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[コーンスープに視線を移したときの彼の表情の理由までは、心理学で博士号を取った...でもさすがにわからなかった。早速嬉しそうにサンドイッチを頬張るナサニエルをにこにこ眺める]
そうね、そういうことにしておくわ。
自由時間で予習をしっかりやってくれたってことだものね。
[苦手な科目でも好成績を残したことにご機嫌な彼の様子にくすっと笑う。書類や雑務のことを問われれば、銀縁眼鏡をはずしてハンカチでレンズを拭きながら、苦笑いを浮かべ]
学歴だけで言えば、確かに優秀かもね?
でもここでは私は新参者だしねぇ、それに一番若いし使いやすいんでしょう。
ま、世知辛い外の世界に比べればたいしたことじゃないわ。
[最後は一瞬視線を落としぼそっと呟くように言い、そしてすぐに表情をいつもの朗らかなものに戻すとナサニエルの惨めな上着に視線を移し]
それより、さすがにその上着はどうかと思うわよ。文武両道な優秀な男子生徒でも、多少は身なりに気をつけないと、女子生徒にモテないわよ??
[そして、直して上げようかと、手を伸ばした]
はは、まっさかーあ。
この俺が自由時間に、予習なんてすると思ってる?
ソフィ先の麗し〜い唇から紡ぎ出される分かりやすい授業中のおコトバと、他の授業中にこっそり行った内職の賜も……げふ、げふん。
いや、美味いねこのキュウリのサンドイッチ!
こりゃ収穫した奴褒めとかねぇと…
[失言しかけて、新鮮な野菜の挟まったパンを慌てて口に詰め、飲み込むように平らげながら]
やれやれ、年功序列ってのは外の世界だけの悪しき風習だと思ってたのによ。こん中は完全なる実力主義、優秀な者が全てに勝り年なんて関係ないってね。
ま、教官ん中にもいっからなぁ…マジぶん殴ってやりたくらい偉ッそうな奴。ソフィ先も苛められたら、俺に言いなよ。闇討ちくらいなら、試してみてもいいからさ。
…何だよ繕いものなんてなぁ、得意な奴に任せりゃいいの。身なりに気をつけないとモテないってぇ?馬鹿をお言いでない。男はね、強けりゃいいの。
それにこれは女の母性本能をくすぐる作戦であって…
[伸ばされたソフィーの手に抵抗せず、ニヤリとして]
ほーら見ろ。早くもひっかかった奴約一名〜
思わない。
[予習すると思う?という言葉に、笑みを口元に乗せ、しかしきっぱりとお返事。”内職”の単語は聞かなかったことにした。ナサニエルの「優秀な奴が生き残る」という言葉に、そういえばここはそういうところだったわねぇ、とまるで他人事のように思った]
教官も半数は外から来た人間だしね、私みたいに。そういう『気安さ』もあるんじゃないかな。それに、年上や他人を立てて上手く泳ぐのも、上手く生きるコツよ?
[本気とも冗談とも取れるような表情と口調で、しれっとそう言ってのけた。若者らしい正義感に燃えた闇討ち発言には苦笑して]
ありがと。よっぽど困ったらお願いするかもね。
[確実に、お願いするような機会はこないだろうけれど。
とりあえず、今日明日には自分を含めた数人の教官以外は外の世界に戻ってしまうことを、彼には今教えるのはやめておこうと思った。「卒業参り」でもされたら困る。]
[...は、カップを厨房に返すため席を立ち、戻ってくるとナサニエルから上着を受け取った。]
そんなの、ガサツな男って思われるのがオチよ。
[ナサニエルの主張を一刀両断。ひっかかった奴約1名という言葉には、手にした書類でナサニエルの頭を軽くコツンとやり]
おっと、その答案、ちょっと点数を間違えてたみたい。計算しなおしていい??
[しかし、サンドイッチと答案を大事そうにしっかり握っているナサニエルを見る...の顔は屈託なく笑っており、腕に彼の無残な上着をかけると、よく噛んで食べるのよーと言いつつ、*自室へ戻っていった*]
んー、どうでしょ。今んとこあんたほど気安い教官はいないなぁ。こういう口きいても怒らないしさ。
…そういうの、俺に向いてないと思う。
[仮にも教官に対して当然のように「あんた」等と呼称しつつ、上手く泳ぐコツとやらには首を横に振る]
野性的な男って言ってくれよ。
[ガサツという表現に異を唱えながら、頭への書類攻撃は甘んじて受け、立場を利用した点数への仕返しには慌てて答案を握りこむ。しかしソフィーの顔は笑っており、上着を失ってもそれほど寒いわけではない。
自室へ戻っていく姿を見送りながら]
忙しいんだし、繕いものなんてゆっくりでいいっすから。
サンドイッチ、どうもご馳走さまでした!
[よく噛んで食べ終わると、ぽかぽかと暖かい日差しと、食堂の窓から見えるすぐそこの枝の太い楡の木を、ガラス越しに見上げる]
…今日は、天気いいな。こんな日は、寮のベッドの上よりかあの大木の枝の上で寝るのが、よっぽど気持ちいいんだよな。
[食器を運ぶと扉ではなく窓にまっすぐ向かって、ひらりと飛び越える。食堂から姿が見えなくなるのも僅かな間で、するする楡の木に登っていく所が*見えるだろう*]
[大量の書類整理に飽きたので、ナサニエルの上着を繕っている]
……ふぅ。
[気分転換のつもりで始めたのだが、思ったより熱中してしまったようだ。二本の指で目頭を押さえると、ふと窓の外へ目をやると、楡の木の上で気持ち良さそうに眠っているナサニエルを見つけた]
なるほど、野性的、ね。たしかにね。
[先ほどの彼の言葉を思い出し、肩を震わせてくつくつと笑った。]
うぉおお!
[枝の上から落ちかけた。
瞬間的に目を覚まし、何とかぶら下がっている]
あぶねー…
頭から落ちたりしたらシャレにならん。
せっかく苦労して覚えた事も、一気にパーだ。
[枝から手を離し、膝で衝撃を吸収しながら地面へひょいと下りる]
ま、落っこちても大した事ないベンチにしておきますか。
[木陰に設置された手作りベンチに腰掛ける]
そういやぁもう、俺の上着繕い終わったかな……
おっとっと。
ゆっくりでいいとか言っておいて、せかしちゃいかんね。
慌てない慌てない。
一休み一休み……っくしょ!
[……はその様子をしっかり目撃し、思わず拭き出す]
野性的なナサニエル君。お見事。
[窓から顔を覗かせて、手をぱちぱち叩いた]
…おっ、ソフィ先〜
いやいや、なんのこれしき。
[ベンチに腰掛けたまま窓を見上げ、まぁまぁと拍手を止める手つきをする]
ちょうど良かった。
俺の上着の具合はどうです、家庭的なソフィー先生?
[ナサニエルの得意げな仕草に、また笑ってしまう。上着と言われて]
ああ、待たせてごめん。
もうちょっとで終わるわ。
待たせてるお詫びに、家庭的なアップリケでもつけとく?
[一応かけられたのは褒め言葉だから、笑われているようにも見えるものの悪い気はしない]
今まで俺、夢の世界にいたんすよ。
待った気もしねぇって。
[にこやかにそう返していたものの]
…アップリケ?
止めてくださいよ、チューリップやお星様に飾られた俺なんて見たいのー?
[……は、至極真面目な顔をつくってみせ]
リンゴにしようかと思ってたんだけど……
案外、似合うかもよ? アップリケ。
[そして手を額に翳して空を見上げ]
私も外の空気でも吸おうかなー。
そうしなよー。
あんまし部屋にこもって頭ばっか使ってると、脳ミソが爆発しちまうぜ。
ビタミンD作りに、日光浴に来なよ。
[リンゴのアップリケから話題が移って、ほっとしたようにベンチを叩く]
今なら先着二名様まで、俺の隣に座れるしな。
ナサニエルみたいに寝てばっかりでも、脳ミソが溶けてなくなってしまいそうよ??
[ベンチをぽんぽんと叩くナサニエルを窓から見て、明るく笑った。
ふふ、それは光栄ね。すぐ行くわ。
[...はそう言うと自室を出て、程なくナサニエルのいる庭へ。ナサニエルの隣に遠慮なく座ると、早速お針子仕事の仕上げをはじめた]
いかにも俺が、脳ミソ使ってねぇって言いたげだなそりゃ。あんたの授業なら右の耳から入って左から抜けてるって訳でもねんだし、刺激になってるだろうさ。
問題ねえよ。
[トントンと中身を確かめるように指でこめかみを叩いてから、唇をへの字に引き結んだ顔で見上げると、窓から姿が消えている。
しばらくして隣に来たソフィーの針仕事を眺めつつ]
何だ飛び降りて来りゃ、まさしく「すぐ」だったのに。
着地に自信がなきゃ、ナサニエル様お願いしますの一言で受け止めてやったぜ?
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
あはは、そういえば、私の授業はちゃんと起きててくれてるわね。この間なんか、「ナサニエルを眠らせないコツでもあるんですか?」って訊かれたわよ?
いたっ。
[...は、可笑しそうに声をあげて笑い、その拍子に針が指をさした。ちくりとした痛みに顔を顰め、渋面で血の滲んできた指先をくわえた]
みんながみんなねぇ、あなたみたいに身軽じゃないのよ。
………。受け止めてって、あなたねぇ……。
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