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同族喰いは趣味じゃねぇよ。
お好みならやらんでもないがな。
[冗談めかして謂った後
咽る様子に眼を見張る]
おいおい兄ちゃん大丈夫かよ。
まぁ慣れないならしゃーねぇか。
[からから笑って自らも
杯を手に呷って干して]
酒と人数集まってェ、酒盛りせぬ道理が無いネェ。
[夜斗の顔あげる気配] [遊螺り] [立ち上がる]
[手に持つ瓢箪] [栓抜いて] [クィと一口] [喉へ]
[コロコロコロリ] [軽やかな笑い声] [紅い男へ]
褒めるはアタシじゃ無くて其処在る司棋の兄さんの術かえ?
どうせならアタシを褒めてお呉れヨゥ。
[碧はすぃと現われたる男へ] [仕草にか] [言葉にか]
[碧は弧を描き] [薔薇色の唇] [ニィと吊り上がるか]
厭だヨゥ、兄さん。
御月さんを罪作りにしてるなァ、兄さんじゃないかえ?
[酒に咽てからかわれ。
夜斗も呆れたように...を見上げ。
涙目を隠せずにとも反論だけは]
な、慣れれば大丈夫…。
今はこれだけで…。
[飲む度に眉を顰めながらも何とか一杯]
[常盤色の女に、ふっと視線を流す。]
いいえ……。
月が無ければ、わたくしも貴女もこの夜をどう過ごしていたでしょう……?
美しくも罪深き月に心惹かれた故に、わたくし達は偶然出逢った。……それで良いではございませんか。
[互い違いの眼] [潤むのを覗き] [長い睫毛瞬く]
[少年見詰め] [伸ばす白の手] [赤の髪そぅと梳こうと]
酒は無理して呑むもンじゃ無いヨゥ。
桜の咲き乱れる頃にはきっと酒も旨いさァ。
―――酒なくてなんの己が桜かなってネェ。
はてさて、
男か女かはどうでもいいか。
月の光に罪を問う前にまぁアンタも一杯どうだい。
[結城紬のあやかしに
杯傾けその後に、常盤色の女が強請る]
ああ、ああこりゃ悪かった。
綺麗だぜ、常盤の姉さん?
ってのも味気ないやな。
この酒の席に免じて名前教えちゃくれねぇかい。
[右手で掲げる杯に、
女と華を映しながら。]
[ひらり][はらり]
[藍の男に描かれた] [黒い蝶は傍に有り]
何れ消える身であるならば――清い処へ行くが良い。
[浮き出る水玉] [やんわり蝶を包み込み]
[揺れる水晶 其の中で] [儚く消える黒き蝶]
汝れも何れは消えるのかえ?
[華に手を添え一撫でし、まだ在ることに薄く笑む。]
華を呉れた少年は――確か司棋と言うておったか。
[くすり][くすくす]
[カラリコロリと歩き出す]
おうおう頑張ったな。
まぁ慣れりゃ旨く感じらぁ。
[涙目、咳き込む少年の
頭をぽんと撫でてやる]
桜が咲くまでにちぃとずつ呑みゃぁな。
[常盤色を流し見た]
[髪と気配に深い赤を纏った男から盃を受け、微かに唇を緩める。]
……ふふ。
御酒、いただきましょう……
[両手で受けた盃を紅色の唇につけ、そっと傾ける。透明な液が唇から舌を通り、喉の入口から身体の奥へ、ゆっくりと降りてゆく。]
ふぅ。美味しゅうございます……
[先ほどまで温かな肌をなぞっていた舌の上に、冷えた液の心地を馴染ませる。]
[遥月の言葉] [聴けば一拍] [間を置いて] [コロコロリ]
兄さんがそう言うンなら兄さんにはそうなんだろうネェ。
アタシにとっちゃ御月さんは其処に在るだけ照らすだけ。
綺麗なだけで罪も無ければ功も無いと言うお話さァ。
[強請れば零れる] [褒め言葉] [喰児にニィと笑み]
有難う、兄さんも素敵だヨゥ。
なんて…アタシァ社交辞令は欲しく無い贅沢者さァ。
[チャプリ] [傾ける瓢箪] [白い喉揺れ]
[向き直り] [白い指] [薔薇色の唇拭う]
名前かえ?
呪(しゅ)を欲しがるは人も異形も変わらぬかァ。
でも兄さん、名を尋ねる時は自ら名乗るが呪を求める人の礼儀。
人と同じく呪を求めるンなら兄さんの名も教えて呉れるかえ?
[白い手に髪を梳かれ、一瞬反応を示したけども
ゆっくり眼を閉じてそれに応え。
夜斗は酒に当てられたのか、...の傍らで眠りに落ち]
慣れるのにも時間は必要でしょうか…。
ならもう少しでも頂きたく。
桜の時まで間もないでしょうし…。
折角お会いできた故、早く慣れたく思います…。
[大きな手でも撫でられて少し溜息を]
子供でもあるまいに…。
また――増えておるな。
[見知った顔のいくつかと、賑わう集まりに徐々に近づき首傾げ]
[赤毛の少年に視線を合わせばゆらりゆらりと傍へ寄り]
汝れを探しておった。
――何ぞあったか?
[瞳に浮かぶ水玉に]
[酌み交わされる杯に]
今宵もどうやら賑やかじゃ。
[ふとあの白い少女と視線が絡み]
これは…白水様…またお会いできましたね。
嬉しいことです。
[何かあったか問われると]
いやなに、「酒」というものを少し頂戴しておりました。
慣れぬものゆえ、少し見苦しいことを。失礼。
僕を捜してたとは…何か御用でも?
[さらり] [梳く髪] [赤の髪] [白い指先絡め取り]
[ゆるり] [解いて] [頬なぞり] [白い手離し頷いて]
酒は呑んでも呑まれるなってネェ。
林檎飴も初めてなら酒も初めてならゆっくり覚えると好いヨゥ。
焦らずも桜はまた来年もそン次も巡って咲くさァ。
[増える気配] [振り返り] [白水の姿] [一つ笑み]
[チャプリ] [掲げる] [瓢箪は揺れ] [小首傾げる]
白水の姐さん今宵は随分と綺麗に飾っておいでだネェ。
何なら白水姐さんも一献如何かえ?
[黒を纏う女が、こちらに近付いて来る。]
………おや。
これはまた、美しくも儚く揺らめく色がひとつ。
今宵は妙な夜ですねぇ……。いつも静かなこの境内とは、空気の揺れ方が違いましょう……
[盃をそっと降ろし、女に微笑む。]
社交辞令なんて器用な真似
俺には出来ねぇよ。
[肩竦めてもう一杯]
名がなきゃ不便なもんさ。
偽名でも何でも呼名があるとないとじゃぁ違う。
ま、礼儀を欠いちゃなんねぇな。
俺は喰児。
クイだろうが喰児だろうが好きに呼びな。
真名かどうかは想像に任せとくぜ。
[くすり][くすくす]
[口元に袖を当てて、愉しそうに光る紅。]
――いやなに、華の礼にと手土産を。
[取り出だしたる水の珠。
――珠の中には揺ら揺ら流るる清い光。]
詰まらぬものだが、妾はこれを眺むるのが好きじゃ。
ゆえに、汝れにも此れを与えよう。
泉に湧き出でた清き水――穢れなき清き結晶じゃ。
[常盤の少女に振り向いて]
酒は妾も嗜むが――今宵はちぃと止しておこう。
華は司棋が、妾にくれた。
ほぉ、アンタいけるクチだね。
いいねぇ。
[にっと唇歪めると
結城紬に杯掲げ]
まぁそう謂うなって。
ぱっと見じゃアンタの方が子供に見えら。
夜斗もそう思わねぇかい?
[傍に傅く使い魔に
冗談めかして問いかけた]
酒の匂いに惹かれたかい?
こりゃあ華も蝶もかくやってとこだなぁ。
熟れた林檎みたいに綺麗な色だな。
雪に椿、
そんなところか。
白水ってぇんだな、アンタは。
呑むかい?
[半ばそれは挨拶代わり。
常盤の女に断りいれる言葉を聞いて肩竦め]
つれねぇこった。
[相変らずの調子で笑う。]
喰児……さん、と申されますか。
[傍らにいる大男についと視線をやる。]
(……ああ。それ故に気配に「深い赤」を……。成る程、名は体をよく表したものですねぇ……)
貴方様から名乗られたのなら、わたくしも名乗らねば、盃を受けた恩義を返せますまい。
わたくしの名は……遥月。
「遥」かなる「月」と書いて、「はづき」と申します。
以後御見知り置きのほどを。
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