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/中/
おや、万次おはよう。
宵に会えぬのならば、次は終幕で逢うとしようか。
さて、己も少し昨夜の続きでも致そう。
[――…せいじ、青司]
[呼ばれた気がして、きつく唇噛んで顔を上げる]
[はらはらり、おちる白の涙は 泉に波紋落として]
[その姿に、墨濡れの手を伸ばし
涙すり抜け、頬すり抜けて、一度だけ俯いて]
[また顔を上げて]
[泣き出しそうな顔のまま]
ああ、百鬼など、ならなくとも良いわ。
泣くなとも云わぬ、笑えば良いが……
お前が其処におるだけでもう良いわ。
己が代わりに笑うておるわ。
[ゆるり、空見上げ、下手くそな笑み作る]
[泉を渡る風、水面に胡坐かく男の毀れる墨は
滲んで霞んで何も成らずに煤に還るから]
[泉の中の泣く姿よ、
岸に残る子供の声よ、
愛と呟く誰かの声よ。
愛など何ひとつわかりはせぬまま。
ただ触れたいと願うまま
切なの笑みを浮かべても。
声を出せども届かぬから 腕を伸ばせど届かぬから]
[ゆるり瞬く藍の瞳]
――代わりにひとつ描くとしよう。
[仮令それすら届かずとも]
[墨伝う指先はするりと滑り]
[ひとつ描くつもりが
蝶を描いて、鳥を描いて
花を描いて、風に舞う
月光に遊ぶは数多の墨絵――泡沫の夢]
[浮かぶ月に照らされる*藍の背ひとつ*]
[繰り返されし宴の場]
[緋く血濡れた宴の場]
[幾多の妖 杯交わし合いし場]
[今宵座するは赤と黒のふたつのみ]
[薄墨桜のその上で
茶の影ひとつ、言を聞く]
……のぅ、薄墨。
其方は我と似て在り似て在らぬな。
[ぽつり零るる呟きも
薄墨桜は聞かねども]
薄墨。
其方は今、何を見て在る――?
[届かぬ問いを*繰り返す*]
/中/
…全く早いな二人とも。
さて、我は今宵現ることはできようが、
終宴が始まる頃までは居られぬな。
零時には寝ねばならぬのだ…(遠い目)
ではまた*後に見えるなら*
書生 ハーヴェイは時間を進めたいらしい。
[ゆる、と目を開ければ己を抱きしめる端正な男性の顔。夢か現か区別つかねど、そぅっと遥月の頬に触れ]
いつか…恋うる相手には言えぬ言葉と仰ってましたね…。
然し…貴方様は十分、仰って下さいました…。
貴方が…過去に失った人を悼み悲しむなら、
僕はその空白を…埋められるでしょうか…。
[優しく、何度か唇触れさせ]
僕は…貴方の全てに、*なりたく…*
中/
遥月さん、火曜サスペンス劇場設定をお持ちのようだったので、あちらの葉月さんのお言葉、引用してしまいました…いいのかな(どきどき)
毎度投票の相手が…ジャストに吊り襲撃予定者に合ってるってのがランダ神のすげぇ所かも。
さて、お昼食べに行こ〜!
今日は牛タングラタンがいいな〜♪(うきうき)
― 夜間 ―
[カラリ] [カラ] [コロ] [下駄の音響き]
[ひらり] [ひら] [はら] [薄紅の花弁舞う]
もゥ好いかえ?
[コロリ] [コロ] [コロ] [軽やかな笑い声]
[くるり] [くる] [くる] [紅い番傘回して]
―――もゥ好いヨゥ。
[白い喉逸らし] [仰ぐお月さん] [赤鬼の眼色]
[眇める双眸] [吊り上がる唇] [風に舞う薄紅]
嗚呼、嗚呼―――
[薔薇色の唇から] [零れる吐息] [甘い熱を孕み]
[春風に攫われ] [赤黒に染まる袂] [常葉と共に揺れ]
酒も好いが今宵くらいは静かを楽しもうかィ。
[ゆるり] [長い睫毛瞬き] [唇を引き結ぶ]
[其の姿] [常から離れ] [凛と静寂を纏う]
[言葉無く] [満たすは] [風の音] [薄紅の舞う音]
[金色の月] [見詰める碧] [穏やかに] [優しいか]
[黒が儚く囁き返す。
櫻が櫻がはらはら散って]
待ってたんだぁなあ。
ずうっと。
ああ、知ってるさあ。
古い付き合いだものなあ。
[眼を細めて]
硬ぇなあ。
折角綺麗ぇな花なんだから、
もっと思うように咲きゃあいいのによ。
俺ぁ嘘は吐かねぇのさ。
アヤカシだからヒトでもねぇ。
ただ謂うだけの言葉に意味を見出だすかどうかはお前次第さぁ。
[低い声で言葉を紡ぐ]
『約束を果たしに来た』
と。
[背後で物音] [張られた蜘蛛の巣] [かかる獲物は小鬼か]
[動かずただ月を仰ぎ] [もがく小鬼は其の内にくたりと脱力]
騒がしいネェ。
[綺羅リ] [月光に照らされる蜘蛛の巣] [ぬらり] [紅い雨伝う]
[眸合わせたそのままに、緋の鬼見詰めて。]
[──暫く後、]
──あゝ、あゝ。
おまえは本当に優しい男なのだなあ。
[脆く儚くほろ苦い、笑み零す。]
[両手を突いて肩落とし、顔伏せる。]
[ばらりと髪が面覆いて、]
……もう行け。
女君が待っていよう。
[柔らかく低い声、そこから洩れる。]
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