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[ラッセルの奏でる音色と共にパタリとウェンディが倒れこむのを見て反射的に駆け寄った]
ウェンディ!?
[体を抱き起こし、どうやら死んでしまったわけではないことを確認すると少し安堵の表情を浮かべた]
…
[しかし、すぐに眉根をひそめる。その表情は複雑だ]
[リックの動きは予測済みだった。
ウェンディを倒せば、彼は間違いなく自分を狙う。
そう、昨日のラッセルのように――。
糸という細い凶器は、大気を切り裂きラッセルに襲い掛かる。だが、ラッセルは肌に伝わる空気の振動を読み取り、全て回避した]
リック……。
[いや、今は言葉など不要か……。そう思い直す]
[生まれてからずっと、彼の隣を歩いてきたのだから判る。
彼が何を奏でたのか
ふぅ、とため息をついた]
つらいね、ラッセル。
[彼の心中を思って、うつむいた]
みんな、ウェンディを如何するのかな?
[...はグレンの腕の中で、ラッセルの魔力によって眠らされているウェンディを見つめた]
たぶん……そんな酷いことは、しないと思うけど。
[目の前には、リックにとって残酷な光景が広がっていた。ラッセルの奏でた音に倒れ、密やかな息を立てて眠る彼の妹と、仕事を終えたラッセルの姿。]
[ラッセルに糸を避けられたことさえもどうでもいいと言わんばかりの目で、ラッセルを睨み付けている。]
………………………。
[その目に、涙は無かった――]
……ああ、そっか。
[...は、無条件にラッセルを信じるけれど、皆もそうだとは限らない]
逆にラッセルがウェンディに危害を加えたと思って、ラッセルを信じないかもしれないんだよね。
特に、リック、とか。
[急激に満ちるリックの殺気にウェンディを抱えたまま慌てて立ち上げる]
お、おいリック、落ち着けって!
[なんとかならないかなという視線をハーヴェイに向ける]
なんとか…って……
[そしてリックをみる。それは……]
ん。グレン。リックはどう見ても言葉が届く様子じゃねえ。参戦でもして止める以外はないな。
[そして、ウェンディはどうなっているのだ?と伺うと、死んではいない。眠りについているだけだと確認し、ふむ。と何かを考えているようにこっそりと頷く]
[リックの目がすっと冷たく冷えていくのがわかる。少なくとも経験した心情は、理解できるつもりだった。
ただ……]
(俺にはクレアがあったが、リックにはそれがない)
[サックスでリックを止めることは可能だ。だが、それをすると周りにいるみんなまで巻き込む恐れがある]
そうすると、残る手段は一つか。
[ラッセルは、リックから十数メートル離れた場所まで交代すると、サックスを木に立てかけて、すっと腰を降ろした。
それはグレンが目撃した、ラッセルの拳舞――]
〔ギルバートの……君の父親の口癖のようなものだろう?〕
[ぽん、とまた頬を緩く叩いて]
〔ウェンディは君を信じている。
同時に、君は無事であって欲しいと思っている〕
〔君は、ウェンディを裏切りはしないだろう?〕
[すぅ、と『彼』の姿は熔けるように薄れていく]
〔俺は君を護る。
そして、ウェンディを護る。
…君には、力を貸すくらいしかできないけどね〕
〔くれぐれもやりすぎないように…人狼と気付かれないように〕
[その言葉と同時、『彼』のエナジーは一時的に、リックと完全に*同調した*]
>>142
リック……。
[...はリックの顔を見ていられない。
踵を返し、床にクッションを並べているところまで戻り、落ちていた毛布を拾い上げ、再び包まる]
どうなるんだろ。ウェンディは……人狼は何がしたかったのかな。……単純に、この開かずの間を、人間から取り返したかった??
[例えば思いつくのは、開かずの間探索で見つけた書庫。それらは全て、メイのまったく知らない言語で記されていた。
毛布に包まったまま、床に座り込んで考え込む]
でもそれなら、やっぱりここの住民を皆殺しにすればいいのだし。まがりなりにも守護者の集まりだから、人狼の戦力が減るのを嫌がったのかな??
……うーん。
里に送り込まれたのに、情がうつっちゃったのかな?
でも人狼に、そんなことってあるのかなぁ……。
[...の記憶に残っているのは、七斉をはじめどれも残忍な人狼ばかり。
しかし、先ほどのウェンディの様子を見れば、ひょっとしたらそんなこともあるのかも知れないと思い始めた]
力づくでか…?
[ハーヴェイの言葉にラッセルとリックを見て首をすくめる]
と、とりあえずウェンディを頼む。
[抱えたウェンディをハーヴェイに差し出す]
[そんなことを考えているうちにも、鏡の向こうの状況は刻一刻と変わっていく]
………リック。
ラッセル。
どうしてこんなことになっちゃったんだろう……。
[ラッセルが無言で離れてゆくのを、リックは膨大な彼のエナジーから感じ取った。]
[無言で指を動かし、手の形を変える。――張り巡らせた糸が、あちこちにヒットしてゆく微細な音を、リックは耳にした……]
[つかのま、ハーヴェイの腕の中で
静かに寝息をたてるウェンディを見つめて考える]
問題は、どうやって止めるかだ。
[振り返って2人の様子を窺う]
[ラッセルとリックが対峙し、グレンがその中に飛び込もうと何か思案しているを横で見ていた。皆の意識が完全にこちらから消えている。ノーマークだ。
...は眠りについてしばし起きようともしないであろう腕の中のウェンディを見つめ…少しして、慌てた様子もない、だからこそ誰にも気づかれない自然な足取りで森の闇へと消える
...が本気で逃げると決めれば、ここにいる誰にも捕まえることも、見つけることも出来ないだろう。二人のエナジーは既に完全に絶たれていた]
[リックの糸は強力だ。
おそらく捕まればそのばでENDマークがつけられるだろう。
そうれを回避するなら、全神経を回避に傾けてもいいが、いつまでも避けられる筈もない。
ならば一撃で決着をつけるのみ。
七撃のうち五発分の全力を回避に向ける。強引に力のベクトルの変化をうけた骨が悲鳴をあげた。だが、今は捕まったり、ペンダントを見せるわけにはいかない。今、ラッセルの正体を見せることは、謝り続けたウェンディに申し訳がたたないのだから]
リック、一撃だ。
それでお前も眠れ。そして起きたときには……
[それ以上は、口にしなかった]
[ラッセルの方へ、ゆっくりと振り向く。]
一撃………。
[ラッセルの周りに張り巡らせた糸を、右の指で手繰り寄せる。]
ラッセル兄ちゃんだからって、手加減はしないよ……!
[両目を閉じ、自分の身体に満ちる膨大なエナジーを細胞レベルで感じ取っている。]
ありがとう、ナサニエルさん……
ごめん、ウェンディ……
オレは………
[そして、ゆっくりと目を開けた。]
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