の紅も塗り直し、ふぅと小さく溜息をつく。]
『は、づ、き』……
わたくしが妖しとして息を吹いた時、唯一識っていた言葉……『は、づ、き』。わたくしの最初の「契り人」が面白がって、名も無きわたくしに『遥月』と名付けた……。
あの時は、わたくしに毒針があるとさえ知らず、抱かれるうちに愛を囁き焼き、名付け親を殺してしまいましたねぇ……
懐かしく、いとおしく、苦しみに満ちた想い出……
[傍らで眠る司棋の頭を、己の膝の上に乗せる。赤い髪を白い指で梳き、柔らかく微笑んだ。]
……嗚呼、温かな人。
可愛い寝顔ですこと。
こうしている姿を見ていると、わたくし達を殺す狩人には見えませんけれどねぇ……ふふっ。
[指先は、司棋の耳を弄りくすぐる。]
嗚呼、しかしこの安堵こそわたくしの苦しみ。
愛し愛され、望まれ抱かれても……愛しい人をいつか毒で焼き殺してしまう、因果な身体を持つ故に……。愛しき人を殺めぬ為には、自ら身を引くしかない定め……。
地獄の炎に焼かれるよりも、激しい苦しみが我が身を襲うでしょう……嗚呼。ましてや片思いだなんて。困りましたねぇ……
[目蓋がゆっくり持ち上がり]
[黒い瞳を見開いて]
[暫し、空を眺む。]
[……ややあって、]
また眠っていたか……酒。
[眠たげに半眼、瓢を探して身を起こす。]
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