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[少女はリックがこっそりと歩き出すのに首を傾げる。
リックの意識が向いている相手が誰だか気付き、少し怯む。
能力からの苦手意識と学園長室で怒らせてしまったかもしれないという意識が、更にその後を追うことを躊躇わせる]
[おろ、と視線を巡らせれば、遠くにメイとラッセルの姿。
歩いても大丈夫なのだろうかと――特にメイに対して――思った]
なんでだろーなー……?誰が、何のためにあんな部屋を作ったんだろ?ニンゲンを閉じ込めるためなのかな?
[リックもウェンディ同様に首を傾げる。]
だけど、父さん達にはさすがに聞けないよなぁ……。こんなことやろうとしてるなんてバレたら、教えてもらえる前にしこたま怒られる……。
[ローズマリーの店の壁際で、こっそり。]
うわわっ!……なんかハーヴェイさん怒られてる……。あのハーヴェイさんが言い訳すらしないなんて……おおごとだ。
[普段お前はハーヴェイをどういう人間と思ってるんだ?……というツッコミはともかく。]
うーん。大人って奥が深くて大変だ。
[何故か「封術、封術」とか言いながらじーっと店の中を覗いている。]
[食事を終えると、昨日の分何か働け。と言われたのでへ〜いと。応じる。そしてぶつぶつと呟くと左目が虚ろいでいく。すると手の平に水滴が浮かびあがり。それを下に向け落とすと、落ちた水滴は床に波紋のように広がって行き……床は。一新された。などということはないがどこも十分に綺麗というほど磨かれた状態へと変貌する]
これでいいか?
[というと、ローズマリーは唖然とした表情を浮かべていたが、少しして文句を言い出す。どうやらもっと早くそれだせ。とのこと。]
ちょっと理不尽だろおいっ。
わかんない、何でだろう。
ニンゲンが造ったとは思えないしー…
[うーん、と唸って今度は逆方向にこてり]
…うん、お父さんたちには絶対聞けない。
お父さんたちには内緒な話も、すぐバレちゃうもん。
頑張って内緒にしないと。
[やはり彼女はこうでなくちゃいけないなぁ。と、心でごちて、先を駆けるメイに微笑んだ。
遠くに見えるウェンディに、手を振りながら、メイにしたのと同じ南国の珍しいお菓子について話してあげようかと思った]
……うん。
頑張って内緒にして、それでオレらだけでしっかりやって。
オレとウェンディだけでもこんなに頑張れるんだぞっていう所、父さんと母さんに見せてやろうな!
[まだ壁際にこびりついている。]
うわーーー!なんだあれ!?
すっげーーーーー!!
何もしなくてピカピカだっ!!
[ハーヴェイの手から零れ落ちた魔法の一滴の威力に、ただただ驚いている。]
っはー……。あんなことできるんだハーヴェイさん……
ん?なんで怒られてんだろ?
[リックは壁際で首を傾げた。]
[心配していたよりもメイの歩みはしっかりしていて。
大丈夫なんだ、とほっと安心する]
[ラッセルが少女に向けて振る手に気付けば、ぱたた、といつものように駆け寄って。
珍しいお菓子の話を聞けば*目を輝かせて聞き入るだろう*]
……あ〜ん?
[文句を理不尽に思いながらも聞き流して時間をつぶしていると、二人以外現在誰もいなかったはずの店に何か気配があることに気づき、そちらに目を向けると…リックと目が合った]
・・・・・・・・・・・・・・・
[――はらはらはら、名も知れぬ学園庭の木から葉が落ちて根元で野宿するマンジローの頬を撫でた。
そっと目を開ける]
……寒ッ。
[頭上から一緒に零れてきた小さな赤い実が髪にささったまま、身を縮こまらせて寝返りをうつ。
――寒いと言うたか、万次郎。
瞑った目の奥で、ふいに祖父の声が聞こえた。
もう枯れ木のようになった腕で、幼い自分に木刀を差し出し微笑む。
記憶の中で、既に床から起き上がるのにも苦労する祖父は、だが声だけは矍鑠としている。
その声が好きだった]
[ハーヴェイの気配に気付き、「バレたー!」と言わんばかりに口をパクパク。]
あ………………………
オハヨウゴザイマス。
キョウノテンキハクモリノチハレデス。
[頬には汗がたらーり……]
[――体を動かせば良い。
面倒だ面倒だと身を縮こませておったままでは、体も凍えようものよ。
さあ体を動かし、鍛錬するがいい。温かくなるぞ。
何も師は父や兄達のみにあらず。
呆れて今日はもう相手にせぬと言うなら、自然を師とするがいい。
習う気さえあれば、全てものはお前を導いてくれる。
なあにお前も儂の孫じゃぞ。
鍛錬を怠らねば、お前も強くなれる。
強くなれるとも、万次郎――]
うーん…。
[寝返りをうった頬にまたはらり、葉が落ちる]
…わかりました。わかりましたよ。
[ため息でもつくように呟くと、起きざまに太い木の幹を殴った。ばらばらと落ちてくる、小さな赤い実。
すいと目を細め、意識を集中させるべく努めると、それがスローモーションがかってゆっくり落ちて見える]
避けてやる…全部。
[一つ目は鼻先を掠めていった。二つ目は耳の傍を。
三つ目は木刀を持った右腕をひいて避ける。
四つ目は左肩。後方に身を捻り逸らせた。
五つ目――襟足から背中に入り込む]
わちゃっっ
[――いや、脱いで取っている暇はない。
ひらひらと舞い落ちてくる葉。
実は避けた。では次は?]
…攻撃。地に落ちる前に真っ二つ!
[…ああ楽しい!
それはこちらに向かって攻撃してくることも、当たったとて何て事はない、痛みをもたらさないものだからかもしれないけれど]
一枚が二枚に!二枚が四枚に…三枚が六枚にだっ
…ははは!
[紙幣もこうだったらなぁと、舞い落ちる葉の間を軽やかに駆け、片手で持った木刀で舞うように裂くマンジローは踊りを楽しむ少年のよう]
はい、最後の一…
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