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[しん、と静まりかえった境内]
[居心地よさげに瞳を閉じて]
静かじゃ――
このところ、連日遊びすぎたかの?
[開いた瞳は静かな紅で]
――少々中てられたか。
本来ならば、静かに時を過ごす身じゃ。
ほんに、ヒトに関わるのは酷い毒――。
[遠く聴こえる祭囃子] [視線はどこか遠く]
[木々のざわめき身に受けて] [浮かぶ笑みは穏やかに]
[刀の手入れを終えたのち、周囲の会話を聞いたり座ったままうたた寝をしていたりと至極マイペースに過ごしていた模様]
[改めて周囲を見回すと、新たな気配]
夜店ですれ違った…娘か…。
いや、違うな。子鬼よ、子鬼。其方も閉じ込められたか。
[緋色の娘に向かって不躾に問う]
[此方を睨む夜斗の顔をちら覗き目を細める]
まあ良い良い、番犬はそのくらいで無くてはな。
[噛み痕はうっすらと黒が混じるか。
さらり顎を撫で遠くを眺める少女に習う]
ふむ。奏でてこその本懐か。
混ざりたいなら早いところ混ざり物を見つける事だな。
あちらの祭りよりも此方の祭りが早く終われば間に合うだろうて。
さてはて、己はふらりと往くか。
また後ほど飴屋か酒盛りで逢おうぞ。
[ひらり手を振り。カラコロリ背を向け何処へと*歩き出す*]
[金銀妖瞳の青年に問われると、ちょっときょとんとしつつ]
どうやってって、……笛は吹くものだろうに。
まぁ、こんな具合だけど。
[笛を口に当て、一吹き。
──ざわ──
一陣の風が巻き起こり、木々は揺れ動く。
ひときわ高い音が鳴ったとき
──パキ──
乾いた音を立てて、足元のやや大きい石が粉々に。
笛を口から放すと、ふふっと笑い]
こんなところだよ。
そういえば、もひとつ小娘の姿を見掛けたが。
あの小娘はどこへやら。
[すくと立ち上がると、袂の中で腕を組み周囲を見渡す]
ところで、子鬼よ。小娘か。どちらでもよいが。
名はなんと言う?
……我は万次郎と呼ばれておるよ。どう呼ぶも好きにするがよい。
[緋色の娘を見おろし、検分するよな目つきで名を問うて]
[閉じ込められる前に見かけた青年に声をかけられ、
自分も他の者も、互いに名乗りを上げていなかったことに気づく。]
あたしの事は蘇芳と呼んでくれればいいやね。
お前さんが万次郎さんで、他は?
[誰ともなく、あたりの者に問うた]
[ざわり]
[ふいに感じる風]
[木々の緩やかなざわめきは、刹那形を変えて]
誰ぞいたづらしておるな。
――結構結構。
[戻る空気][優しい風]
[さらさら流れる白銀の髪は闇に映えて]
[ぞろり、と墨色の衣が地を擦る。
中有を睨む眼(まなこ)が映すは己が周りを舞う花弁と……]
[さくらいろの闇。]
ああ、煩い……。
蘇芳か。見目にあった名だ。
……。
[他のものはと問われ辺りの者も少ない故]
先の青い髪の男が、青鬼。
赤い髪の子鬼は、司棋…狗の方は知らん。
…他には、どのような者に会った?
[くるり見回すも、生温く緩い風と静けさ]
[木々を揺らし石を砕いたその音に夜斗は一瞬頭を上げ、...も思わず顔を歪め。
どうやら苦手な波長を前触れなく聞いたからか]
あ、あぁ、すごいな、確かに笛は吹くだけとはいうけども…こんな…。
[気がつけば周りにいる万次郎に軽く会釈をし]
僕は司棋といいますよ。えっと…蘇芳…さん?
[苛立たしいのか憎らしいのか]
[眉を顰め、ぼそり、と呟く。]
──あならうがはし。
……煩い煩い煩い。
──疾く去ね。
直ぐに立ち去れ。
[他の者と問われても、カルメ焼きと冷やし飴を買った夜店の店主はいずれも人だったので
誰にも、といって頭を振る。]
そういえば、青鬼殿か?あの御仁が混じり物が何とか言っていたけれど
……人もこの中に?
まあ、今宵は酒宴もある。
蘇芳が立ち寄るのなら、
他の者の名を問う事くらいは出来ようさ。
我は、しばし下を見てくる故…。
また酒宴にて相見えようぞ。
櫻闇…。
[ぽつと虚空に呟く単語。そのまま緋色の少女に背を向けて
夜店の賑わいの方向へ*姿を消した*]
――皆まだ泉におるのよな?
常葉の少女に泉を貸した手前、そちらへは行けんのだが。
境内も静かで素晴らしいが――少し人と混じりたい。
[中てられたのは中の人?]
[元よりとても人が好き――。]
[万次郎の後姿に軽く手を振ると、司棋と名乗った金銀妖瞳の青年とその連れの犬に]
そういえば、ちょっと驚かせすぎたようだね。悪かったよ。
[ふふっと笑うと]
音と風はまぁ同じようなものなんだろうさ。起こる筈のない石の中に風を起こす。
無理な事をさせたからああなっちまったのさ。
[と、問われたわけでもないのに、種明かしをした。]
[神域に群がる有象無象の怪を]
[見ておらぬのに観ている目で睨みつつ]
[そぞろ歩く。]
[交わされる声も耳には届かず]
[しかれども聴こえてはいる。]
皆去んで仕舞えば良いものを……。
[ぞろり、ぞろり。]
[はらり、はらり。]
[蘇芳の言葉にやんわりと笑いかけ]
いや、こちらこそ悪かったね。
その笛、ちゃんと演奏すれば普通の音も出るんでしょう?
是非今日の宴会で聞かせては頂けないだろうか?
先程の彼も言っていたとおり、夜には皆集まりますよ。
[笛で風を起すと聞き]
風…成程。ではその風に乗れば僕の犬…夜斗ももっと早く飛べるだろうか
[夜斗の頭を撫ぜながら]
*/笛の音のイメージは、昔懐かし「横溝正史シリーズ(T&U)」のオープニングです。思いっきり世代がばれてしまうなー(苦笑)/*
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