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汝れと見えるのはお初かの?
そこな赤毛の男も――
確かに、確かに。
いつも静かな境内とは思えぬな。
[くすり][くすくす]
[瞳の紅は] [愉しそう]
されど――不可思議なこともあるまいに。
今は祭の時期ゆえに。
其いつァ失礼したネェ。
アタシァ女だからか嘘が巧いのさァ。
[コロコロリ] [軽やかな笑い声] [喰児の杯に瓢箪から酒注いで]
本当に名乗るなんざァ、随分と律儀だネェ。
クイ、喰児、喰い、くい。
名前なんざァ何だってアタシはアタシだけどネェ。
呼んで呉れるンなら其れも好い。
アタシの名は―――
[そぅと] [喰児の耳元] [寄せる] [薔薇色の唇]
[真理と囁く声小さく] [他の者の耳には届かぬか]
[弧を描く碧] [白い指は口許へ] [秘め事の合図]
喰児の好きな名で呼んでお呉れヨゥ。
[白水から受け取った水の結晶。
それを写す...の瞳、
蒼は更に鮮やかさを増し
黒はいよいよ深く]
…綺麗ですね。ありがとうございます。
その華も、ぜひ大事にしてあげてください。
[にっこりと嬉しそうに]
[喰児の問いかけに、ダルそうに頭を上げる夜斗は
肯定したそうに頭を擦り付ける]
…夜斗、そこで頷くンじゃないよ…。
[一睨み。夜斗はそ知らぬ顔してまた眠りへ]
[白水と名乗る女に紅色を帯びた視線を送り、三つ指をついて姿勢を変え向き直る。]
ええ。お初にお目に掛かります。
わたくしの名は、遥月。
……そうなのですよね。
わたくし、今日が祭だということをすっかり失念しておりまして。お恥ずかしゅうございます。
[喰児、遥月――刻み込むように]
[聴こえた名前を他と同じように小さく繰り返す]
悪いな。
禊の直後とあっては、さしもの妾とて控えてしまう。
[喰児に返したいたづらな答え]
[暗に普段は酒好きだと言っているようなもので。]
これで知らぬは汝れの通り名だけかの?
[常盤の少女に視線を向けて]
[されど問うたわけでもなく]
恩義なんてたいしたもんじゃねぇけどな。
まぁ貰えるもんは受けとくさ。
[頷き耳に届いた言葉
唇のみで反芻し]
了解、アンタの名前覚えたぜ。
罪だといった月と同じ名か。
それこそ、お仲間って所かもな?
[からかうようにまた謂った。]
[2人の名前を交互に呟き]
揺月…どのような文字を?また奥ゆかしい響きで。
[またいつの間にか注がれていた酒の杯、
少しだけ口をつけながら]
[喰児の言葉に振り向き、ゆっくりと微笑んだ。]
いいえ。わたくしの名に「月」の一字が在るのは偶然の成せる業。さる方から戴いた名を、未練がましく棄てられず名乗っているだけでございます。
「月」の一字を戴けたのは、至極光栄ではございますけれど、……ね。
[そっと喰児から視線を外し、祭囃子が響く虚空を見つめる。]
[振り返る白水] [ころころ笑い]
[掲げた瓢箪] [薔薇色の唇に寄せ]
勧められた酒くらいは呑んだって罰ァ当たらないのにネェ。
華は司棋の兄さんで、蝶は青…藍の鮮やかな茄子の兄さんだえ?
[遥月の名乗る声] [長い睫毛を瞬かせ] [酒を一口]
嘘かい、
まぁ綺麗なアンタに騙されんのも
また面白ぇかもしれねぇな?
[片目を細めて常盤を見つめ。
近づく顔に首傾けて、
耳に口寄せ囁かれるのは秘密の名前]
綺麗な名じゃないか。
……呼ばせてもらうぜ。
[ふっと笑って頷いた]
[司棋に頷けばゆるく微笑み]
――大事にしよう。
[白に咲いた黒い華]
[また一撫でし、感触に僅か目を伏せ穏やかに]
祭だと気付かなんだということは――
汝れが此処に居るのもまた、別な縁ということか。
結構結構――。
[遥月の様子に目を細め]
[まだあどけなさが残る赤い髪の青年の言葉に、ふと笑みを零す。]
はるかなる…月。
遠い遠い空に浮かぶ、金色の光……
何をもって、かの方はわたくしにこの名を与えたのか……。今はもう、問うことすらままなりません。
わたくしは、夜に誘われ蠢く妖(あやかし)……。それ以上でも、以下でもありませんのに。
[遥月は、ふっと静かに溜息をついた。]
[白水] [遥月] [双方の眼差し] [受けて浮かぶ] [笑み艶やか]
名乗る程の名は無いヨゥ。
アタシの呼び名なら、今から喰児がつけて呉れるさァ。
[笑み頷く喰児] [小首を傾げ]
[強請る名] [呼び名] [名の御代]
安心おしヨゥ。
アタシが騙すは今以外、今此の時の酒の味に嘘は無いさァ。
喰児はアタシを何と呼んでお呉れかえ?
[常盤の少女に]
[水に溶けた黒き蝶と]
[蝶を呉れた藍の男を思い出し]
そう――青司に返すものを考えている最中じゃった。
司棋からは華をもらった。ゆえに水を返した。
蝶に返すは――華かのう?
[愉しそうに呟いて]
ならば一杯だけ、いただこうか。
[誘惑に負けてか最初から罰など信じていないのか]
[くすり][くすくす] [常盤に向ける愉しそうな紅。]
[気を取り直したように視線を上げ、常盤色の女を見やる。]
ああ……そう、そう。
そちらのお姉さんの御名を…まだ知らぬのですが…。
分からぬまま、貴女を「常盤の君」とでもお呼び致しましょうか……。
禊かい、そいつぁしゃぁねえか?
気にせず呑んじまえばいいのによ。
[ははっと笑って杯を手に、
小さな水面に映るは虧月]
偶然か、それは風流な偶然だ。
縁ってヤツを感じるね。
白水が謂っていたそれだがな。
月は良いぜ、
盈ちては虧けてまた戻る。
嗚呼、良い、好いネェ。
白水の姐さんも話が判る。
さァさ、一献呑むと好いヨゥ。
[コロコロ笑い] [瓢箪傾け] [酒注いで]
[届く下駄の音] [振り向いて] [月仰ぐ青司見止め]
噂をすればなんとやらかネェ。
[賑わい集う人の形]
[下駄を鳴らしてカラコロ歩み寄る]
かっかっか、今宵も良い日だ。御機嫌よう。
月見酒とは趣深い。己もひとつ貰おうか。
[見知った顔に、ゆるく笑む]
縁は異なもの味なもの、また逢うたな、白に司棋。
墓守 ユージーン がきたらしいよ(12人目……だったかなあ?)。
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