>>1091
[窓を開け放ち深呼吸する様子が目に映れば、ネリーもまたソフィーと同じ女性であることを思い出して、少しは心配する気持ちも生まれかけていたのに]
――馬鹿だぁ!?
[気分の昂ぶりが収まっておらず、思わず声を荒げる]
いきなり馬鹿とは何だ。
馬鹿つった方が馬鹿なんだよ、馬鹿!
[ぎろりとネリーに向き直った所に、続けられた言葉]
…は、ソフィ先が気絶したのが…半分近く俺のせい?
なに言ってんだよ…
[動揺で感情を鎮めたことになるかはわからないが、少なくとも勢いはそがれた]
な…なんで?
[だけども更に続けられたヒューバートを責めるネリー冷静な声の事は、ぶんぶん首を振りながら応援している]