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[何がなんだか分からないまま、ただウェンディの身を案じてリックは走る。]
(ヤバイ……あの時のラッセル兄ちゃんの目……!フツーの時なら冷静な判断ができるかもしんないけれど、メイ姉ちゃんが人狼にさらわれてからは何かが違う……!)
(このままじゃ、ウェンディが危ないかもしれない……早く……早く……!)
[焦るリックは、窓枠に足を掛けて、一本の糸を射出する。]
ウェンディぃぃぃぃっ!!
[ターザンロープのように糸を木に絡ませ、ラッセルが指定した修練所へと飛んだ。]
[...は、ひとまずラッセルが無事だったので安堵のため息をついた]
あと……、確かラッセル、マンジローは人間だって言ってたよね……。
あとで謝らなきゃ……。
[苦痛の声が異次元に響く。
その中でたった一人で座り込む『彼』は顔を上げた]
〔…リック?…そうか、ごめんな。
できるだけ君たちには『痛み』を伝えないようにしたんだけど。
……さすがにあれは誤魔化し切れなかったか〕
[『彼』から『痛み』は漸く引いて。
穴の傍から『彼』の人形が生み出される。
不可視の其れはリックの肩へと舞い降りて]
〔大丈夫かい、リック?
…君には無理をさせてしまっているね〕
[そっとエナジーを注ぎ、苦痛を和らげようとする]
なにもしない? できない……?
[ウェンディの呟きに、ラッセルは後を追うこともせずに、立ち尽くしていた]
何故しない? 何故できない?
……それが今回村を解散させるという穏便な方法をとった原因か?
[確証はなかったが、昨日の反響波と今の言動で、ラッセルはウェンディを人狼と認定した]
殺す殺さないは後回しだ。
どちらにしても、話は聞く。そのために、捕まえる
[負の感情は拭い去れない。だが、僅かながらに、理性が暴走を止めていた]。
そして、グレンの問いかけに一度だけ視線を送ると……]
すまない。後で話す!
[ウェンディが消えて数秒後、彼女を追いかけて森へと追撃を開始した]
……
[裏の森の奥地へといきつつ(ラッセルのいる修練場とは別方面から)]
そういえば、ウェンディとラッセル…話はどうついたんだろうか。
ま、なんかあってもリックやグレンあたりがどうにかするだろ。多分
[...はどんな状況かは知らない]
[リックの肩の上に、温かくて優しい気配が触れる。]
ナサニエルさん………?
あ、ありがとう……。
オレ……魔法力が弱いから、いつもあの『扉』が攻撃されるたびに、こんなに苦しんじゃってさ……
……なさけないよ。ウェンディみたいに、魔法使えて……強く、なりたい。
[闇雲に森を駆け抜ける。
唐突に開けた木々、広がる水]
[その畔で少女はがくんと座り込んだ]
…っい、…ああああああっ!!!
[地下の扉、張り巡らされた結界。
その境に存在する扉に向けられた攻撃は『痛み』と成って]
[『痛み』が伝わるのが遅れたのは、ラッセルと対峙していたときの緊張の所為だったのだろうか]
[リックは地面に軽やかに着地した。その寸前にラッセルは何処かへと走り抜けてゆき、グレンはその場で立ち尽くしていた。]
グレンさん……何があったの……?
ねえ。ウェンディは?ラッセル兄ちゃんは?どこ行ったの!?
[ウェンディとラッセルの去った方向へ行こうかと一歩踏み出す。
パキパキと先ほど彼が破壊した窓ガラスの破片が音をたてる。
見ると、周囲は散らばったガラス片が
陽の光を反射してきらきらと輝いていた]
…片付けよう。
[結局思考と探求を放棄して瑣末なことに逃避するのだった]
[湖畔がもうすぐだ。というところまで来て気づく]
……声??
[珍しい、先客か、と思ったのもつかの間]
なんだよ。あの悲痛めいた声
[幾分駆け足で、向かうと、そこには見慣れた湖畔と、この場では見慣れていないが、つい最近見慣れるようになった少女が一名]
ウェンディ……??どしたんだ
え?
[鈍化した彼の思考は唐突に目の前に現れた少年を
一瞬、先ほど泣きながら走り去った少女と見間違える]
あ…リックか。
ウェンディとラッセルは…
俺もよくわからない。
ただ俺が見たことだけを話すぞ。
…まず、俺が見たのは地面を転がってるラッセルと
その、丁度今リックがいる所に立ってたウェンディだ。
…もしかしたらと思ってあそこから飛び降りたんだけど
着地するまでの間にウェンディが泣きながら
ものすごいスピードであっちの方に走って行ったんだ。
[森のほうを指で指し示す]
ラッセルはウェンディを追いかけて行ったよ。
[ゆるりと『彼』は首を横に振る]
〔そんなことはない。君には強い力があるよ。
ただ、少し扱い方に慣れていないだけだ〕
[それに、と更に付け足す]
〔情けないのは俺の方だ。
自分の結界で君たちの『声』が聞こえないからと、
君たちに少し同調して…
その所為で君たちに『痛み』が伝わってしまっている〕
《中》
そういえば、なのですが。
物語国って墓下行くと赤が見えなくなるんですよね…
だから協力して云々ができないことに気付きました(今更)
私が先に行くようならば、ナサニエルを思い切り使って襲撃しちゃってください(こら)
[先程の悲痛な声、ここにいるのはウェンディ一人、誰があの声を上げたかは明白だ。なんでこんな場所に?ラッセルに呼ばれたのでは?とは一瞬思ったが、それは置いておいて、近寄った。軽く見たところこれといった外傷は見当たらない…が、そういえばラッセルの武器は音波で攻撃するものだった…と。もう一度聞いた。]
どうした。何かあったのか。こんなところにいるなんて珍しいが。
[いくら学園裏の森といえど、その中は濃い。一応軽い足音を頼りに進んでいくが、それが正しいか判断がつかない]
くそ!
[だが、その歩みは、間違いなくウェンディを追撃していた]
[『痛み』は強く、一度で済んだとはいえ後を引いた。
涙は収まることはなく、一層溢れるようになり]
[近付く足音にびくりと肩が震える。
向けた瞳にはハーヴェイの姿が映った]
[ハーヴェイの問いに、ふる、と首を横に振る]
…だいじょぶ…何でもない…
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