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[少女は穴の奥を不安げに見遣って。
唐突にリックに抱き締められて驚いた]
う、うん。大丈夫だよ。
[どうにかこうにか少女はそう答えて。
リックに手を取られた『彼』は、少し困った風な苦笑]
〔いや、俺は…〕
[そう言いかけた『彼』の表情が凍る。
横に居る少女の表情も。
そして]
[――――ゴツッ!!]
……お父さん…
[呟く少女の横で、『彼』は物凄く逃げ出したそうだ]
[ハーヴェイから投げ渡された本も、受け取れないままにばさりと落とす]
な…!
[いつの間にか広間へと来ていたウェンディ。
彼女が昨日メイやハーヴェイからも聞いた名前を呼びかけると、闇が蠢き、男が穴から姿を出す。
そして天井を仰ぎ目蓋を閉じたウェンディは、風と共に穴の上へ――]
ウェンディ?どこに!
[一人でどこに行ってしまうんだと叫ぶ間も無かった。
入れ替わりのように、傷を負った体を庇われるようにゆるやかな動きで、グレンが下へと降りてくる]
グレンさんが降りてきた…ラッセルも!
このまま…俺達を地下に閉じ込めるんだろうか?
[次いで、ラッセルも。ウェンディは再び行ってしまう。
ラッセルの傍へはメイが駆け寄り、マンジローはグレンの傍へ]
グレン、グレンさん…大丈夫か?傷は浅いぞ、しっかり!
[大事な人の泣き声が、一気に意識を覚醒させる。
無論、無茶のために痛みはあるが、それでも胸に広がる涙の熱さは、彼に現状をはっきりと認識させた]
メイ? メイなのか……?
[肩を震わせている彼女の顔を持ち上げようとして、左腕が未だ認識できないことに小さく舌打した]
ま、リックは人狼らしいし。怪我は…まあ普通の人間よりかは耐性とか再生能力とかあんだろ。多分。
ってことは目下の問題は、この二人…なんだが。どうすっかね。ここ封鎖されたまんまっぽいし。あけてもらう以外は…外から救援を……落としてもらうしかないのか。
よしっ。とりあえず次は医者落としてもらおう
[不謹慎だった、ついでに自分で何かする気はあまりなさそうである]
おーーい。ナサニエルとか言うやつーー。
聞こえているかどうか知らんけど聞こえていたら次は医者引きづりこんでくれ。
そこそこ緊急に。
[まだ動く右腕で、少しやつれたようなメイの頬を撫でる。
その感触すら懐かしい――]
いや、いい。
君が無事ならそれだけで十分だ……。
[それ以上何も言わず、笑顔で髪を梳る]
[拳骨の一撃を食らって、満身創痍のリックは床に蹲る。]
ううっ……父さん……
なんでこんな所に……?
『何が「なんでこんな所に」だっての。ここ数日、リックとウェンディのエナジーはいつもとは比べものにならないほど暴発しまくるわ、ここ数時間はウェンディの「声」が聞こえないわ……。』
[ギルバートは、逃げ出そうとするナサニエルの方をチラリと見た。]
『オマケに最近とんと御無沙汰の、ナサニエルのエナジーはビシバシ感じるわで……何か異常事態があると思わない方がおかしいだろうが。』
[地面に蹲るリックと、ポカーンと見つめるウェンディのことを気にすることなく、ナサニエルに笑いかけ、片手を上げる。]
『よぉ、ナサニエル。久しぶり。相変わらず若いな。…っていうか、ウチの子ども達が世話になったようだな。すまなかったな。』
[結界内部はそれこそ『彼』の領域。
ハーヴェイの声も聞こえていないわけではなかったが。
『彼』自身が、ちょっとそれどころじゃなかったりする]
(いっそ開き直ってキャロルを送るべきだろうか…)
[微妙に思考放棄に陥りかけてたり]
[マンジローにあちこち押さえられ何事か呟く]
…鉄球の次は…それは…いやだぁ…
[寝言のようだ。意外とピンピンしているのかもしれない]
り、リックっ!!
[蹲るリックに少女は慌てて駆け寄り、その手に金の光を宿す。
いつの間にか力の制御にも慣れ、呪文も必要なくなっていた]
[一方で『彼』は本気で遠い目になっている。
半ばヤケのように、エナジー体の片手を上げて]
〔…久しぶり。あの後ちゃんと逃げ切れたか心配だったけど。
まさか子供までとは思わなかったな〕
[やれやれ、と言いたげに息を吐き出し]
〔ところでギルバート。キャロルは何処に居る?
重傷者多数で俺だけではどうにもならない。
一応結界内部に居れば徐々に傷は治る筈なんだが…〕
[意識不明はどうにもならないらしい]
[ギルバートは、リックをヒョイと猫を掴む要領で摘み上げた。]
うわわわわわっ!!
父さん、俺は猫じゃないってば!!
『さてと。ウェンディ、ナサニエル。扉まで行くぞ。もう既にキャロルは扉の前に向かってるから。』
[ギルバートは、ナサニエルに対して不穏な笑みを浮かべる。]
『……ちゃんと開けてくれよ、な?中にいるヤツを解放して、リックとウェンディに謝らせるから。』
…………………。
[膨れ面のリックを担ぎ、ウェンディとナサニエルを引き連れて、ギルバートは扉の前に向かった。]
[ああ、そうかと思う
メイは常に自分の足手まといになっていると思い込んでいると感じてはいたが、ここまでとは考えていなかった
だがまだ鈍痛のする頭ははっきりと動かず、ついこんな言葉が零れ落ちた]
バカだなぁ……。惚れた女性の苦労なんて、男は喜んで背負い込むものだから、メイは気にしなくてもいいんだよ。
[発言に気付いていない]
ん〜。そういや、殺されないからどうでもいいとおもったが、落とし落とされあいゲームに負けたら出してもらえんのだっけか?
[...はやっぱりゲームぐらいにしか思っていなかったらしい]
ん〜。別にいんだが、この調度品、いい金になりそうなんだよな〜。
[と...はいつの間にか、ここにあった本やら調度品を大量に保持していた]
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