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あまりに良い香りがするからきっと、美味かろうと思っておったのにのう…
[渋い顔をしてぺぇっと吐き出した。
それから再度、目の端でひらめく薄紅。
今度のそれは花弁ではなくて――]
おやおや。あの犬めの髪かや。
遥月のやつに迫られて後ずさる姿の胸のすくこと。
[近付く気も無いまま、遠目に眺めてやるつもりで良い席を探す。
木の上が良さそうだと思ったようだ。
気配を感じさせるでもなく、するすると登った]
司棋とは偽名、本来別の字をあてますゆえ。
本性になればそれが真名ですよ。
そして、人の姿はいけませぬ。
世間知らずですゆえに情が生まれてしまいます。
なら、本性に戻った方がいくらでも。
一度は口付けた相手と、僕を離した貴女の殺し合いを見てみたいだけ。
[猫の目を、更に細く、楽しそうに]
そうかィ、兄さんも人としての名がおありかえ?
其れとも逆に異形としての名を隠しておいでかネェ。
世間も情も興味ないさァ。
司棋の兄さんは危なっかしいけどネェ。
けれど故に愛され護られる事も多かろうヨゥ。
アタシァ司棋の兄さんを離した訳じゃないヨゥ。
最初から同じ処に居るだけさァ。
離れて行ったなァ、兄さんの方じゃないかィ。
『目は……覚めておりますが……。
あの……どうなされましたか?涙目だなんて、いつもの「はづき」さんらしくないような……』
[頬に司棋の手が触れ、男はふっと微笑む。]
『温かい手……。人殺しの罪に墜ちた僕を赦してくれるような貴方のその手が、僕は好きでした……なんて、臆面も無く言うのは、随分と照れくさいですけれどね。
まして貴方も僕も男の身なのに、僕を愛してくださ……ああっ、ごめんなさい。別にそういう意味では…なく……』
[男は幻覚に囚われたように、司棋の蒼い瞳を見つめている。]
[カラリ] [カラ] [コロ] [瓢箪三つ] [紅い番傘差し]
[今宵も佳い宵] [酒盛りしようと] [境内へ向かう]
[遠く映る薄墨桜] [紅い髪の少年] [深緑の着物の人]
[木に登る気配] [仔猫へと視線映し] [其方へと歩み寄る]
命の姐さんじゃないかィ。
其ンな処で何してるンかえ?
ここまで登れば良いだろう。
[有塵は別の木にせよ、もっと上の梢に登れていると知りもせず。
よく登ったものだと、にんまり口の端を持ち上げる]
おぉおぉ、これほど高いがゆえに、よく見えること…
[見えるのは二人の様子ばかりにあらず]
白水は泉。常磐のひめは露天の辺り?
血しぶく香りのここまで届きそうな…
ほんに働き者であることじゃ。
あれでは昼寝の暇のあろうか?
[先まで眠っていたのにまたも欠伸の生まれ小さく一つ、枝にしがみ付いたまま伸びをする]
[名乗って以後も呼ばれることはなかった真名]
『母以上に恋うるものが出来たなら
どうしてその姿にはなってくれないのですか』
[言われて戸惑う][判らない――]
汝れは一体誰を――?
妾は今、どんな形をしているのじゃ。
『見えないのです――
嗚呼、その美しき瞳以外が……』
[長期の関わりは初めてで]
[そんな体験は一度もない]
[鏡でヒト惑わし喰ろうてきただけの妖し――]
汝れは――誰を恋うておる。
[ゆらゆらゆれる影法師、
ひい ふう みい よう いつ む なな や]
ここのたり。
[月が落とす影青く、倒れる陰を一瞥し]
一辺倒で面白くねぇなあ。
もうちょい愉しく踊ってくれやあ。
[自分を見ているようで見ていない、そんな目で見つめられるのに耐え切れずにとうとう涙が数滴、頬を伝い]
違います、僕は「遥月」では…
「遥月」は貴方、僕は司棋。
僕も貴方が好きですよ。
でも、貴方が好きだといっているのは僕じゃない。
お目を、お覚まし下さい
[蒼い目に、見る者の神経を麻痺させるように僅かに蒼い目を光らせて。直に解けるほど、弱い術]
[ひらり] [軽やかに降り立つ仔猫] [得意満面の笑顔]
[隻眼の碧] [僅か弧に笑ませ] [くるうり] [紅い番傘回し]
態々降りて来て呉れて有難うネェ。
今回は巧く着地出来たじゃないかィ。
其ンくらい、悪趣味だなンて謂やしないヨゥ。
なンぞ、面白いもンでも見えたかえ?
『え…?「はづき」さん…
「司棋」とは、どな…た………』
[身体中に、緩やかな痺れが走る。男はどさりと膝をつき、地に生える草を掴んでしばし悶える。]
『あ……』あ………っ!
[痺れが弱まり、男はゆっくりと顔を上げた。]
………司棋様………?
[紅の視線は、茫然とした様子で司棋を見上げた。]
せっかくだから、冒険家 ナサニエル は 異国人 マンジロー に投票するぜ!
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うぬぅ、仲間居る様な性格じゃないからなあ。
一応は大事にしてる心算ではあるのだけど(アレでか
ごめんね司棋。
[カラリコロリ。行く先斃れる百鬼共。
ぶらぶらり、手の中瓢箪ひとつ揺れ。
先を見れば赤鬼の姿、藍の目愉しげに細まった]
応、相棒。まだまだ血が足りぬか?
それとも常葉の女に捧げるためかのう。かっかっか。
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