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墓守 ユージーン は おおかみ になれるよう、天に祈った。
[音無く黒い霧に包まれ、集まる人影否異形達の輪からは少し離れた場所に現れる]
火影、垂氷…奇妙な眺めよな?
人影が一つも無いというのに、この喧噪。
我も加わるべきか否か、どう考える?
[柄に手を置いて双刀に語りかける。答えは出たのか黒い霧から抜け出して、名残を纏ったままその一団へと近づいて]
[狩らん殺...カランコロ...狩らんコロ...]
宵の宴か?
まあ、俺は遠まわしなのは好きじゃねぇんでな。
[常盤色がそうしたように、
緋色の男が近づいて行く。
耳元にそっと口寄せて、
低い声で囁いた。
「真理」
それはそれは小さな声で、
女の耳にしか届かないだろう。]
……どうだい?
[ついと離れて笑って見せる。
再び杯呑み干した。]
ふむ――思いつく前に会うてしもうたか。
[常葉の少女に注がれた酒]
[クイ、と飲み干し口元に当てた袖。]
縁こそが、唯一不可思議なものなのやもしれぬ――。
[藍の男へ向けた紅は矢張り愉しそうに。]
[遥月の名の字を聞き、また眼を細めて]
ご自身はその月へ赴いてみたいと思われたことは?
遥かなものに憧れを持たぬものなどいませんでしょうに。
そのお名前、お似合いですよ
[慣れないながらもつい杯重ね
眼のふちはほんのりと朱に染まり]
青司様ですか…。どうも。
どうにも賑やかにあいなりましたよ。
[常葉の髪に、肩を竦めて手をひらり]
お前さんも昨夜ぶりか。
物欲しそうな目をしても今日は林檎飴は持っておらぬぞ。
[顎をひと撫で、静かに頷きひとりごちる]
柳輪の呪いでも効いておるのかのう。
おや、茄子色の兄さん今晩は。
昨日はご馳走さンと繰り返しておくヨゥ。
今宵も佳い宵、酒も旨い。
さァさ、一献空けと呉れヨゥ。
[青司の杯に瓢箪傾け] [続く気配にすぃと顔向け] [万次郎に笑む]
兄さんも今晩はかえ?
随分と人が増えてきたネェ。
兄さんも一献如何かえ?
[チャプリ] [瓢箪掲げ] [小首傾げ]
かっかっか。
縁ほど不可思議なものはないときたか。
人の成りから戻れぬのもひとつの縁か。
[紅の瞳に頷き、赤い髪の青年の顔色にからりと笑う]
なんだなんだ。酒に飲まれるとはわっぱのようだ。
しっかり致せよ司棋。夜斗に咥えてもらって歩くようになってしまうぞ。
ふぅむ…先の香の君といい、紅の君といい…随分と賑やかだ。
悪いことではないが、あまり集まりを持つのはどうだろうな?
彼奴らに目をつけられでもしたら、我が堪らぬ。
……あぁ、今晩は。常磐の君。
お言葉に甘え、一献頂くとしよう。
すすめは受けねば失礼にあたるゆえな。
[懐から取り出すはふちの欠けた杯。
小首を傾げる真理に杯を差し出し]
ただ…、あまり羽目を外すでないぞ?
彼奴らは我らのことをよく思っておらぬ。
[寄せられる] [喰児の顔]
[震えるは] [鼓膜か] [睫毛か]
[薔薇色の唇] [音も無く]
[溜息零し] [瞬いて] [ニィと笑み]
みんなの前で喚ぶ新しい名を貰いたかったのサァ。
とてもとても素敵だったからもう好いヨゥ。
[名を問う遥月] [向き直り]
「常盤の君」でも「其れ」でも「お前」でも好きに呼んど呉れ。
アタシァ名乗る程の名はもう持ち合わせが無くってネェ。
兄さん姐さんから貰った名の分は其の内何かで返すヨゥ。
[司棋の言葉に、ふと微笑む。]
お褒め頂き、有り難うございます。
そうですねぇ……月、月。
参ってみたいと思うより、遠くに在りて眺めるのが好いかと。
人間(ひと)の色に導かれ、それを識る瞬間に地上から眺める月の色を……わたくしは好みます故。
[近付いてくる、蒼と闇の気配。]
……おやおや。益々賑やかな……
[片膝立てて頬杖ついて、
立ち寄る面々見渡した]
万次郎、それに青司。へぇ。
万次郎ってのかい?
そう謂うなや、
楽しめるときに楽しんどかなきゃってな。
万次郎様もまたお会いできて嬉しいですよ。
やはり皆、嗜めるのですねぇ…。
お付き合いできるよう努力はいたしますが。
[青司よりまた子供扱いされ]
皆様方も最初から慣れていた訳ではありませんでしょうに。
何ゆえにこうも子供子供と。
たまには悪くなかろうて。
常なら静かにただ在る身ゆえ――。
[呆れ顔の男にも他となんら変わらぬ笑みを向け。
藍へと首を傾げれば]
先刻もらった蝶は水へと還した――。
礼をせねばなるまいが、今をもっても思いつかなんだ。
茄子色とはまったくどうして。
あれはもう少し紫を帯びているだろうに。
昨日はお粗末様でしたとでも返しておこうかの。
まあ良い良い、酒でひとつ不問いにするか。
おおっと、あまり並々注いで零してくれるなよ。
[赤い杯に満たされる酒。
そっと杯を傾けてから、紅の大男をちらと見る]
なぁに、知り合いと言うほど知ってはおらぬ。
少々縁があっただけだ。
夜斗に咥えてかぃ、
それりゃぁいいねえ。
[はははと笑って青司に頷き]
そうならねえように
程ほど鍛えて行かなきゃなぁ。
なぁ、夜斗。
[赤い髪の少年と、
其の使い魔に笑う笑う。]
流石、兄さんは話が判るネェ。
[トプリ] [トクトク] [トトト] [欠けた杯満たし]
[万次郎の顔見上げ] [ゆるり小首を傾げ] [瞬いて]
彼奴等ってェのは、何処のどいつかえ?
アタシァ人様に如何思われ様と構わないが、兄さん達まで悪く思う奴等なんて…嗚呼、この形で五月蝿く謂う奴等かえ?
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