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うーん……
しかし、オレはどうしたらいいんだろうか。魔法の練習?
[何やら不器用に呪文を唱えて、手で印を結ぶ。気合いと共に魔法を放つリックの手からは……すかしっぺのような空気の渦だけ。]
うーん……相変わらずヘボい。
[その時リックの脳裏に、ローズマリーの店でハーヴェイが魔法を使った時の光景がよぎった。]
あれ?ハーヴェイさんって、なんで何もしなくても魔法出せるんだろ?しかも、なんか片目が変な風になっていたよなぁ……。
ってことは、ハーヴェイさんって、ウェンディみたいな呪文唱えてどうとかな感じで魔法を出すワケじゃーないのかな?ハーヴェイさんだけが出せる技……?
そもそも「封術」って、いわゆる戦略を立てるモンだから、それだけじゃー何にも攻撃できないし。弱点読めても自分が攻撃できなくちゃ、相手を「封じる」ことは不可能だし。
……にしても、あの魔法……なんだありゃ?
[学園の校庭にある芝生でブツブツ考えている。]
……ま、いっか。
それよりウェンディ、魔法のやり方教えてよ!オレ、どうしても回復魔法ができないんだよ……。もし再々追試が不合格だったら、オレ留年になっちゃうし!!
頼む!教えてくれっ!!
[ウェンディに教えてもらいながら、再び印を結び回復魔法の練習をしている。]
掌に、オレのエナジーを……
[ローラーストリングが、リックのエナジーに共鳴して「きぃぃぃぃん…」と静かに音を立てている。]
[...は目を閉じ、精神を集中させた。次に...が目を開いたとき、それは透き通った2つのエメラルドのように輝いていた。
左手に持っていた石を上空へ高く投げ、右手で落ちてきたそれをクレアで軽く一閃]
……やった。
[メイの足元に、1つだった石が2つに割れて落ち、その断面はまったくの平らであった。クレアの刀身は刃こぼれどころか傷一つついていない]
[...はクレアの刃先で、転がっている石をつついた。勿論刃先に石が刺さるはずがない]
ほらね、普通は、石なんて切れないでしょ。
[成功した事実に満足そうな笑みを浮かべ、ラッセルを見た]
だ、だめだ…なんもない
[周囲は…周囲は…ほのぼのとしていた。そりゃあまあ広場に大事件なんて早々起きるわけもなく、おきてしまっても困るものだ。仕方ないといえば仕方ない。
…だから寝てしまうのも仕方ない…というわけで寝ようと決めたところで寝るなら違う場所でと。起き上がる。ここでねた後、店に行くというのは気が引けたからだ。それぐらいの常識は心得ている。……だからそのために学園を利用しようというのはまるで常識外ではあったけど]
図書室だな。
[メイの瞳がエメラルドに輝いたのを見て、ラッセルははっと息を呑んだ。
次の瞬間、軽く振られたクレアの一撃は、塊を二つに増やしていた。
ラッセルは、足元に転がってきた石を拾い上げると、その断面――正確には角を撫でた。途端、指に鋭い痛みが走り、まっすぐな傷が指に刻まれていた]
(……やれやれ。これでまた俺は離されていくな……。彼女の才能は普通じゃない。恐らくあっという間に俺を抜いていく)
!?
[感慨に耽けかけたとき、今度は学園の方角から強いエナジーを感じた。その色に覚えがある]
やれやれ……。このままじゃ本当に俺はあっという間に足元か……。
[そう少し自嘲した]
だーかーらー!!
なんで勝手にローラーストリングがオレのエナジー吸っちゃうんだよーーッ!
[リックはベルトのキーチェーンから、2つのローラーストリングを外して足元に置いた。]
よっし。もう一回……
[再び苦手な回復呪文を唱える。が……]
あーあーあー……ダメだこりゃ。
[リックのエナジーに反応して、足元のローラーストリングがシュルシュルと勝手に糸を伸ばしていた。]
[ラッセルの内心など気づかず、続ける]
でもねぇ、ラッセルの声が聞こえた気がして、そしたらちょっと惜しくなっちゃって、生きたいなあって思ったんだよ。
そしたらクレアが
「助けてあげる」
って言ってくれた。
……気がした。
だから、たぶん、たぶんダケド、クレアって、持ち主の意思をサポートするのが本質なんじゃないかなって思ったんだ。
[なんとなく、それは己の命を蔑ろにした、罪の告白のように聞こえた。
だが……と、ラッセルは思う。
あの時はラッセルもまた、メイをどうやって生き延びさせようかと必死だった。逸れた時には絶望感もあった。
だから――]
生きて戻ってきてくれただけでうれしいさ
[そう言い、条件反射のようにメイを抱きしめようとして、門の向こうにハーヴェイの姿がやってくるのを見つけてしまった。
慌てて急ブレーキをかけて、顔を背ける。もちろん、色赤しかない]
へぶぅっ!
[鉄球に跳ね飛ばされグレンが宙を舞う。ドサリと地面に落ちたグレンだが口元には自嘲気味な笑みが浮かんだ]
へ、へへ、慣れてきた。慣れてきたぞ…
嬉しくないけどな。
…さすがにちょっと俺の体異常な気がしてきたよ。
親父も爺さんもこうらしいから
そういう一族なんだってことで一応は納得するけど…
…これに慣れたら次こそトゲだろうな。
その次が怖くて想像できん…
とりあえずなんか無茶苦茶腹が減った。
いぼ付き鉄球になってから妙に腹が減る気がする…
[起き上がり、服に付いた土を払い校舎の出入り口に向かう]
誰かに学食の使い方聞こう。
[歩いているとシュルシュルと妙な音が聞こえてきた。不審に思い周囲を見渡すが誰もいない]
なんだ?
[首を傾げつつも再び歩き出そうとするが何かに足をとられてすっ転んだ]
のわっ!?
足に何か絡まって…糸!?
さ〜って。こっそり入ろう。とはいっても今の時間はあまり教師の出入りは少ないはずだし大丈夫だろうけど。
[サボりという生活を行ううえでの知恵だった。そして歩いて。]
…んあ?
[...の寝ぼけ眼はなにやら見知った者の姿を捉える。ラッセルにメイだ。なんか昨日今日で会い過ぎだ。と思ったが、考えてもみれば学生なのだから学園にいけば会うのは当然か。もしかしたら今までも結構すれ違っていたのかもしれないが、自己紹介などをしたものだから個別認識するようになったのかもなと。思い気にしないことにした。
石をつついたり持っていたり、真剣そうに喋っていたり、なんかラッセルのほうが挙動不審だったりだったが。こちらも気にしないことにした]
ん〜。無視して通りすぎるか〜。でも一応知り合いなのに無視するのもどうなんだか…。でも話題なんざないしな…う〜
[と、ぶつぶつとどうするか考えながらも足は勝手に進んでいる]
[糸を伸ばしているローラーストリングを拾って、ベルトのキーチェーン――元の位置に戻す。]
……っと。
結局オレがエナジーをコントロールできなきゃ意味ないのか。
はー………
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